ロボット業界
(画像=Getty Images)

Vanguard Digital Advisorは現在、最初の試験運用から拡大されたものに移行しており、現在のVanguard顧客だけでなく、Vanguard口座を開設したすべての人がサービスにアクセスできるようになる。最低3,000ドルの資産が必要だ。

投資家は資産3,000ドルとVanguard口座でロボットアドバイザーにアクセス可能

広報担当者によると、ロボアドバイザーの運用拡大は 「試行および学習開発プロセスの一部」だ。

同氏は、「今年中にすべての投資家がサービスを利用できるようにする前に、サービス機能・能力を拡張し、強化する際に、顧客からの意見を求める」 と述べた。ウェブサイトでは、次の3つの新機能が紹介されている。緊急事態への準備、負債の管理、余剰資金の管理(投資または負債返済)だ。

パンフレットに記載されているように、Vanguard Digital Advisorは、一律0.2%の全手数料で、4つの中核的なETF(上場投資信託)に顧客資産を投資する裁量権を持つ。最低資産3,000ドルは大半のデジタルアドバイザリーサービスより安く、すべてではないが多くのロボアドバイザーよりも安い。

デジタル・アドバイザーは、投資家の財務状況、投資選好、投資期間、リスク許容度、目標、現在の資産構成に基づいて、4つの中核ETFのさまざまな組み合わせを推奨する。

また、Digital Advisorは目標予測のために顧客の外部口座を考慮するが、投資推奨はしない。プラン受託者がサービスを承認すると、最終的に確定拠出年金(401k) の参加者が利用できるようになる。

非常に不安定な弱気の株式市場で、投資家が今、サービス提供に興味を持つかは不透明だ。The Independent Adviser for Vanguard Investorsの編集者であるダン・ウィーナー氏は、「小さな人間が手を握り、アドバイスの必要性がかつてないほど高まった時」 と述べた。同氏は最近、Vanguard Digital Advisorを試用した際に技術的な問題に直面した。

ウィーナー氏は、最低3,000ドル、一律0.20%の手数料のコンピューターサービスは、今後数カ月のうちに「若くて経験の浅い投資家や最低投資額の低い投資家」を魅了し、引き付けるだろうと指摘。ただ、そうすべきかは分からないとし、「Target Retirement 2065 (VLXVX ) のような長期退職目標ファンドをいろいろな意味で模倣した4つのファンドからなるポートフォリオを構築するために、Vanguardに手数料を支払う必要が本当にあるのだろうか」と述べた。

Bernice Napach
ThinkAdvisorのシニアライターで、金融市場、アセットマネージャー、ロボアドバイザー、大学の企画立案や退職問題を主に書いている。ヤフー・ファイナンス、ブルームバーグTV、CNBC、ロイター、インベスターズ・ビジネス・デイリー、ボンドバイヤーでの勤務経験あり。ニューヨーク・タイムズ紙、The Street.com、スターレジャー、レコード、バラエティ、ワースの各雑誌で執筆。SUNYストーニーブルック大学で社会福祉の理学士号を取得している。

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