2019年12月に初めて中国・武漢で症例が確認されてから8ヶ月以上が経過しているにもかかわらず、いまだに世界中で感染が広がっている新型コロナウイルス。
世界各国で感染症対策のために国境や都市の封鎖などの措置が取られ、経済に悪影響を及ぼしている。実際に、4-6月期のGDP成長率は世界中で惨憺たるものになっており、日本も年率換算で▲27.8%という衝撃的な数字となった。
経済状況の悪化に伴い、人々の資産防衛の意識も高まっている。2020年1-3月期の日本の民間貯蓄率は8.0%と約19年ぶりの水準となっており、4~6月も高水準となる見通しだ。本格的な不況に備え、少しでも支出を絞ろうという意図が伺える。
しかし、貯蓄によって資産を「守る」ことはできたとしても資産を「育む」ことは困難だ。銀行の定期預金は年利0.002%程度といった超低金利の状態が続いている(2020年9月7日現在、大手銀行HPより)。比較的金利が高いと言われるネット銀行でも0.2%程度で(2020年9月1日現在、ザイ・オンラインより)、仮に100万円を1年間預けても20円~2000円にしかならない。
「コロナ禍の中でも大きなリスクは取らずに資産を増やす方法はないのだろうか−−」
そんなふうに考えている人にお勧めしたいのが「融資型クラウドファンディング」という選択肢だ。
短い運用期間で比較的高い利回りを期待できる点が魅力
現在、新たな資金調達手段としてクラウドファンディングが注目を集めている。クラウドファンディングは下記の4種類に分類される。
【クラウドファンディングの種類】
・寄付型
・購入型
・株式投資型(投資型クラウドファンディング)
・融資型(投資型クラウドファンディング/ミドルリスク・ミドルリターン)
融資型クラウドファンディングでは、投資家から集めた資金を、クラウドファンディング事業者を通じて、資金を必要とする企業などに貸付けを行う。借り手は金融機関からの融資と同様に期間内に借り入れた元本と利息を返済し、投資家は、元本にプラスして利息を受け取ることができるという仕組みだ。
一般的に運用期間が3ヶ月〜12ヶ月程度のものも多く、短期的な投資も可能であり、また元本保証はないものの、銀行預金よりも高い利回りが期待できることが魅力となっている。加えて、融資型はクラウドファンディング市場において最も大きいマーケットを占める点が特徴となっている
【融資型クラウドファンディングの仕組み】
【融資型クラウドファンディングの特徴】
3つの魅力を兼ね備えた融資型クラウドファンディングの投資案件
今回、融資型クラウドファンディングのプラットフォーム「COOL」を利用して、資金を募るのは、株式会社リーガル不動産。主に富裕層向けの物件を扱うマザーズ上場の不動産会社で、今回のクラウドファンディングの資金も物件建築費に使用するという。
本案件は、以下の3つの魅力を備えている。
1.約3ヶ月で年利4%という予定利回り
前述したように、融資型クラウドファンディングの特徴は、元本保証はないものの、銀行預金対比で高い利回りを得ることができる点だ。本案件も、当然そうした特徴を兼ね備えており、約3ヶ月の運用期間で年利4%の利回り(税引前)を想定している。 本案件で集められた資金は、株式会社リーガル不動産の自社ブランドである賃貸マンションシリーズ「LEGALAND」の新築建物の上棟金の一部に使用されるという。この物件の所在は中目黒駅から徒歩10分圏内と好立地で、オーナーへ物件が売却されることでこの事業は完了し、調達資金も返済される流れのようだ
このように本案件は、ミドルリスク・ミドルリターンの投資手段に短期投資ができることから、株式への投資はややハードルが高いが、銀行預金よりも高い利息を得たい人にとっては魅力的といえるのではないだろうか。
2.一口1万円からの少額投資も可能な短期のファンドであるため挑戦しやすい
約3ヶ月という短期のファンドに、少額から挑戦できることも本案件の魅力と言えるだろう。一口1万円から出資可能であるため、「まずは少額・短期で試してみたい」という投資家にとってもオススメの案件となっている。
3.マザーズ上場企業への投資である
今回の出資先であるリーガル不動産は、「LEGALAND」の展開を中心に、不動産仲介・コンサルティングから土地の購入・開発まで幅広く事業を展開するマザーズ上場企業だ。 弁護士200名以上とのネットワークも持ち法律知識が豊富であることが社名「リーガル」の由来となっているという。このような上場不動産企業の案件に出資できることも今回の案件の魅力と言えるだろう。
富裕層も投資初心者も知っておくべき「融資型クラウドファンディング」という選択肢
融資型クラウドファンディングは富裕層にも投資初心者にもお勧めの投資方法と言える。
例えば、まとまった金額を投資できる富裕層が本案件に1,000万円を投じれば3ヶ月で約10万円の利息を得ることができる計算になる。同じ金額を0.2%の定期預金に預けたとしても1年間で2万円にしかならない。
一方で投資初心者にとっても、元本保証はないが預金よりも高い利回りが得られる上に、少額・短期間で挑戦できるという魅力がある。
融資型クラウドファンディングは、銀行預金よりリスクは高くなるがリターンは大きい、株式投資と比較してリターンは小さいがリスクは小さい、「ミドルリスク・ミドルリターン」の投資手段である。
「資産運用に興味はあるけれど、いきなり個別株などに挑戦するのは不安」といった人々にも始めやすい点が、融資型クラウドファンディングの特徴と言える。
コロナ禍が訪れたことで、お金の不安を感じる人が増えていることだろう。この機会に、新たな投資法として融資型クラウドファンディングを検討してみてはいかがだろうか。
(*)「LEGALAND」とは
「LEGALAND」とは、主に東京で展開している、富裕層を対象とした低層賃貸マンションシリーズ。2015年に東京都世田谷区で第1号物件を開発以来、これまで約75棟、約1000室の開発実績がある。
1棟当たり10〜35室あり、1室25平米前後の単身、少人数世帯向けの造りで、立地は、山の手内外周、城南・城西エリア中心の人気エリアで、駅から徒歩10分以内の駅近に限定。
また1棟当たり3〜5億円程度(利回りは4〜5%程度)の、個人の富裕層が買いやすい価格に設定し、例えばエレベーターを設けない等、徹底的に無駄を削ぎ落としてコストを削減し、賃貸化面積を増やす点が特徴。
コストは削減しつつも、内外装のデザインには拘っており、2019年には、中目黒、高円寺の物件でグッドデザイン賞も獲得している。
こうした特徴から、富裕層の相続税対策商品としても人気を集めている。
[ソーシャルレンディングサービスCOOLに関するお問い合わせ先]
株式会社COOL
https://c8l.jp
〒153-0042 東京都目黒区青葉台3-6-28 住友不動産青葉台タワー9F
カスタマーサポート:support@c8l.zendesk.com
金融商品取引業:関東財務局長(金商)第2229号
加入団体:一般社団法人 第二種金融商品取引業協会・一般社団法人日本投資顧問業協会
加入認定投資者保護団体:特定非営利活動法人証券・金融商品あっせん相談センター
TEL:0120-64-5005