JALカード
JALカード
JALカードは、日本航空(JAL)が、JALマイレージバンクカードにクレジット機能を搭載して提供しているカードで、複数の国際(決済)ブランドから選ぶことができます。JALマイルが直接貯められるJALカードは、JALグループ便の搭乗でボーナスマイルが積算されるほか、普段の買い物で通常の4倍(最大)のマイルを貯めることも可能です。毎年の初回搭乗時に最大2,000マイルが付与されるため、JALグループ便をよく利用される方にはおすすめのカードです。
JALカード NAVI

総合評価点


※ ZUU調べ

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3.45

こんな人におすすめ
"JALカード naviは、学生の方で年会費無料で使い続けられるクレジットカードを求めている人に最適な1枚です。また、国内外旅行で最高1,000万円の付帯保険が利用でき、万が一のトラブルにも備えることができます。学校生活中における就職試験や友人との旅行で活用することで、マイルが貯められてお得です。"
こんな人におすすめ
"JALカード naviは、学生の方で年会費無料で使い続けられるクレジットカードを求めている人に最適な1枚です。また、国内外旅行で最高1,000万円の付帯保険が利用でき、万が一のトラブルにも備えることができます。学校生活中における就職試験や友人との旅行で活用することで、マイルが貯められてお得です。"
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ZUUの評価概要

"JALカード naviは在学期間中に年会費無料ではじめられるクレジットカードです。マイル還元率は1.0%以上で、普通カードより高い還元率が設定されています。また、「JALカード特約店」でショッピングすると2.0%の還元率でマイルが獲得でき、活用方法によっては多くのマイルが貯まります。そして、アプリにカードを登録すると利用明細が管理でき、アプリ限定クーポンも受け取れてお得です。さらに、万が一のために国内外旅行で最高1,000万円の付帯保険が利用できるため、安心して海外でも旅行ができます。"

メリット
  • 在学期間中は年会費無料ではじめられる
  • 国内外旅行で最高1,000万円の付帯保険が付いている
  • アプリを利用することで、JALカードの明細や銀行口座をまとめて管理できる
  • 学生向けにマイルが獲得できる特典が充実している
デメリット
  • 搭乗ボーナスマイルがJALカードの中では少ない
  • 利用できる付帯サービスの種類が少ない

専門家のレビュー

消費生活評論家・クレジットカード専門家

岩田昭男のコメント

高校生を除く18歳以上30歳未満の学生を対象としたカード。年会費は在学期間中無料なので、手軽に所有できます。入会後の初搭乗ボーナスが100マイル、さらに毎年初回搭乗ボーナスが1000マイルを獲得可能。さらに、ショッピングでも100円→1マイルがもらえます。しかも、特約店を使えば獲得マイルが2倍に。100円→2マイルの超高還元率はマイルではかなりレアなので、マイルを貯めているなら見逃せません。学生ならぜひ持っておくべきでしょう。搭乗ごとにフライトマイルの10%が加算されるのも魅力的。

岩田昭男
JALカード CLUBEST

総合評価点


※ ZUU調べ

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3.29

こんな人におすすめ
"CLUB ESTは年会費を低コストで抑えつつ、充実したサービスを利用したい人向けに最適な1枚です。同様の「普通カード」で搭載している機能や特典に加えて、国際線の搭乗時に混雑を避けてチェックイン手続きが完結できる「JALビジネスクラス・チェックイン」や、国内線で利用できる「サクララウンジ」など、充実した付帯サービスが用意されています。"
こんな人におすすめ
"CLUB ESTは年会費を低コストで抑えつつ、充実したサービスを利用したい人向けに最適な1枚です。同様の「普通カード」で搭載している機能や特典に加えて、国際線の搭乗時に混雑を避けてチェックイン手続きが完結できる「JALビジネスクラス・チェックイン」や、国内線で利用できる「サクララウンジ」など、充実した付帯サービスが用意されています。"
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ZUUの評価概要

"CLUB ESTは同じ通常カードより高還元率である1.0%が適用され、搭乗ボーナスも多く獲得できます。通常カードよりは年会費が高額になりますが、多くの付帯サービスや国内線向けのサクララウンジが利用できて、利便性と高還元率を両立しています。また、マイル還元率は「CLUB-Aゴールドカード」と同じで、多くのマイルを獲得しやすい点も魅力です。そして、獲得後のマイルはJAL航空券や年会費、Suicaや小田急ポイントなど、交換先が多く用意されています。"

メリット
  • CLUB
  • ESTカードの中でも、充実したサービスが格安の年会費で利用できる
  • JALカード特約店の利用で、2.0%のマイル還元率が適用できる
  • 提携ブランドによって、最高3,000万円の国内外旅行における付帯保険が適用できる
  • 国内ラウンジ「サクララウンジ」が利用できる
  • JALカードアプリを利用することで、利用明細や銀行口座をまとめて管理できて便利
デメリット
  • CLUB
  • ESTの年会費2,200円(税込)が別途かかる
  • 海外ラウンジが利用できない

専門家のレビュー

消費生活評論家・クレジットカード専門家

岩田昭男のコメント

原則として、20歳以上30歳未満までのみが申し込めるカード。入会後一年間年会費無料で、2年目以降も2200円と比較的格安。毎年2500マイルがもらえるほか、入会後初搭乗で最大1000マイル。しかも「JAL CLUB EST」限定ボーナスとして+1000マイルがプレゼント。また、毎年初回搭乗のボーナスとして最大2000マイルがもらえるJALカードですが、さらに限定ボーナスとして1000マイルがプレゼントされます。さらに、搭乗ごとに通常のフライトマイルに合計で30%が加算してマイルがもらえます。

岩田昭男
JALカード CLUBEST CLUB-Aカード

総合評価点


※ ZUU調べ

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3.11

こんな人におすすめ
"CLUB-Aカードは入会搭乗ボーナス5,000マイルや毎年初回搭乗ボーナス2,000マイル、海外旅行の付帯保険などが充実しており、海外旅行に行く機会が多い場合は有効に活用できます。また、年会費が11,000円必要ですが、ゴールドカードと同じ搭乗ボーナスが獲得できるため、飛行機の利用頻度が高い人におすすめです。"
こんな人におすすめ
"CLUB-Aカードは入会搭乗ボーナス5,000マイルや毎年初回搭乗ボーナス2,000マイル、海外旅行の付帯保険などが充実しており、海外旅行に行く機会が多い場合は有効に活用できます。また、年会費が11,000円必要ですが、ゴールドカードと同じ搭乗ボーナスが獲得できるため、飛行機の利用頻度が高い人におすすめです。"
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ZUUの評価概要

"CLUB-Aカードは、搭乗ボーナスマイルがゴールドカードと同じポイント分獲得でき、付帯保険も最高5,000万円と充実しているクレジットカードです。ショッピング利用でマイルが獲得でき、基本的なマイル還元率は0.5%ですが、 JALカード特約店の決済で最大2.0%まで還元率を引き上げられます。また、獲得後のマイルは商品券の交換や年会費への利用、各種提携先の電子マネーに交換も可能で、幅広い使い方ができて利便性が高いカードです。海外旅行をはじめ飛行機に搭乗する機会が多い方は、JALカード CLUB-Aカードを活用することで、効率的にマイルを獲得できます。"

メリット
  • 搭乗ボーナスマイルがゴールドカードと同じ
  • 付帯保険が最高5,000万円で充実
  • 搭乗ボーナスで2,000マイル以上が獲得できる
  • JALカード特約店の利用でマイル還元率が最大2.0%
  • JALビジネスクラス・チェックインカウンターが利用できる
デメリット
  • ショッピングマイル・プレミアム入会時より、マイル交換率が低い
  • 空港ラウンジの付帯サービスが適用されない
  • 年会費が11,000円必要

専門家のレビュー

消費生活評論家・クレジットカード専門家

岩田昭男のコメント

原則として、20歳以上30歳未満までのみが申し込めるカード。年会費1万7600円。毎年2500マイルがもらえるほか、入会後初搭乗で普通カードより多い最大5000マイル。しかも「JAL CLUB EST」限定ボーナスとして+1000マイルがプレゼント。また、JALカードとして毎年初回搭乗のボーナスとして最大2000マイルがもらえる決まりですが、さらに限定ボーナスとして1000マイルがプレゼントされます。そのうえに搭乗ごとに通常のフライトマイルに合計で30%が加算してマイルがもらえます。年6回、国内線ラウンジの「サクララウンジ」を使用可能。海外旅行傷害保険が最高1億円付くのも魅力的です。

岩田昭男
JALカード CLUB-Aゴールドカード

総合評価点


※ ZUU調べ

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3.11

こんな人におすすめ
"CLUB-Aゴールドカードは、ビジネスで搭乗する機会が多い方に最適な1枚です。CLUB-Aゴールドカードは「普通カード」や「CLUB-Aカード」より2倍マイルが獲得でき、合計で7,000マイルの搭乗ボーナスが特典で受け取れます。国内外の空港ラウンジが利用できて、搭乗前の時間を有効に活用できます。"
こんな人におすすめ
"CLUB-Aゴールドカードは、ビジネスで搭乗する機会が多い方に最適な1枚です。CLUB-Aゴールドカードは「普通カード」や「CLUB-Aカード」より2倍マイルが獲得でき、合計で7,000マイルの搭乗ボーナスが特典で受け取れます。国内外の空港ラウンジが利用できて、搭乗前の時間を有効に活用できます。"
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ZUUの評価概要

"CLUB-Aゴールドカードは、最大2.0%のマイル還元率と搭乗ボーナスによる7,000マイルが獲得できるクレジットカードです。CLUB-Aゴールドカードの発行は17,600円の年会費が必要ですが、「普通カード」や「CLUB-Aカード」よりマイル還元率や付帯保険、空港サービスなどが充実していて、継続的に利用する場合は得られるメリットが大きくなります。また、JALカードアプリを利用することで、JALカードの明細や銀行口座などをまとめて管理できます。そして、獲得マイルはJALグループ航空券やツアー購入、電子マネー各種提携先のポイントに交換が可能で、幅広い使い方ができるのも魅力です。"

メリット
  • 最大2.0%の還元率で効率的にマイルを貯められる
  • 搭乗ボーナスで7,000マイルが獲得できる
  • 国内外の空港ラウンジが利用できる
  • 海外旅行は最高1億円の付帯保険が付いている
  • カード裏面にサポートサービスの電話番号が記載されていて、トラブル時も安心
デメリット
  • CLUB-Aゴールドカードの利用に17,600円の年会費が必要
  • 初年度年会費無料が適用されない

専門家のレビュー

消費生活評論家・クレジットカード専門家

岩田昭男のコメント

旅行や出張などでJALをよく利用する人におすすめのカードです。ビジネスクラス運賃のほか、エコノミークラス運賃および特典航空券でJAL国際線に搭乗の場合にも、JALビジネスクラス・チェックインカウンターを利用できるほか、提携カード会社のラウンジを利用できるので搭乗までの時間を有意義に過ごせそうです。実は買い物でもメリットがあります。JALカード CLUB-Aゴールドカードと「JMB WAON」カードを2枚セットで登録すると、「JMB WAON クレジットチャージ」が利用できます。チャージした金額は「JMB WAON カードチャージボーナスマイル」として、さらにWAONでの支払いでもマイルがたまるので、現金で支払うよりも得するカードとなっています。

岩田昭男
JALカード CLUBEST CLUB-Aゴールドカード

総合評価点


※ ZUU調べ

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3.05

こんな人におすすめ
"CLUB-Aゴールドカードは、ビジネスで搭乗する機会が多い方に最適な1枚です。CLUB-Aゴールドカードは「普通カード」や「CLUB-Aカード」より2倍マイルが獲得でき、合計で7,000マイルの搭乗ボーナスが特典で受け取れます。国内外の空港ラウンジが利用できて、搭乗前の時間を有効に活用できます。"
こんな人におすすめ
"CLUB-Aゴールドカードは、ビジネスで搭乗する機会が多い方に最適な1枚です。CLUB-Aゴールドカードは「普通カード」や「CLUB-Aカード」より2倍マイルが獲得でき、合計で7,000マイルの搭乗ボーナスが特典で受け取れます。国内外の空港ラウンジが利用できて、搭乗前の時間を有効に活用できます。"
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ZUUの評価概要

"CLUB-Aゴールドカードは、最大2.0%のマイル還元率と搭乗ボーナスによる7,000マイルが獲得できるクレジットカードです。CLUB-Aゴールドカードの発行は17,600円の年会費が必要ですが、「普通カード」や「CLUB-Aカード」よりマイル還元率や付帯保険、空港サービスなどが充実していて、継続的に利用する場合は得られるメリットが大きくなります。また、JALカードアプリを利用することで、JALカードの明細や銀行口座などをまとめて管理できます。そして、獲得マイルはJALグループ航空券やツアー購入、電子マネー各種提携先のポイントに交換が可能で、幅広い使い方ができるのも魅力です。"

メリット
  • 最大2.0%の還元率で効率的にマイルを貯められる
  • 搭乗ボーナスで7,000マイルが獲得できる
  • 国内外の空港ラウンジが利用できる
  • 海外旅行は最高1億円の付帯保険が付いている
  • カード裏面にサポートサービスの電話番号が記載されていて、トラブル時も安心
デメリット
  • CLUB-Aゴールドカードの利用に17,600円の年会費が必要
  • 初年度年会費無料が適用されない

専門家のレビュー

消費生活評論家・クレジットカード専門家

岩田昭男のコメント

原則として、20歳以上30歳未満までのみが申し込めるカード。年会費1万7600円。毎年2500マイルがもらえるほか、入会後初搭乗で普通カードより多い最大5000マイル。しかも「JAL CLUB EST」限定ボーナスとして+1000マイルがプレゼント。また、JALカードとして、毎年初回搭乗のボーナスとして最大2000マイルがもらえる決まりですが、さらに限定ボーナスとして1000マイルがプレゼントされます。さらに、搭乗ごとに通常のフライトマイルに合計で30%が加算してマイルがもらえます。年6回、国内線ラウンジの「サクララウンジ」を使用可能。海外旅行傷害保険が最高1億円付くのも特徴的です。

岩田昭男

JALカードとは

JALカードは、日本航空(JAL)が、JALマイレージバンクカードにクレジット機能を搭載して提供しているカードで、複数の国際(決済)ブランドから選ぶことができます。JALマイルが直接貯められるJALカードは、JALグループ便の搭乗でボーナスマイルが積算されるほか、普段の買い物で通常の4倍(最大)のマイルを貯めることも可能です。毎年の初回搭乗時に最大2,000マイルが付与されるため、JALグループ便をよく利用される方にはおすすめのカードです。

JALカードの特徴

年会費

JALカードは、カードのグレードの他、提携しているブランドによって年会費が異なります。一般グレードのカードの中には、18歳以上30歳未満の学生向けに、在学期間中の年会費が無料になる「JALカードnavi」(VISA、Mastercardブランド)もあります。

■カード別年会費(税込価格)

提携ブランド 初年度 2年目以降
普通カード アメックス以外 無料 2,200円
アメックス 6,600円
CLUB-A すべて 11,000円
CLUB-Aゴールド JALカードSuica、JAL アメックス 20,900円
JALダイナース 30,800円
上記以外 17,600円
プラチナ すべて 34,100円

付帯保険・付帯サービス

海外・国内旅行傷害保険

普通カードは、死亡および後遺傷害に対する保険額は少ないほか、国内と海外ともに、治療費用や賠償責任、携行品損害の補償はついていません。一方で、これらのカードでは、JALカードで航空券を購入していなくても補償が受けられる「自動付帯」となっている点が特徴です。

■死亡・後遺障害の場合の最高保険金額

提携ブランド 海外旅行 国内旅行
普通カード アメックス以外 1,000万円 1,000万円
アメックス 3,000万円
(うち自動付帯は1,000万円)
3,000万円
(うち自動付帯は1,000万円)
CLUB-A すべて 5,000万円 5,000万円
CLUB-Aゴールド JAL・JCBカード
JALカード OPクレジット
1億円
(うち自動付帯は5,000万円)
5,000万円
JAL・Mastercard
JAL・Visaカード
JALカード TOKYU POINT ClubQ
5,000万円 5,000万円
JALカードSuica 5,000万円 5,000万円
JALダイナース 1億円
(うち自動付帯は5,000万円)
1億円
(うち自動付帯は5,000万円)
アメックス 5,000万円 5,000万円
(うち自動付帯は3,000万円)
プラチナ アメックス 1億円
(うち自動付帯は5,000万円)
5,000万円
JAL・JCBカード 1億円 1億円

国内・海外航空機遅延保険

国内外の航空便が遅延した場合、客室料や食事代、衣料購入費等の補償が受けられる「航空機遅延保険」は、「JAL・JCBカード CLUB-Aゴールドカード」、「JALカード OPクレジット CLUB-Aゴールドカード」、「JAL・JCBカード プラチナ」限定で付帯されています。

ショッピング保険

年会費が2,200円の普通カードでも、JCBカードとOPクレジット(小田急カード)は、ショッピングカード保険として、海外で購入した品物の破損や盗難等の被害に遭った場合に補償を受けられますが、国内利用分の損害に対して補償が受けられない点に注意が必要です。

■ショッピング保険の比較

提携ブランド 補償対象地域 補償対象日数 補償金額
普通カード JAL・JCBカード

JALカード OPクレジット

海外 90日 年間上限
100万円
アメックス 国内・海外 90日 年間上限
200万円
CLUB-A JAL・JCBカード
JALカード OPクレジット
海外 90日 年間上限
100万円
CLUB-Aゴールド JAL・JCBカード
JALカード OPクレジット
国内・海外 90日 年間上限
500万円
JAL・Mastercard
JAL・Visaカード
JALカード TOKYU POINT ClubQ
国内・海外 90日 年間上限
300万円
JALカードSuica 国内・海外 90日 年間上限
300万円
JALダイナース 国内・海外 90日 年間上限
500万円
アメックス 国内・海外 90日 年間上限
300万円
プラチナ アメックス 国内・海外 90日 年間上限
300万円
JAL・JCBカード 国内・海外 90日 年間上限
500万円

カード特典およびステージ制度

JALカード限定ボーナスマイル

JALカードでマイルを貯める方法には、JALグループ便に搭乗して貯める方法とショッピングで利用して貯める方法(後述)があります。このうち、飛行機に搭乗して貯める方法では、通常付与されるマイル(フライトマイル)に加えて、搭乗ごとにJALカードの種類に応じたボーナスマイルが付与されます。

■ボーナスマイルの比較

普通カード CLUB-A CLUB-A

ゴールド

プラチナ
(フライトマイルの)
10%プラス
(フライトマイルの)
25%プラス

JALカード家族プログラムで家族間でマイルを合算

JALカード会員は、対象となる家族分のマイルを、本人(親会員)を含む10人まで合算できます。家族それぞれの支払いをJALカードにまとめて、貯まったマイルを特典航空券として家族旅行などで利用したりできます。

【合算対象家族】

  • 18歳以上の家族:JALカード本会員または家族会員
  • 18歳未満および18歳の高校生の家族:JALマイレージバンク会員

FLY ONプログラム

JALマイレージバンクには、JALグループ便ならびにワンワールドアライアンス加盟航空会社便の年間搭乗実績によって決まる「FLY ONポイント」と呼ばれるポイントが、マイルとは別にあります。特典に交換できるマイルに対して、FLY ONポイントは、ステータスを決定するものであり、FLY ONポイントや搭乗回数に応じて、専用チェックインカウンターの利用や、優先搭乗などのサービスが受けられます。

JALカード会員は、「2023年FLY ONポイントボーナスキャンペーン」に登録し、2023年中にJALグループ便に搭乗すると、5,000FLY ONポイントが積算されるためお得です。なお、2024年からは、搭乗実績だけでなく、ショッピングなどにおけるJALカードでの決済利用額に基づいた新しいステータス制度が開始予定です。したがって、飛行機に乗る機会が少ない方にとっても、利用しやすいステータス制度になることでしょう。

JALカードのメリット

ポイントからマイルへの移行する必要がない

このメリットは、同様のサービスを提供するANAカードとの対比に基づくものです。ANAカードでは、ショッピングなどの利用額に応じて付与されるポイントは、カード発行会社のポイントであり、後からANAマイルに移行するための手間が発生します。そして、その移行には、カードやコースによっては、年間5,000円以上の手数料がかかる場合があります。一方で、JALカードは直接マイルが貯まるため、マイルの移行作業などの手間やコストが発生しません。

普段のお買い物でもマイルが貯まりやすい

ショッピングでJALカードを利用すると、利用金額200円に対して1マイルを貯めることができますが、年会費3,300円(CLUB-Aゴールド以上は無料)の「JALカードショッピングマイル・プレミアム」に参加すると「100円=1マイル」にアップします。そして、このプログラムに参加した上で、「JALカード特約店」で買い物をすると、通常の4倍である「100円=2マイル」でマイルを貯めることができるようになります。特約店には、イオンやファミリーマート、ENEOS、スターバックスなど、生活に身近な店舗も多く含まれているので、JALグループ便に搭乗する機会が少ない方にとっては、ショッピングでもマイルが貯まりやすい点は大きなメリットと言えるでしょう。また、ネットショッピングを利用される方は、優待サイト(JALマイレージモール)を経由して商品を購入することで、獲得できるマイルがアップします。

機内や免税店などで割引サービスが受けられる

既に紹介した「(搭乗)ボーナスマイル」や、「JALカードショッピングマイル・プレミアム」はマイルの上乗せサービスですが、JALカードを持っていると、JALカードを提示するだけで、空港内の店舗や免税店における代金が割引されます。例えば、免税店では普通カードと学生カードが5%割引、それ以外のカード(CLUB-A、CLUB-Aゴールド、ダイナース、プラチナ)では、10%割引の価格で購入できます。

JALカードのデメリット

搭乗しないと継続マイルが付与されない

JALカードは、新規入会後に初めてJALグループ便に搭乗したときだけでなく、毎年初めてJALグループ便に搭乗した際にも、カードの種類に応じたマイルを付与しています。ANAカードも同様に、継続マイル制度を導入していますが、ANAカードでは搭乗は条件ではなく、年会費を支払えば付与される点が特徴です。飛行機に搭乗しないと付与されないJALカードは、飛行機に搭乗する機会が少ない方にとっては高いハードルかもしれません。

■入会・継続マイルの比較

普通カード
学生カード
CLUB-A、CLUB-Aゴールド
ダイナース、プラチナ
入会搭乗マイル 1,000マイル 5,000マイル
毎年初回搭乗マイル 1,000マイル 2,000マイル

マイルの有効期限が短い

ANAマイル、JALマイルとも、付与されたマイルの有効期限は36ヵ月後の月末です。マイルを一番有効的に活用する方法は、特典航空券に交換することですが、旅行に行く機会が少ない方にとっては、そのタイミングを逃してしまうことがあるかもしれません。また、ANAマイルは1マイルから使える特典がある一方、JALマイルは1,000マイルからしか使えない点や、特典航空券以外の使い道がANAの方が多いことから、JALマイルは飛行機をよく利用される方にメリットが多いと言えます。なお、JALマイルの有効期限は、航空券やツアー購入に使える「e JALポイント」に交換したうえで、e JALポイントの有効期限(1年)を利用し、実質最長4年まで伸ばすことが可能です(ANAにも「ANA SKYコイン」と呼ばれる同様の仕組みがあります)。

JALカードの選び方

JALグループ便に必ず乗るなら

JALカードの1番の特徴は、入会や毎年付与されるマイルが「搭乗」基準であるということです。また、毎回の搭乗で積算されるボーナスマイルも含めて、付与されるマイル数は、普通カードとそれ以外のカードで異なります。したがって、JALグループ便に搭乗する機会がある方は、CLUB-Aカード以上がおすすめです。

ショッピングでも利用するなら

CLUB-Aカードとプラチナではボーナスマイルは同じであるため、年会費を安く抑えながら、搭乗ボーナスマイルを重視する方は、CLUB-Aカードで十分な機能が備わっています。一方で、ショッピングでも利用される方は、ショッピングでのマイル獲得倍率が2倍に増える「JALカードショッピングマイル・プレミアム」に無料で参加できるCLUB-Aゴールド以上のカードが、メインカードとして使うのによいかもしれません。