単利

単利とは、利息を計算するときに用いる計算方法のひとつで、最初の時点の元金だけを対象にして利息がいくらであるかを計算します。一定の元本にのみ利息を付けていき、最初の投資から得られた利息を考慮しません。つまり、利息が発生しても、これを元本には組み入れません。国債や社債などの金融商品では、金利が通常単利で表示されますが、これは再投資がないためです。単利の金融商品にはほかに、分配が毎月行われるタイプの投資信託などがあります。

キャピタルゲイン

キャピタルゲインとは、株式や債券など、保有している資産を売却することによって得られる売買差益のことです。 例えば、株価30万円で購入した株式が、35万円になったときに売却した場合、差額5万円(手数料・税金を除く)がキャピタルゲインになります。キャピタルゲインは、株や債券だけでなく、不動産、金、プラチナなどの貴金属を売買することでも得られる可能性があります。 売却することによって損失が出た場合はキャピタルロスといいます。 キャピタルゲインに対し、資産を保有していることによって得られる収益(利息や配当等)をインカムゲインといいます。

インカムゲイン

インカムゲインとは、株式や債券などの資産を保有中に得られる収益のことです。 例えば、株式では配当金、債券では利子、不動産では賃貸することにより得られる家賃収入がインカムゲインに当たり、それら資産を保有し続けることで、継続的な収入を期待することができます。 インカムゲインに対し、保有する資産を売却することで得られる収益のことをキャピタルゲインといいます。