株はなんだか難しそう、損をだして自分のお金が減ったらどうしようと思っている方ために、株式投資をゼロから学び、始めるにあたり知っておきたい7つのポイントを紹介する。
株初心者入門1:株とは?
そもそも株とは、企業が資金を調達するために発行するものだ。企業は投資家が株を買うことで、資金をもとに事業を拡大していく。
逆に投資家は、株を所有することで、企業に対しての権利を取得することができる。株を所有すれば所有するだけ、企業に対する権利も大きくなるのだ。もし、あなたがある企業の株を取得していれば、その企業のオーナーの一員になるということなのである。
借り入れや社債と違い、会社は株主から調達した資金を株主に返す必要はない。そのため、株主は他の投資家に株式を売ることで、会社に出資した金を回収する。このように、株式投資で利益を得るための基本は、買った株をより高い値段で売ることなのだ。
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株初心者入門2:株式投資で利益を得る方法
キャピタルゲイン(値上がり益)
株を購入して企業に対する権利を取得したのち、その企業が大きく成長すればその株の値段、つまり「株価」が上昇する。株価がさらに上昇する見込みがある場合、その株式を所有したいという投資家も多く現れてくる。
そこでもしあなたが株取引をしていればこのタイミングを見極めて売却すれば、株価が上昇した分だけの利益を手にすることができるという仕組みだ。この利益を「値上がり益(キャピタルゲイン)」と言い、株式投資を利用して得られる利益の一つである。
インカムゲイン
配当
会社が稼いだお金の一部を配当として、株主に配る会社もある。
所有する株の数量に合わせて年1回、2回ほど定期的に配当を配る会社が多い。
株主優待
サービスや商品を株主に対して支給する制度「株主優待」を提供する企業もある。飲食店を経営する企業なら食事券、遊園地を経営する企業なら入園券など、それぞれの優待を目当てに株を購入する人も多い。
株初心者入門3:株のリスク
値上がり益や配当金、株主優待など、株には多くのメリットがついてくるが、もちろんメリットがあればデメリットもあるものだ。
キャピタルロス
まず株は企業の業績だけでなく景気や災害など多くの要素に影響されるので、価値が下落すること。価値が下落すると配当金がなくなることもあり、実質的に株価も下降するのでその時点で手放す場合「キャピタルロス」つまり売却により損失を被ってしまうのだ。これを「値下がりリスク」という。
株価が下がるだけならまだしも、万一企業自体が倒産してしまった場合、株そのものも価値がなくなる、つまり0円になることもあるのだ。
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株初心者入門4:1万円から株は買える、ミニ株とは
株式は、銘柄によって取引の単位が決められていて、これを「単元株」という。多くの株式は、100株単位で取引している。この場合、一株3,000円の株式を買うのであれば、30万円が最低限必要となる。流石に最低30万円が必要となると、株初心者には手が出しづらいかもしれない。
だが実は、1万円以内で株を買える方法が存在する。その方法は「ミニ株」を利用することだ。「ミニ株」を利用すれば、1株単位で株式を購入出来る。
例えば、トヨタ自動車<7203>の株も8000円程度で、ソフトバンク<9984>の株も7000円程度(2015年3月31日現在)で買うことが出来る。株初心者はまずはミニ株から始めるのがよいだろう。
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では、約3200銘柄のミニ株を取り扱っており、手数料も約定代金の0.5%と非常に安いので利用するとよいだろう。
リスクが少なく始めやすい投資方法なので、資金準備やリスク不安で投資を諦めてしまった方ももう一度考えてみてはいかがだろうか。
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株初心者入門5:口座開設から購入(約定)までの流れ
では、実際に株式投資を始めるためにどんな準備をすればよいのか以下にその流れを示した。
株初心者入門6:株の買い方
具体的な株の買い方は上述の通りだが、問題はどのように「買い」の判断をするかだ。これから株価が上昇すると見極める方法について見てみよう。
独自のアンテナから察知する
この企業はこれから伸びそうだなどと、自分で予想してみる。最近話題に上る商品や店、なんとなく目にする機会が増えてきたモノなど見てみると、あなたは次に来るトレンドを敏感に察知することで株価が上昇する前に株を購入することができる。
専門家の意見から予想を立てる
それでも流行を読むことがうまくできないと言うあなたは、専門家の意見を参考にしてみよう。各証券会社では口座開設者へのサービスの一環として、独自の株式のトレンドの分析だけでなく、著名なアナリストやトレーダーの予想などを提供していることが多い。これらをしっかりと読み解くことで、期待の銘柄などを幅広い視点で分析することができる。
講演会や無料のセミナー、オンラインセミナーやコンテンツなど、各社多種多様なサービスを提供しているネット証券もある。大いに活用していこう。
証券会社のツールを使う
特に証券会社のツールを利用すれば、投資に必須の情報だけでなく日常的にも利用するとお得な情報を取得出来る。例えば、 楽天証券 のマーケットスピードを利用すれば、あなたは「日経テレコン(楽天証券版)」が利用できる。「日経テレコン(楽天証券版)」では、東証上場企業の7割以上が導入している信頼性の高いデータベースサービス「日経テレコン21」の中から、日本経済新聞や日経速報ニュースの閲覧、日経産業新聞、日経MJなどの閲覧(3日分)、また過去1年分の新聞記事検索などが利用できる。
このような証券会社のツールを利用して、投資判断に生かしていくとよいだろう。
楽天証券は、新規口座開設や対象の取引をすることで、キャッシュバックや最大21000ポイントが受け取れるキャンペーンを2018年8月31日まで行っている。
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株初心者入門7:株の売り方
では、あなたが株を売りたい時その時期の見極めはそうすれば良いのだろうか。売却の判断の方法と具体的な売却方法について見て行こう。
売却の判断方法
株価が上昇してくると、あなたは「もう少し保有すればもっと利益が得られるはず」と無駄に保有し続けてしまい、結局株価が下降して利益を得損なうことがあるかもしれない。購入のタイミングよりも売却のタイミングの方が難しい。
あなたが「もう少し保有しておこう」という曖昧な気持ちをもった時は、その気持ちを捨てるべきである。「○○円になったら」と具体的な価格を設定し、その価格になったらためらわずに売却するのが、ベストな方法なのだ。万が一設定した価格にならなくても、次の機会を狙えば良いため、ストレスの少ない売り方とも言える。
株の売り方
株を売りたい時は簡単な操作でできてしまう。株式を保有する証券口座にログインし、「売り注文」をすれば売却は完了してしまうのだ。すべて売却せずに一部だけ売却することもできるので、状況に合わせて判断しよう。
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