私たちの身の回りでは多くの金属製品が使われており、そのほとんどに「めっき」処理がほどこされている。こうした「めっき処理」は主にサビ防止や見た目を美しくする目的で行われるという。

今回、「炭素めっき」という技術を用いて、めっき加工に革命を起こそうとしてる企業が、5年以内の上場を目指し、株式投資型クラウドファンディングで資金調達に挑む。

熱伝導性、耐食性といった高い機能性を有する「炭素めっき」は、電気自動車(EV)部品や次世代通信規格「5G」の端末基地局など幅広い分野での需要が想定されている。大きな成長可能性を秘めた理研ワールドの技術と株式投資型クラウドファンディングの魅力を解説する。

海外ではリターン900%も!株式投資型クラウドファンディングの魅力

理研ワールド

株式投資型クラウドファンディングは、インターネットを通じて、多くの人が少額から、未上場の新規・成長企業に投資することができる仕組みだ。投資家は、ひとつの会社が発行する株式につき年間50万円まで投資が可能で、投資した企業がIPO(新規上場)やM&A(合併・買収)した場合にリターンを得ることができる。

融資型や購入型などの種類があるクラウドファンディングの中で、株式投資型が特徴的なのは、非常に大きなリターンを得ることができる可能性があることだ。

IPO投資も大きなリターンを狙える投資法として知られているが、株式投資型クラウドファンディングには、それ以上の可能性を秘めている。株式投資型クラウドファンディングの先進国であるイギリスでは、リターンが900%(※)となった事例もあるというから驚きだ。

※(「英国の株式投資型クラウドファンディングー拡大の背景にある政府・業者の取り組みー」野村資本市場研究所)

独自性の高い「炭素めっき」技術という強み

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今回、資金調達に挑む理研ワールド社は、「炭素めっき」の事業化を推進する企業。「溶融塩技術」という技術を用いて、これまで不可能とされてきた炭素の成膜に成功し、「炭素めっき」の開発につながったという。

炭素素材は、重量に対する強度が非常に高いため、自転車、自動車、飛行機など、さまざまな製品に使用されている。「炭素めっき」は、金属表面に炭素皮膜を形成させることで、炭素繊維とほぼ同等の特性を持たせつつ、電気伝導性を活かして高性能エネルギー変換デバイスに利用することができる。その代表例が、5Gに対応したスマートフォンだ。

また、スマートフォンの軽量・コンパクト化が進むと機械内部でパーツ同士が集積することになり、機器の高熱化のリスクが高まる。熱伝導性の高い炭素めっきを施すことで、パーツの熱を外部に放熱する効果を高め、機器の故障防止と性能向上を図ることもできるのだ。

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炭素めっきの用途は、小さなデバイスに止まらない。道路、橋梁、トンネル、鉄道などのいわゆる交通インフラは、現在は鋼材が使用されている。しかし鋼材は腐食の進行が早く、それを防ぐために塗装が行われているが、塗装の再処理頻度が高いという課題がある。炭素は耐食性に優れ腐食の進行が遅いため、炭素めっきを利用すれば、建築当初の安全なインフラを長い間保つことができるだろう。

さらに、炭素めっきの原料となる炭素は、地球上でもっとも多く存在している素材のひとつであり、二酸化炭素から炭素を作り出す研究も進められている。CO2の削減にも貢献する可能性があり、環境面から見ても大きなメリットとなる。

このように幅広い用途が想定される炭素めっきには、加工コストの低さと機能性という優位性もある。理研ワールド社では、独自の「溶融塩技術」により、あらゆる形状のパーツや機材に炭素めっきを施すことができるという。

こうした技術は、パートナー企業であるアイ’エムセップ株式会社の特許やそれらを支えるノウハウの優先使用権により実現している。そのため、参入障壁は高く、現時点で競合他社はいないという。

また、東証市場第二部上場のSECカーボン株式会社がアイ’エムセップ株式会社の技術に注目していることから、同社から顧客開拓支援などの営業協力を受けている。この点も理研ワールド社の強みと言えるだろう。

5年以内の上場を目指して1兆円を超える世界の電気めっき市場を狙う!

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世界の電気めっき市場は、2020年の135億ドル(約1兆4175億円)から、2027年には159億ドル(約1兆6695億円)に拡大するという試算がある。今後5年の間に量産体制を確立することができれば、SECカーボン株式会社の販売ネットワークを利用し、世界のめっき市場に切り込んでいくこともできるだろう。

株主投資型クラウドファンディングにおけるイグジットは新規上場もしくはM&Aだ。理研ワールド社は「5年以内の新規上場を目指す」としているが、同社の技術や狙う市場の規模を考えれば、その可能性は十分にあるといえるのではないだろうか。

炭素めっきという参入障壁の高い独自技術を持つ理研ワールドに株式投資型クラウドファンディングを通じて株主になるには、ユニコーンへの会員登録が必要だ。大きな成長可能性を秘めた同社に投資することで、「エンジェル投資家」としての第一歩を踏み出してみてはいかがだろうか。

※株式会社ユニコーンの概要
代表取締役 安田次郎
東京都新宿区新宿4‐3‐17 FORECAST 新宿SOUTH3F
第一種少額電子募集取扱業者 関東財務局長(金商)第3110号
加入協会 日本証券業協会

※株式投資型クラウドファンディングに関する留意事項
株式投資型クラウドファンディング業務により取り扱われる有価証券は、金融商品取引所の上場有価証券等ではなく、非上場の株式であるため、取引の参考となる気配や相場は存在しません。そのため、換金性が著しく乏しく、売却したい時に売却ができない可能性や売却価格が希望する価格よりも大幅に低下する可能性があります。また、発行会社の業績または財産の状況に変化が生じた場合、当該株式の価値が消失する等、その価値が大きく失われるおそれがあります。