東京発のユニコーン企業創出を目指すピッチコンテスト「TOKYO VENTURE CHAMPIONSHIP 2019 東京ベンチャー企業選手権大会」が10月、11月に開催される。ファイナリストに選ばれた15社には東京都の「お墨付き」が与えられるのがコンテストの特徴で、GAFA(Google/Amazon/Facebook/Apple)に続くような世界的ITメガベンチャー企業、将来のユニコーン企業の誕生を目指す。

昨秋「ベンチャー支援」を打ち出した東京都

東京ベンチャー企業選手権大会
(画像=東京ユニコーンプロジェクト運営委員会提供)

東京都は現在、スタートアップ企業の支援を推進しており、昨年秋の施策方針演説で「ベンチャー支援」を打ち出している。コンテストは東京都が後援し、最優秀賞を受賞した企業には小池百合子都知事から「東京都知事賞」が、優秀賞には「産業労働局長賞」が授与される。ファイナリストに選ばれた15社にはユニコーンを模した特性バッジが授与される。

コンテストを主催するのは、有限会社ロッキングホースなどでつくる運営委員会。担当者は「『東京都のお墨付き』が得られる、またとない貴重な機会。予選を勝ち抜き、本選への出場が叶えば高いプロモーション効果も期待されます。時代を変えていきたいと思う多くの起業家の積極的なエントリーをお待ちしています」と話している。

エントリー期限は9月15日

現在、参加企業のエントリーを受け付けており、エントリー期限は9月15日(日)24時まで。「従業員2名以上」または「売上2000万円/年 ~ マザーズ上場」、既に世の中にソリューションを提供している企業であること(事業構想レベルは不可)、がエントリー条件となっている。

周囲からあらためて評価を得ることで自信がつくこともあるし、事業構想がさらに深まる可能性もある。「我こそは」と思う経営者はぜひエントリーしてみてはいかがだろう。

「東京ベンチャー企業選手権大会」イベント概要

■イベント内容

ベンチャー企業のピッチコンテストの実施
 一次予選(書類審査)
 二次予選(対面審査)
 本  選(ピッチコンテスト)

■選考スケジュール

一次予選(書類審査):2019年9月16日(月)以降
二次予選:2019年10月10日(木)、10月16日(水)
本  選:2019年11月22日(金)

■開催場所

二次予選:三井住友海上「グローバルデジタルハブ・東京」
※書類選考を通過した企業のみ参加できます。

本  選:セガサミーホールディングス「TUNNEL TOKYO」
※二次予選を通過した企業のみ参加できます。

■賞典

最優秀賞(1社):賞金(100万円)+賞品+都知事賞
優秀賞 (2社):賞金(30万円)+賞品+産業労働局長賞
入 賞 (12社):賞品
※最終選考当日、小池都知事にご来場いただき賞状の授与あり

■エントリー時提出書類

①会社概要
②経営デザインシート
 ※エントリー確認後、運営委員会よりシートをお送り致します。