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(写真=Thinkstock/GettyImages)

住友林業(東京都千代田区)は2015年3月期決算を発表した。リフォーム事業は前年同期比4.2%減の596億円。経常利益は34.2%減の27億円となった。市川晃社長は「消費増税による反動減が想定以上に長引いた。新築、リフォームと国内住宅関連市場は非常に厳しかった」と話す。

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2016年3月期の売上高計画は同19%増の710億円。経常利益は同48.5%増の40億円。

強化策は主に3つ。1つは人員の増員。この4月から住友林業の新築を購入したオーナー向けのリフォーム担当90人を、リフォーム専門会社の住友林業ホームテックへ出向。その他新卒社員などで増員し営業担当は600人ほどの体制となる。

オーナーのリフォーム窓口を、ホームテックに一本化することで、ユーザーの利便性を高める。これにより、オーナーからのリフォームを漏れなく取り込んでいく考え。

もう1つの強化策はマンションリフォームの推進。マンション専門の拠点を設け、住友林業の得意分野である木を使った内装リフォームを提案していく。マンションリフォーム売上高は前期18億円程度だったが、今期は約4割強の増収を計画。

3つ目は旧家リフォームの強化。同社では建築基準法以前に建てられた古い戸建て住宅を全面改装する事業を手掛けている。

今期について市川社長は「戸建て注文住宅の受注減は避けられず、リフォームや賃貸事業でカバーしていきたい。また木材建材事業は底上げし、海外はさらに伸ばしていきたい」と話す。(提供: リフォーム産業新聞 5月26日掲載)

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