株式会社ユニコーン
(画像=株式会社ユニコーン)

目次

  1. 株式会社飛鳥電機製作所とは
  2. 飛鳥電機製作所が向き合う社会課題
  3. 提供しているサービス
    1. ●足底感覚計
    2. ●フィンガーチェッカー
  4. 成長ストーリー
  5. 海外ではリターン900%も! 株式投資型クラウドファンディングの魅力

大きなリターンが期待できる「未上場株」に投資できる機会は、これまで機関投資家やプライベートバンクを通じて大きなロット(最低1億円以上など)を動かせる超富裕層に限定されていました。しかし近年、株式投資型クラウドファンディングの普及によって、未上場株への投資は、一般の個人投資家にも身近な存在になってきました。

海外ではリターン900%の事例もある株式投資型クラウドファンディング。今回は、株式投資型クラウドファンディングで資金調達に挑み、出口戦略として会社売却を視野に入れる「株式会社飛鳥電機製作所」(代表・吉村眞一)を紹介します。

※本案件の申込開始は10月13日(水)18時からです。

株式会社飛鳥電機製作所とは

飛鳥電機製作所は吉村眞一氏により1974年に創業。液晶パネルの検査装置やプリント基板の検査装置、リハビリ関連機器などのほか、医療機器の製造も行っています。

医療機器では、1992年に国立循環器病研究センターと「ハートウォーキングペースメーカー」を共同開発。現在、国内10箇所で使用されているリハビリ用機器のハートウォーキングペースメーカーは、患者がルート上に配置されたランプを追うことで歩行速度を調節し、運動中の心拍数をモニター画面などで確認することができる機器です。

株式会社飛鳥電機製作所
(画像=リハビリ施設などに設置されるハートウォーキングペースメーカー。患者はルートに配置された赤、緑、橙に光るランプを追って歩く(画像=株式会社ユニコーン))

ハートウォーキングペースメーカー納入実績
・国立研究開発法人 国立循環器病研究センター 心臓リハビリテーション
・済生会熊本病院予防医療センター
・岡山県南部健康づくりセンター
・金沢社会保険健康センター
・神戸市ライフプラザ
・吹田市立目俵市民体育館
・関西医科大学健康科学センター
・川崎医科大学附属病院健康教室
・社会医療法人川島会川島病院(徳島県) リハビリテーション室
・独立行政法人地域医療機能推進機構 九州病院(旧九州厚生年金病院)

飛鳥電機製作所はさらに新たな医療機器として、AIを用いた健康度チェック機器の開発に着手。2022年秋頃から展開予定のこの機器は手指の痺れ(知覚鈍麻感/皮膚感覚の鈍さ)などを、音が聞こえたらボタンを押す聴力検査のように簡単に計って数値化することができます。これにより糖尿病の初期症状発見や、心房細動の状態も視覚化でき、今までにない形・スピードで健康度のチェックができるようになります。

飛鳥電機製作所が向き合う社会課題

株式会社飛鳥電機製作所
(画像=株式会社ユニコーン)

厚生労働省によると日本では「糖尿病が強く疑われる者」、「糖尿病の可能性を否定できない者」の推計人数が計2,000万人いる(※1)とされています。糖尿病患者はガンや心筋梗塞、認知症のリスクが1.2倍〜2倍くらいある(※2)と言われており、とても深刻な病気です。

しかし初期症状の場合、はっきりした自覚症状がなければ気づかないまま病院に行かない人も多く、「治療に必要なことはきっちりやっている」人は約半数との調査結果もあります(※3)。

もっとも、糖尿病の検査はまだ多くの家庭で習慣化されていません。検査機器として血糖値測定器があるものの、採血に際して針を刺す痛みを伴う上、感染症の恐れもあります。それに替わる手頃な価格帯、かつ、自宅でできる安全性が高くて簡便に検査できる機器があれば、糖尿病検査も一般化していくと考えられますが、現状はそうした社会的に認められた検査機器がありません。(飛鳥電機製作所調べ)

※1 厚生労働省 平成28年 国民健康・栄養調査結果の概要
※2 朝日新聞2013年8月14日「糖尿病と関連 治療連携へ」、2013年8月20日「糖尿病患者の認知症リスク予測」
※3 T-CAREプレスセミナー(2014年2月19日・東京)「糖尿病患者の意識と行動」調査結果

提供しているサービス

●足底感覚計

株式会社飛鳥電機製作所
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糖尿病患者の増加を早くから問題視していた飛鳥電機製作所は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)から委託研究により開発資金を得て(平成27年度AMEDの「医工連携事業化推進事業」に13社採択)、台湾のメーカーである銀泰科技株式会社(PMI)の協力のもと、2012年に「足底感覚計」を開発しました。

足を乗せて皮膚感覚の痺れ(皮膚感覚の鈍さ/知覚鈍麻感)を測定し数値化できる機器で、この数値によって糖尿病の疑いがないかを検査することができます。加えて、足指の感覚閾値(いきち)などの数値化により健康を「見える化」でき、生活習慣の改善に役立てることができます(現時点では、正確に検査するためには血糖値測定器などによる検査が必要になります)。

足底感覚計は、大手化粧品メーカーやトイレタリーメーカーが新商品開発の際に利用している他、実験で使う大阪大学や昭和大学、常葉大学、石川県立大学などにも販売しています。

また今後、医療機器として多くの場所で活用していただくにあたり、大阪大学附属病院、介護老人保健施設 パークヒルズ田原苑、常葉大学保健医療学部にて、足底感覚計と後述のフィンガーチェッカーを用いた臨床実験を行い、健康度チェック機器としての有用性の実証を進めています。この実験結果は、薬事承認用データとして独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)に提出し、同機構に医療機器として認定されれば医療機関等への販売が可能になります。なお販売にあたっては、医療機器の販売を手がける五洋医療器株式会社を代理店としたバリューチェーンも確立しています。

すでに検知能力は血糖値検査にも劣らないレベルにあり、糖尿病性神経障害はⅠ期(神経障害なし)、Ⅱ期(神経障害の無症候期)、Ⅲ期(神経障害前期)を高い精度で検出できます。(飛鳥電機製作所調べ)

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なお、この技術はすでにPCT(特許協力条約)出願を行い、日本(特許第5909748号)、イギリス(Publication No:EP2898834)、フランス(Publication No:EP2898834)、ドイツ(Veröffentlichungsnummer:EP2898834)、ロシア(hatehtNo:2589543)、中国(Patent No:ZL 2012 8 0073547.3)、香港(Patent No:HK1209608)、インド(Patent No:354837)で特許を取得しています。

●フィンガーチェッカー

株式会社飛鳥電機製作所
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飛鳥電機製作所は、足底感覚計に続く健康度チェック機器として「フィンガーチェッカー」の開発を進めています(2022年秋頃販売予定)。toB向けの高価な足底感覚計に対して、フィンガーチェッカーは家庭で使える低価格帯のtoC向けの商品です。

皮膚感覚の痺れ(皮膚感覚の鈍さ/知覚鈍麻感)は様々な疾患を調べる際の指標となる重要な観察項目(※4)で、フィンガーチェッカーでは足底感覚計同様に糖尿病のリスクを検査及び健康度チェックできることに加え、心房細動(心臓が小刻みに動く不整脈の一つ)のスクリーニングもできます。独自開発のアルゴリズムを使って、Sp02(酸素飽和度)と脈波から、心臓の状態や脳梗塞の危険性などを調べることができます。

さらに、コンパクトサイズで指を入れるだけで検査ができる簡便さも備え、この開発プロジェクトの推進にあたって飛鳥電機製作所の代表吉村眞一氏は、総務省の「異能vationプログラム」の「2020年度破壊的な挑戦部門 挑戦者」に選ばれています。

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フィンガーチェッカーは新たに開発を進めるスマートフォン用アプリと連携させて計測データを蓄積することができ、その数値をもとにAIが必要なアドバイスを送ってくれることも特長の一つです。糖尿病の疑いや心臓に異常があれば食事や運動、場合によっては診察を勧めるなどユーザーにマッチした助言を送ってくれます。これにより、多くの病気の初期症状発見、重症化防止に貢献できると大きな期待を寄せています。

株式会社飛鳥電機製作所
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なお、この技術はすでにPCT(特許協力条約)出願を行い、日本(特許第6661134)、イギリス(Publication No:EP3572001)、フランス(Publication No:EP3572001)、ドイツ(Veröffentlichungsnummer :EP3572001)、ロシア(hatehtNo:2725078)、で特許取得、中国、マレーシア、フィリピンにも移行手続を行っており、中国での取得は間もなくとなっています。

2022年秋頃に販売開始を予定しており、価格帯は機器購入費用として2〜3万円、月額利用料1,000円前後で調整しています。

※4 特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 手足のしびれ -気になるからだの危険信号-

成長ストーリー

株式会社飛鳥電機製作所
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飛鳥電機製作所はフィンガーチェッカーの開発と同時に、足底感覚計の医療機器認定も目指しています。

フィンガーチェッカーは今秋に試作品が完成する予定で、そこから約半年をかけて量産に向けた製品開発を進めます。2022年5月頃からは各テストを実施して、秋頃に販売をスタートさせます。現在、日本では家庭用血圧計が4,000万台以上普及していると言われており(※5)、フィンガーチェッカーはその家庭用血圧計に替わる健康度チェック機器としてシェアを拡大していくことを目標としています。

※5 日経XTECH「家庭血圧優先」のガイドラインはこうして生まれた

株式会社飛鳥電機製作所
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足底感覚計は独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)への医療機器申請に向けて、まずは販売代理店の五洋医療器株式会社グループと共同申請に向けた覚書を2021年10月に締結。五洋医療器株式会社グループから薬機法上の承認のための資金提供(2,000万円)を受けることが決まっています。

次のステップとして、2021年11月にPMDAに事前相談し、並行して安全試験を推進。長期にわたる実証テストを進め、2023年1月の医療機器認定を、同年3月からの販売を目指します。

株式会社飛鳥電機製作所
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フィンガーチェッカーは代理店や通信事業者へ販売し、そこから小売店となる家電量販店やホームセンター、フィットネスジムなどを介してユーザーへと届けます。足底感覚計はメーカーや大学の他、医療機関や介護福祉施設などへの販売も予定しています。今後はtoC向けのフィンガーチェッカーを軸に、toB向けの足底感覚計の販売台数も伸ばし、まずは2025年2月期売上21億円を目標に事業を推進し、出口戦略として2025年2月期をメドに会社売却により、個人投資家へのリターンを実現したいと考えています。

海外ではリターン900%も! 株式投資型クラウドファンディングの魅力

株式型クラウドファンディング
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株式投資型クラウドファンディングは、インターネットを通じて、少額から未上場の新規・成長企業に投資することができる仕組みです。投資家は、ひとつの会社が発行する株式につき年間50万円まで投資が可能で、投資した企業がIPO(新規上場)やM&A(合併・買収)した場合にリターンを得ることができます。

融資型や購入型などの種類があるクラウドファンディングの中で、株式投資型が特徴的なのは、非常に大きなリターンを得られる可能性があることです。

IPO投資も大きなリターンを狙える投資法として知られていますが、株式投資型クラウドファンディングは、それ以上の可能性を秘めています。株式投資型クラウドファンディングの先進国であるイギリスでは、リターンが900%(※6)となった事例もあります。

簡易検査とAIで糖尿病患者をサポートするヘルステックベンチャー(未上場株)への投資を検討してみてはいかがでしょうか。

※6 「英国の株式投資型クラウドファンディングー拡大の背景にある政府・業者の取り組みー」野村資本市場研究所

※株式会社ユニコーンの概要
代表取締役 最高経営責任者 兼 最高執行責任者 安田次郎
東京都新宿区新宿4‐3‐17 FORECAST 新宿SOUTH 3F
第一種少額電子募集取扱業者 関東財務局長(金商)第3110号
加入協会 日本証券業協会
※株式投資型クラウドファンディングに関する留意事項
株式投資型クラウドファンディング業務により取り扱われる有価証券は、金融商品取引所の上場有価証券等ではなく、非上場の株式であるため、取引の参考となる気配や相場は存在しません。そのため、換金性が著しく乏しく、売却したい時に売却ができない可能性や売却価格が希望する価格よりも大幅に低下する可能性があります。また、発行会社の業績または財産の状況に変化が生じた場合、当該株式の価値が消失する等、その価値が大きく失われるおそれがあります。