未分類【用語解説】ただのラップ口座とはまったく違う。エグゼクティブ専用口座「SMA」とは
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ラップ口座 |
ラップ口座とは、投資家が証券会社などのサービス提供業者にある程度のまとまった資金を預け、資産管理・運用を行うための専用口座です。
ラップ口座のサービスを提供する業者によって名称はさまざまですが、「SMA(Separately Managed Account)」や「ファンドラップ」という名称が、国内においては多く使われています。国内のラップ口座では、一般的に複数の資産への分散投資により、投資家自身の投資目的や投資期間などに合わせたポートフォリオ運用が行われています。
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SMA |
SMA(Separately Managed Account)とは、投資家が証券会社などのサービス提供業者にある程度のまとまった資金を預け、資産管理・運用を行うための「ラップ口座の一形態」です。
米国で1970年代に生まれたラップ口座の原型サービスはさまざまな形態に進化してきましたが、そのうちのひとつが「SMA」という名称で呼ばれています。SMAの主な特徴は、アセット・アロケーションに関するアドバイス、運用会社や投資信託の紹介、注文の執行、お客さまへの定期的な報告などのサービスを包括的に提供し、資産を総合的に管理していく専用口座といえます。また、手数料は一般的に、売買ごとの手数料ではなく、資産残高に対して一定料率が課される体系や成功報酬による体系となっています。
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ファンドラップ |
ファンドラップとは、投資家が証券会社などのサービス提供業者にある程度のまとまった資金を預け、資産管理・運用を行うための「ラップ口座の一形態」です。
米国で1970年代に生まれたラップ口座の原型サービスはさまざまな形態に進化してきましたが、そのうちのひとつである「投資信託を中心に投資するラップ口座」は、「ミューチュアルファンド(投資信託)・ラップ」という名称で呼ばれています。ミューチュアルファンド・ラップの仕組みと、投資信託等の活用により「広範囲の投資対象への分散投資が可能であること」「比較的少額からも利用が可能であること」などといった主な特徴を、国内向けにアレンジしたものが「ファンドラップ」といえます。資産運用に当たり、自分の投資目的や投資期間等に合わせて投資方針を明確にし、投資対象の配分比率を考えたうえで投資信託等のポートフォリオを構築、運用するのが一般的です。
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