アジア専門投資ファーム、クープランド・カーディフ・アセット・マネジメント(CCAM)が、「ジャパン・インカム&グロース・トラスト(日本配当追求型投資信託)」を売り出す。30から40の銘柄で構成される予定だ 。


割安、強固、好リターンの長期型信託

「ジャパン・インカム&グロース・トラスト」は日本に興味を持っている投資家向けに設計されている。割安で取引されている銘柄の中から、バランスシートなどの強固性に加え、株主へのリターン条件が良いものだけで構成される。

12月スタートを目処に2億ポンド(約373億9045万円)の運用資金調達を目指しており、立ち上げから2016年10月末までの配当目標は1株につき3%。また2020年に継続を問う投票を実施。3年ごとに見直しを行う予定だという。


日本のマーケットで魅力的な利回りと資本増加を

CCAMは2005年の設立以来、ロンドン、シンガポール、香港、東京などを基盤に投資活動を行っており、数々の実績をあげている投資会社。

ポートフォリオ・マネージャーのリチャード・アストン氏は、後にJPモルガンの傘下となった英チェイス・アセット・マネージメントの日本株部門で、責任者を務めた経験もある。2010年にCCAMに移籍するまでは、JPモルガン・アセット・マネージメントに勤務していた。

アストン氏は「ジャパン・インカム&グロース・トラスト」を魅力的な配当利回りと資本増加がミックスされたユニークな投資商品だと説明する。

持続可能かつ成長の見込みがある「配当」と「自己株式取得」という観点に基づいて運営されるクローズエンド型信託なので、「日本における投資チャンスを通して、最高の利益が得られる」と自信たっぷりだ。(ZUU online 編集部)

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