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ビットコイン(BTC)をはじめとする仮想通貨(暗号資産)は、日本円を銀行間で振込できるのと同様に任意の場所へ送金できることが特徴です。
また、仮想通貨を送金する場合は「仮想通貨取引所」や「仮想通貨ウォレット」と呼ばれるサービスを利用する必要があります。
このような取引所間や個人のウォレット間で送金することを、仮想通貨の「移動」と呼ぶ場合もあるので注意しておきましょう。
以上を踏まえたうえで、当記事はビットコインの移動について詳しく解説していきます。
手数料に関する説明や、実際に取引所からビットコインを移動する方法などを解説しているので、ビットコインの移動について気になる人は最後まで記事に目を通しておくことをおすすめします。
- DMM Bitcoin、GMOコイン、SBI VC Tradeでは送金手数料が無料である
- ビットコインを送金する際には、ビットコインアドレスが必要
- ビットコインは検証作業が終わればすぐに移動できる
ビットコインの移動に手数料はかかる?
ビットコインをはじめとする仮想通貨(暗号資産)も、移動は国内だけではなく海外への送金手段としても利用できることが特徴で、非常に利便性が高いとされています。
しかし、仮想通貨の移動の際には「送金手数料」が発生するので注意しておきましょう。
仮想通貨を移動させる際の手数料は、通貨の種類や取引所によって異なります。
ビットコインを移動させる際の手数料は「0.0005 BTC」前後が一般的な手数料となりますが、「DMM Bitcoin」や「GMOコイン」、「SBI VC Trade」など一部の取引所では無料の場合もあります。
ビットコインを移動させる際には、各取引所の送金手数料を事前に把握しておくと良いでしょう。
取引所からビットコインを送金する方法
ここでは、各仮想通貨(暗号資産)取引所からビットコインを移動させる方法を紹介します。
取引所からビットコインを移動させる手順は、各取引所によって少し異なります。
以下に紹介する手順は、取引所からビットコインを移動させる一般的な手順となりますので、手順の詳細は各取引所の公式サイトを参照してください。
送金先のアドレスを確認
まず、送金先のビットコインアドレスが発行されているか確認しましょう。
ビットコインを送金する際には、自身の送金ページに送金先のビットコインアドレスを入力する必要があります。
ビットコインアドレスとは、銀行の口座番号のようなものでビットコインの送金や受取の際には必要となるので覚えておきましょう。
ビットコインアドレスは、各取引所の公式サイトやアプリの個人ページから簡単に表示できますので、ビットコインを送金する際は送金先のアドレスを確認しておきましょう。
基本的には英数字の羅列で表示されますが、取引所によってはQRコードの表示も可能です。
ちなみに、ビットコインを受け取る際にも自身のビットコインアドレスが必要となりますので注意しましょう。
例として、以下に「Coincheck(コインチェック)」でのビットコインアドレスの発行方法を紹介します。
Coincheck(コインチェック)の公式サイトにログインし、ホーム画面左側にある「暗号資産の受取」を選択してビットコインを選択します。
選択すると、アドレス表示欄にビットコインアドレスが表示されるのでコピーして使用しましょう。
当然ですが、ビットコインアドレスは1文字でも間違えていると送金できないので、コピーした上での使用をおすすめします。
送金元でアドレスを入力
次に、ビットコインを送金する取引所の送金ページに送金先アドレスを入力しましょう。
例として、以下に「Coincheck(コインチェック)」でのビットコインアドレスの入力方法を紹介します。
主な手順は以下の通りです。
①Coincheck(コインチェック)の公式サイト、メニュー画面から「暗号資産の送金」を選択します。
②「送金する通貨」より、ビットコインを選択し、宛先に送金先のビットコインアドレスを入力します。
③送金先サービス名の欄にプルダウンより送金先の取引所を選択し、入力します。
個人ウォレット宛に送金する場合は、送金先サービス名で「その他」を選択し、備考欄に「個人ウォレット宛て」の旨を入力しましょう。
④受取人種別、送金額を入力し、送金を完了させる。
ウォレットからビットコインを送金する方法
ここでは、ウォレットからビットコインを送金する方法を紹介します。
ウォレットには以下のようないくつかの種類に分類され、それぞれ特徴があります。
- ペーパーウォレット
- ハードウェアウォレット(コールドウォレット)
- ウェブウォレット
- デスクトップウォレット
- スマホウォレット(モバイルウォレット)
どのウォレットを使用するのにしても取引所とは違い、秘密鍵を自分で管理する必要があるので注意しておきましょう。
使用するウォレットにより詳細は異なりますが、ウォレットからビットコインを送金する手順も基本的には取引所からの送金と同様の手順になります。
主な手順は以下の通りです。
①送金する通貨にビットコインを選択する。
②送金先のビットコインアドレスを入力する。
③送金先の情報を入力する
④送金額を入力する
ビットコインを移動させるメリット
どこかへ送金を行う際に、ビットコインの移動を利用すると様々なメリットを受けられます。
ここでは、ビットコインを移動させるメリットを見ていきましょう。
- 個人間で直接送金することが可能
- 送金や受け取りがいつでも可能に
個人間で直接送金することが可能
日本円や米ドルなどの法定通貨を誰かに送金する際は、銀行など金融機関を介して送金を行う必要があります。
それに対して、ビットコインを移動させる場合なら個人間で直接ウォレットに送金することが可能となります。
また、ビットコインの移動なら銀行振込手数料などの手数料も比較的安くなることが多いです。
前述したように、「DMM Bitcoin」や「GMOコイン」、「SBI VC Trade」など一部の取引所では無料の場合もあります。
このように、ビットコインを移動させることによって、送金にかかる手数料が安くなるなどのメリットを受けることができます。
送金や受け取りがいつでも可能に
ビットコインの移動なら、インターネット環境さえあればいつでもどこでも行うことが可能です。
銀行振込などによる送金の場合、各金融機関の営業時間内のみになるなど、すぐに資金を移送させられない場合があります。
一方、ビットコインの移動なら処理トラブルなどの特別な事態でもない限り、例え送金先が海外の場合でも10分程度あれば移動させられます。
このように、資金の移送がいつでも行えることはビットコインを移動させるうえでの大きなメリットといえるでしょう。
ビットコインを移動させるデメリット
続いて、ビットコインを移動させる際のデメリットも見ていきましょう。
- セキュリティ面でのリスクがゼロではない
- 不正取引などによる損失の補償がされない
セキュリティ面でのリスクがゼロではない
ビットコインの移動は全てオンライン上で管理されているため、セキュリティ面でのリスクがゼロではありません。
個人間のウォレットの場合、ハッキングなどへのセキュリティ対策も必要となるでしょう。
そのため、ビットコインを移動させる際には各仮想通貨(暗号資産)取引所のウォレットを利用することをおすすめします。
「DMM Bitcoin」や「GMOコイン」などの大手取引所なら、ハッキング被害を受けたことがないということも少なくありません。
初心者の人などは特に、取引所からの移動から始める方が無難といえるでしょう。
不正取引などによる損失の補償がされない
ビットコインの移動に関してまだまだ法整備が発展途上でもあり、万が一不正取引などがあった場合に損失が保証されない可能性もあります。
取引所からの送金の場合は補償されるケースもありますが、個人間の場合なら補償はされないので注意しておきましょう。
ビットコインを移動させる際の注意点
ビットコインは法定通貨などに比べ、移動させる際に時間がかからないことが特徴の1つとされています。
しかし、実際には毎回必ずすぐに移動できる訳ではないので注意が必要です。
ビットコインは送金の安全性を担保するため、マイニングと呼ばれる検証作業が行われています。
そして、ビットコインはこの検証作業が終了するまでは送金されません。
1つのマイニングにかかる時間は約10分とされていますが、実際の時間は取引所や送金方法によっても異なります。
中には数日を要する場合もあるので、注意しておきましょう。
また、ビットコインを売却目的で移動させる場合には所得税が発生する可能性があります。
ビットコインの移動で利益が発生した場合は雑所得に分類され、課税対象となるので注意しておきましょう。
なお、家族などに贈与する場合には110万円を超えなければ税金は発生しません。
FAQ
今の取引所から手数料が安い取引所へ乗り換えるには?
ビットコイン取引を行うにあたり、手数料は少しでも低いことに越したことはありません。
現在利用している取引所よりも、各種手数料が安い取引所がある場合には乗り換えを検討するのも良いでしょう。
今の取引所から手数料が安い取引所へ乗り換えるには、保有しているビットコインを取引所で移動させることで可能となります。
各取引所の手数料については、以下の記事を参照してください。
まとめ
今回の記事では、ビットコイン(BTC)の移動について詳しく解説してきました。
今回のポイントを整理すると下記の通りです。
- ビットコインの移動には手数料がかかる
- ウォレットには種類がある
- 送金や受け取りにはビットコインアドレスが必要
- ビットコインは検証作業が終わればすぐに移動できる
ビットコインをはじめとする仮想通貨(暗号資産)は、日本円を銀行間で振込できるのと同様に任意の場所へ送金できることが特徴です。
ビットコインを移動させる際に手数料がかかることもありますが、取引所によっては無料の場合もあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。