楽天証券は、実店舗を持たないネット証券会社であり、楽天グループの一員として抜群の知名度を誇るだけでなくネット専門の証券会社として草分け的存在でもある。

この記事では、楽天証券で口座を開設するメリットと口座開設方法について解説する。

楽天証券と

楽天証券,口座開設
(画像=PIXTA)

楽天証券は、 日本初のネットトレード専門証券会社だ。

2003年に楽天が子会社化し 2004年に「楽天証券」と社名を変更 。2020年2月現在、総合口座数は500万口座、預かり残高は6兆8,932億円に上っている(2020年12月15日現在)。

楽天証券の魅力

楽天証券は、投資未経験者や若年層の支持を集めていることが特徴だ。

2019年1~12月における新規口座開設者の69%は投資経験がなく、新規口座開設者の26%は20代、32%は30代と若い人が多くを占めている。投資初心者の取り込みに成功している要因として以下のような点が挙げられる。

少額から始められる商品が充実している
さまざまな手数料の負担軽減をすすめている※

※1日50万円までの国内株式取引にかかる手数料無料、投資信託買付手数料無料、iDeCoの運営管理手数料無料など

特に取扱商品では国内株式だけでなく、米国株、中国株やシンガポール株、タイ株、マレーシア株、インドネシア株も取引できることも魅力と言えよう。

取引ツールを無料で利用できることも嬉しいポイント。

楽天証券の取引ツールはパソコン向けツールとして、「MARKETSPEED」「MARKETSPEEDⅡ」と、スマートフォンアプリとして「iSPEED」が用意されている。

「MARKETSPEED」では国内株式、米国株式、先物オプション、海外先物など幅広い取引に対応。投資情報の収集やチャートの分析、売買の注文設定などの便利な機能が集約されている。「MARKETSPEEDⅡ」は5種類のアルゴ注文を利用できたり、国内株価指数先物取引・オプション、商品先物取引にも対応していたりするため、国内株式の取引を重視したい方向けの取引ツールだ。

スマートフォンアプリ「iSPEED」はパソコン向けツールと同等の機能を搭載。注文の約定をリアルタイムで通知する機能があるため、パソコンを起動できない状況でもスマートフォン1台で手軽に取引ができるはずだ。

また楽天グループの一員であることも強みだ。例えば楽天銀行に口座を開いている人が楽天証券で証券口座を開設して口座連携(マネーブリッジ)を行うと

楽天銀行の金利が優遇されたり
楽天カードのクレジット決済で投資積立の引き落とし

などができる

さらに楽天ポイントを活用して投資を行うことも可能だ。

楽天市場など楽天グループのサービスを利用すると付与される楽天ポイントを使って投資ができることは、投資未経験者にとっては投資デビューするきっかけ作りとなっていると考えられる。

株投資家のコメント

楽天証券の口座開設手順

楽天証券の口座を解説する手順は以下のとおり。

オリジナル画像

それぞれを簡単に説明していこう。

1. 口座開設の申し込みをする

「楽天証券」とインターネットで検索し、公式ホームページにアクセス。右上の「口座開設」を選択し、メールアドレスを登録。その後、確認用のメールに書かれているURLから申し込みを始める。

2. 本人確認書類を提出する

運転免許証、マイナンバーカードなどの本人確認書類をアップロードする。

スマートフォンから申し込みする方は、本人確認書類と自身の顔を撮影すればスマートフォンからでも本人確認が完了できる。また、郵送で本人確認書類を提出しても問題ない。

3. 申し込む本人の情報を入力する

名前、住所など申し込む本人の個人情報を入力する。なお、スマートフォンで申し込む場合はログインパスワードの設定が必要。

4. ログインIDが発行される

楽天証券の審査に通過すると、ログインIDが郵送される。スマートフォンで申し込んだ場合は、メールで送付される。ログインIDは変更できないため忘れないようにしたい。

5. 初期設定をする

楽天証券の公式サイトより、ログインIDと設定したパスワードを入力してログインする。

その後、取引に必要な暗証番号や勤務先情報などの設定をしなければならない。

また、本人確認書類でマイナンバーカードを選択していない方は、マイナンバーを登録する必要がある。

そしてマイナンバーの登録が完了すると、取引が可能になる。

さまざまなキャンペーンを実施、自分に合ったものを選べる

楽天証券では、年間を通じてさまざまなキャンペーンを実施されている。キャンペーン内容は、大きく分けて以下の2つだ。

楽天証券での投資やサービスの利用で、
楽天ポイントの付与やキャッシュバックを受ける

国内外株式や投資信託の取引、金などの貴金属の購入、NISAやiDeCoの口座開設などでポイント付与やキャッシュバックが受けられるキャンペーン。

国内株式の取引を例に取ると現物取引・信用取引・貸株サービス利用のそれぞれに対してキャンペーンが行われるなどきめ細やかなキャンペーンを実施している。

楽天証券の証券口座を保有している人が、
楽天グループの商品・サービスを申し込むことで楽天ポイントの付与やキャッシュバックを受ける

楽天証券の証券口座を持っている人がキャッシュバックを受ける 楽天モバイルの申し込み楽天銀行の口座開設楽天カードへの入会を行うことで、楽天ポイントが付与される。

キャンペーンを機にこれまで買ったことがなかった投資商品を購入したり楽天グループの他のサービスを利用したりするなど自分の興味に合わせてキャンペーンを選ぶことができる。

これから楽天証券で投資デビューするなら注目のキャンペーン

これから楽天証券で口座を開設し投資を始めたい人は、現在開催中のキャンペーンを活用するべきだろう。

国内株式

「貸株デビューで200ポイントプレゼントキャンペーン」
キャンペーン期間:エントリー期間 : 2020年11月30日(月)~2021年1月31日(日)

キャンペーン期間中にエントリーし、はじめて貸株デビューした場合、もれなく200ポイントが付与される。

NISA

「NISA金融機関変更でポイントプレゼントキャンペーン」
キャンペーン期間: 2020年10月1日(木)9:00~2021年2月15日(月)23:59

キャンペーン期間中にエントリーし他社で保有しているNISA口座(一般NISA口座またはつみたてNISA口座)を楽天証券のNISA口座に変更すると抽選で1,000名に2,000楽天証券ポイントが付与される。NISA口座の金融機関変更は1年に1度しか認められていないため、キャンペーンに応募する場合は注意が必要だ。

純金プラチナ積立

「純金プラチナ積立新春お年玉キャンペーン」
キャンペーン期間:2020年12月25日~2021年1月24日

キャンペーン期間中にエントリーを行いはじめて純金・純プラチナ・純銀取引で積み立てをすると200ポイントが付与される。また合計1万円以上の積み立てを開始した人の中から抽選で10名様に日本マテリアル製の純金インゴット1グラムのプレゼントもある。

家族や友人からの紹介で口座を開設する

家族や友人ですでに楽天証券に口座を開設している人がいれば「ご家族・お友達紹介プログラム」を使ってもらい紹介を受けて口座を開設するとお得だ。

家族や友人からの紹介で口座を開設し1,000円以上入金すると紹介者と口座開設者にそれぞれ200ポイント(楽天ポイントまたは楽天証券ポイント)が付与される。

紹介者が「ご家族・お友達紹介ページ」からLINE・メールなどの手段で紹介状を配信し受け取った人が紹介状に記載されたURLから総合口座を開設することが条件となる。

楽天証券の口座開設+「マネーブリッジ」登録で1,500 円がもらえるキャンペーンも

楽天証券で証券口座を開設し楽天銀行の銀行口座との間で自動入出金を行う「マネーブリッジ」を登録すると1,500円 がもらえるというキャンペーンもある。

楽天証券の証券口座と楽天銀行の銀行口座の開設方法、さらには「マネーブリッジ」登録方法について解説する。

楽天証券の口座開設

口座を開設するには、楽天証券のホームページから「口座開設」ボタンを押す。メールアドレスを登録後、確認メールが送信されるため、確認メールに記載されているURLをクリックし必要事項を記入。

申込時には、本人確認書類をアップロードすることが必要となる。本人確認書類の種類によってその後の手順が異なる。

・1.運転免許証か個人番号カード(マイナンバーカード)を持っている場合

申込者の顔写真とともにいずれかの書類をスマートフォンでアップロードし、本人情報、ログインパスワードを入力する。楽天証券での審査完了後、翌営業日以降にログインIDがメールで送信されてくる。

・2.どちらも持っていない場合

住民票の写しや健康保険証、パスポートなどを本人確認書類としてアップロードし、本人情報を入力する。楽天証券での審査完了後、約5営業日後にログインIDと初期パスワードを記載した通知が郵送されてくる。

この後は1、2とも共通です。楽天証券のホームページにある「ログイン」ボタンを押しログイン画面にログインIDとパスワードを入力してログインする。暗証番号などの初期設定を行ったあとマイナンバーを登録。(マイナンバーカードをスマートフォンでアップロードした人を除く)これで取引ができるようになる。

楽天銀行の口座開設

楽天銀行の口座開設は、楽天銀行のホームページで行うことができる。必要事項を入力し本人確認書類を決定。書類の種類に応じて提出方法が異なる。(スマートフォンアプリを使ったアップロード、配達員への提示、郵送のいずれか)

その後口座開設完了を通知する郵便物が届くため、同封されている初期設定ガイドにしたがって初期設定を行うとよいだろう。初期設定が完了すれば利用可能となる。

「マネーブリッジ」

「マネーブリッジ」は、楽天証券の証券口座と楽天銀行の銀行口座の口座連携サービスだ。株や投資信託の買い注文を出す際、銀行口座の残高から証券口座に入金することになる。

しかし入金時には楽天証券のホームページから銀行口座のネットバンキングサービスを呼び出すなど手間がかかりがちだ。

しかし、マネーブリッジを利用すればそうした手間がなく必要な資金を自動的に楽天口座の残高から入金することができる。

また楽天証券口座に残った資金は、毎営業日夜間に楽天銀行の銀行口座に自動で出金され入出金にかかる手数料は原則無料だ。

またマネーブリッジを利用していると楽天銀行の普通預金の金利が通常の5倍にアップする。

楽天銀行の普通預金の金利は年0.02%(税引前)のため、マネーブリッジを利用すると年0.10%(税引前)になる(2020年1月時点)。

過去にもさまざまなキャンペーンを実施

楽天証券で過去に実施されたキャンペーンの一例を紹介する。

「信用取引デビューしてみよう!はじめての信用取引で200万ポイント山分け!」

信用取引未経験者を対象としたキャンペーンで、期間中、キャンペーンにエントリーして初めて信用取引を行うと利用者全員で200万ポイントを山分け(一人あたりの上限200ポイント)できるというものだった。

「マーケットスピードⅡで先物・オプションを取引しようキャンペーン」

キャンペーン期間中、キャンペーンにエントリーして楽天証券が提供するトレーディングツール「マーケットスピードⅡ」を使って先物・オプション取引を行うと約定1枚ごとに楽天証券ポイントを最大50ポイント(楽天証券ポイントは1:1の割合で楽天ポイントに交換可能)付与されるというもの。

「iDeCo口座開設キャンペーン」

キャンペーン期間中、キャンペーンにエントリーして期日までにiDeCo口座を開設。初期設定を完了すると抽選で1名に10万ポイント、50名に1万ポイントが付与されるというもの。

「楽天FXキャンペーンはじめての方にもれなく200ポイントプレゼント」

キャンペーン期間内にエントリーして楽天FXで新規取引を1回以上行うと200楽天証券ポイントプレゼント。また、楽天FXの口座を持っている人全員を対象に楽天FXで50万通貨以上の取引を行うと抽選で400名に1万楽天証券ポイント、500万通貨以上の取引を行うと抽選で10名に10万楽天証券ポイントが付与されるというものだった。

これらのキャンペーンは2020年12月末で終了しましたが今後も同様のキャンペーンを定期的に行う可能性がある。楽天証券のサイトのキャンペーン情報をチェックしお得なキャンペーンを逃さないようにするとよいだろう。

実際に株式投資を始めてみる

証券口座の開設ができたら銀行口座から資金を入金し、いよいよ投資開始となる。楽天証券では、国内外の株式や投資信託、FX、債券、先物などさまざまな金融商品を取り扱っている。最も身近に感じられる国内株式の投資から始めてみてはいかがだろうか。「どの銘柄の株を買うか」「どの金融商品を選択するか」といった基準は人それぞれだ。

はじめて株式を買うなら株主優待が充実している企業や知名度の高い企業、自分が気に入っている商品やサービスを提要している企業など自分なりの目安で選ぶとよいだろう。

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