お金持ちは、食事に気を遣います。それは、食事がパフォーマンスに与える影響を熟知しているからです。今回は、お金持ちが実践する「パフォーマンスを最大限発揮するための食事術」を具体的に紹介します。お金持ちの食習慣を知り、自分の生活に取り入れることで、生産性向上につなげましょう。

お金持ちの食習慣1:食べ方は「ゆっくり」「食物繊維→たんぱく質→炭水化物の順」

(画像= JAPAN PRO/stock.adobe.com)

「血糖値」の急激な上下は、パフォーマンスに大きな悪影響を与えることがわかっています。ここでは、血糖値コントロールに重点を置いた食べ方を紹介していきます。

食べ過ぎや早食いは血糖値の急上昇・急下降につながるので、食事をとるときは適度な量とスピードを心がけましょう。例えば、1口30回を目安に咀嚼し、1食15分以上かけてゆっくり食べることで満腹中枢が刺激され、過食を抑えられます。

食べる順番も重要です。野菜やきのこなどの食物繊維は、糖の消化・吸収を遅らせる働きを持っています。そのため、まずは食物繊維、次にたんぱく質、最後に糖が最も多く含まれるご飯やパンなどの主食を食べましょう。

お金持ちの食習慣2:食べ物は「炭水化物とたんぱく質、脂質は一緒に食べる」

糖質が多く含まれる食べ物は、血糖値を急上昇させます。炭水化物・たんぱく質・脂質の3大栄養素のうち、最も糖質が多いのは炭水化物です。

代表的なのは、ご飯やパン、芋類です。また、バナナやりんご、みかんなどの果物類にも、炭水化物は多く含まれています。

炭水化物は血糖値を急上昇させるため、食事をとるときは、たんぱく質や脂質と一緒に食べることが大切です。例えば、パンに脂質であるバターやオリーブオイルを塗るだけで、血糖値の上昇はやや緩和されます。バターなどがないときは、ウインナーや卵など、たんぱく質を一緒にとるだけでも効果があります。

お金持ちの食習慣3:時間帯は「昼食と夕食の間を7時間以内に」

朝食を抜くと、パフォーマンスややる気が大きく低下することがわかっています。また、朝食を食べないと逆に肥満体型になるという研究結果もあります。朝食は必ず食べることを意識しましょう。

また昼食と夕食の間は、7時間以内にすると体内時計が狂いにくくなります。12時に昼食をとることが多いなら、19時までには夕食をとりましょう。また、夕食は寝る2~4時間前がいいといわれています。

食習慣を変えてパフォーマンス向上を

食事はエネルギーの源であり、毎日の食習慣が高いパフォーマンスへとつながります。投資家や経営者など、お金持ちはこのことをよく理解しています。食習慣から変えていくことが、成功者への近道かもしれません。

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