共済の種類は?火災共済、生命共済、傷害共済……
共済は主に「火災共済」「生命共済」「傷害共済」「自動車共済」「年金共済」などに分類される。さらに「慶弔共済」「家畜共済」「畑作物共済」「果樹共済」などと各協同組合が独自に提供している共済もある。
共済を提供している協同組合などによって、カバー範囲は異なる。例えば農業協同組合が提供している共済は前述した火災共済、生命共済、傷害共済、自動車共済、年金共済のほか、子供の教育資金を準備することを目的としたこども共済、イベントや催しなどの最中の傷害や賠償責任事故に対して保障するイベント共済など、多岐にわたる。
一方で生活協同組合が提供している大学生協共済では、火災共済と生命共済には入ることができるが、傷害共済や自動車共済、年金共済などは取り扱いがない。交通共済協同組合が提供する共済は、原則的には自動車共済のみが取り扱われている。このように協同組合などが提供する共済によって、共済内容が異なってくることを覚えておきたい。
文・岡本一道(金融・経済ジャーナリスト)
【関連記事】
・ネット証券は情報の宝庫?日経新聞から四季報まですべて閲覧可!?(PR)
・40代で「がん保険」は必要か?
・40歳から効率的にお金を貯めるための6つのステップ
・共働きの妻が産休・育休中でも夫の「配偶者控除」を受けられる 意外と知らない節税法
・40代が知っておきたい保険の知識まとめ