Zaif(ザイフ)は、株式会社カイカエクスチェンジによって運営されている暗号資産取引所です。Zaifでは、暗号資産の現物取引のほかに積立サービスを提供している特徴があります。

本記事では、Zaifの各サービスの手数料について解説します。ぜひ口座開設を行う際の参考にしてください。

Zaifのおすすめポイント

Zaifでは販売所の「かんたん売買」、取引所の「Overbook trading」の2つの方法で取引が行えますが、中でも「Overbook trading」の手数料が安いことが特徴です。特にMakerでの発注は全ての銘柄で無料となっています。

そのため、ある程度暗号資産の取引に慣れている人で、Makerでの発注が利用できる人に向いている取引所といえるでしょう。

具体的にZaifの各手数料を見ていきましょう。

Zaifの手数料は何がある?

暗号資産の取引では、口座開設手数料や口座管理手数料、取引手数料、入出金手数料など多くの手数料が発生します。Zaifでは、どのような手数料がかかるのでしょうか。下記で詳しく確認しましょう。

Zaifで発生する手数料一覧

口座管理手数料(本人確認が済んでいない口座のみ)

口座残高手数料
1万円未満100円
1万円以上10万円未満3.0%
10万円以上50万円未満7.0%
100万円以上10.0%

口座開設手数料:無料

取引手数料

項目かんたん売買Overbook trading信用取引(2022年7月18日時点では一時停止中)
取引手数料無料(0.1~8.0%の実質的な手数料を含む)Maker:無料
Taker:0.1~0.3%
Maker:無料
Taker:0.1%
借入手数料--0.039%(1日当たり)
利益手数料--0.7%

入出金手数料

項目手数料
入金銀行振込振込手数料はユーザー負担
コンビニ入金3万円未満495円
3万円以上605円※
ペイジー入金3万円未満495円
3万円以上605円
暗号資産入金無料
出金銀行振込(日本円)3万円未満385円
3万円以上770円
暗号資産の出金銘柄によって異なる
※入金額が5万円以上の場合は、別途印紙税200円がかかる

Zaifコイン積立手数料

積立額手数料
1,000~2,000円100円
3,000~9,000円3.5%
1万円~2万9,000円2.5%
3万~4万9,000円2.0%
5万円以上1.5%

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Zaifの売買手数料を他社と比較

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Zaifの取引手数料は、他社よりも安い水準なのでしょうか。「販売所」「取引所」「積立手数料」「信用取引」の4つの項目に分けて解説します。

販売所(かんたん売買)の手数料

Zaifの販売所「かんたん売買」では、手数料無料で取引が行えます。ただし、実質的には「スプレッド」と呼ばれるコストを負担している点に注意が必要です。スプレッドとは買値と売値の差額で、どの取引所を利用しても発生するコストとなります。

下記の表で、他の取引所の手数料と比較してみましょう。

取引所取引手数料(販売所)
Zaif無料(スプレッドあり)
Coincheck無料(スプレッドあり)
DMM Bitcoin無料(スプレッドあり)
参照:ZaifCoincheckDMM Bitcoin

上記表から、どの取引所でもスプレッドを負担しなければいけないことが分かります。スプレッドの幅は各取引所が独自に設定しているため、よりスプレッドが狭い取引所を選ぶことが大切です。

ここで、Zaifのスプレッドを確認しましょう。

銘柄買い売りスプレッド
ビットコイン(BTC)3,049,4962,865,430184,066
イーサリアム(ETH)193,486181,58011,906
モナコイン(MONA)77.79664.87712.919
参照:Zaif
※データは2022年7月17日時点

スプレッドは常に一定の幅が設定されているわけではなく、市場動向や需給に応じて変化します。取引を行う際は改めてスプレッドを確認しましょう。

取引所(Orderbook trading)の手数料

Zaifでは、「Overbook trading」と呼ばれる取引所形式でのトレードを提供しています。Overbook tradingでの取引手数料は下記の通りです。

通貨ペア取引手数料(取引所形式)
MakerTaker
・BCH/JPY
・BCH/BTC
0%0.3%
上記以外の通貨ペア0%0.1%

Zaifの取引所形式では、Makerによる発注であれば手数料がかかりません。Taker側は銘柄によって手数料が異なっており、最大0.3%の手数料がかかります。

Zaifの取引所形式の手数料について、他社と比較してみましょう。

MakerTaker
Zaif無料0.1~0.3%
Coincheck無料
GMOコイン-0.01~-0.03%0.05~0.09%

国内大手の取引所と比較すると、ZaifはTakerでの手数料がやや高いといえます。一方、Makerでの発注は全て無料で利用できるため、暗号資産の取引に慣れており、Makerでの発注も行える人であれば低コストで利用できる取引所です。

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Zaifコイン積立の手数料

Zaifでは、毎月暗号資産を積み立てる「Zaifコイン積立」のサービスを提供しています。コイン積立の手数料は下記の通りです。

積立額手数料
1,000~2,000円100円
3,000~9,000円3.5%
1万円~2万9,000円2.5%
3万~4万9,000円2.0%
5万円以上1.5%

たとえば、毎月1万円の積立を行った場合、250円の手数料がかかる計算です。同様の暗号資産の積立サービスはGMOコインでも取り扱っていますが、こちらは無料で利用できます。

したがって、Zaifのコイン積立は、他社と比較して手数料が高いといえます。

信用取引手数料

Zaifでは暗号資産の信用取引を行っていましたが、2022年7月18日現在では一時停止されているため注意が必要です。

Zaifの信用取引では、「取引手数料」「借入手数料」「利益手数料」の3つのコストが発生します。

取引手数料

Zaifの取引手数料は下記の通りです。

銘柄MakerTaker
BTC/JPY無料0.1%
MONA/JPY無料0.1%

「BTC/JPY」「MONA/JPY」どちらもMakerは無料で取引ができますが、Takerでの発注は0.1%の取引手数料がかかります。

借入手数料

信用取引では借入手数料が発生します。借入手数料とは、保有しているポジションに毎日かかる手数料で、Zaifでは1日つき0.039%のコストがかかります。

下記の表で、他社の借入手数料と比較してみましょう。

取引所借入手数料(/日)
Zaif0.039%
DMM Bitcoin0.04%
bitFlyer0.04%
参照:ZaifDMM BitcoinbitFlyer

借入手数料については、わずかにZaifが安い結果となりました。借入手数料は毎日発生するコストであることから、長期保有する場合、このわずかな差が結果的に大きなコストの差となることもあるでしょう。

利益手数料

Zaifの信用取引では、利益から7.0.7%の手数料が差し引かれます。たとえば信用取引で10万円の利益が出た場合、7,000円の手数料がかかる計算です。利益確定する際は、この利益手数料を考慮したうえで決済のタイミングを図るようにしましょう。

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Zaifの入金手数料

Zaifの入金手数料は、日本円と暗号資産によって異なります。それぞれ分けて確認しましょう。

日本円の入金

Zaifでは、「銀行振込」「コンビニ入金」「ペイジー入金」の3つの方法によって日本円の入金が行えます。入金方法によって手数料が異なるため、下記でそれぞれ解説します。

銀行振込

銀行振込による入金では、振込手数料がユーザー負担となります。他社の手数料と比較してみましょう。

取引所手数料
Zaif振込手数料はユーザー負担
Coincheck振込手数料はユーザー負担
DMM Bitcoin振込手数料はユーザー負担
参照:ZaifCoincheckDMM Bitcoin

銀行振込による入金については、振込手数料をユーザー負担としている取引所がほとんどです。入金の反映も即時に行われないことがあるため、あまり利便性が高い入金方法とはいえません。

コンビニ入金

Zaifでは、コンビニ入金が利用できますが、入金額によって手数料が異なります。詳細は下記の通りです。

コンビニ入金入金額手数料
3万円未満495円
3万円以上605円※
参照:Zaif ※入金額が5万円以上になる場合は、印紙税200円を払う必要あり

コンビニ入金とは、あらかじめオンライン上で指定した入金額をコンビニ店頭で支払う方法です。利用できるコンビニは下記の4社です。

  • ローソン
  • ファミリーマート
  • ミニストップ
  • セイコーマート

身近なコンビニですぐ入金が行える点は利便性がありますが、最大805円の入金コストがかかる点はデメリットといえます。

また、コンビニ店頭ではクレジットカードによる支払が行えないため、まとまった現金を準備する必要がある点にも注意が必要です。

ペイジー入金

Zaifではペイジー入金が利用できますが、入金額によって手数料が異なります。詳細は下記の通りです。

ペイジー入金入金額手数料
3万円未満495円
3万円以上605円
参照:Zaif

ペイジー入金とは、ペイジーでの入金に対応している金融機関のATMやインターネットバンキングで入金を行う方法です。Zaifのペイジー決済に対応している金融機関の一部を下記にまとめました。

・三菱UFJ銀行
・三井住友銀行
・りそな銀行
・PayPay銀行 など

参照:メタップスペイメント「ペイジー金融機関一覧」

提携金融機関にてインターネットバンキングの契約があれば、オンライン上で入金手続きが完了します。手数料はかかるものの、Zaifの入金方法の中では利便性が高い方法といえるでしょう。

暗号資産の入金手数料

Zaifでは、暗号資産の入金が手数料無料で利用できます。そのため、「他の取引所で保有している暗号資産を利用して取引を行いたい」といったときでも、手数料を気にせずに資金移動することが可能です。その際は、入金アドレスを間違えないように注意しましょう。

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Zaifの出金手数料

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Zaifの出金手数料は、日本円と暗号資産によって異なります。

日本円の出金手数料

Zaifは指定金融機関への振込によって出金手続きを行います。出金の際は、金額に応じて下記の手数料が差し引かれる仕組みです。

銀行振込(日本円)出金額手数料
3万円未満385円
3万円以上770円
参照:Zaif

例えば、5万円を出金した場合は、手数料の770円が差し引かれ、差額の4万9,230円が入金されます。出金手続きを行う際は、手数料を考慮した金額を指定することがおすすめです。

Zaifの出金手数料について、下記の表で他社と比較してみましょう。

取引所出金手数料
Zaif385~770円
Coincheck407円
DMM Bitcoin無料
参照:ZaifCoincheckDMM Bitcoin

Zaifでは最大770円の出金手数料がかかるため、他の取引所と比較して手数料が高いといえます。

暗号資産の送金(出金)手数料

Zaifでは、暗号資産の出金にも対応しています。出金手数料は銘柄によって異なっており、詳細は下記の通りです。

銘柄手数料
BTC0.0001〜0.01 BTC
XYM2〜20 XYM
XEM2〜20 XEM
MONA0.001〜0.1 MONA
Counterpartyトークン0.001〜0.1 BTC
BCH0.001〜0.01 BCH
ETH0.01〜0.05 ETH
CMS:XEM5〜25 XEM
CMS:ETH0.01〜0.05 ETH
ERC20トークン0.01〜0.05 ETH

主要コインの出金手数料について、他社の手数料と比較してみましょう。

出金手数料
取引所BTCETHMONA
Zaif0.0001〜0.01 BTC0.01〜0.05 ETH0.001〜0.1 MONA
Coincheck0.0005 BTC0.005 ETH0.001 MONA
GMOコイン無料無料無料

GMOコインは無料で暗号資産の出金ができるため、Zaifは手数料面で劣っていることが分かります。Coincheckとはほぼ同水準といえますが、出金額によってはZaifの方が高コストになることがあるようです。

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その他の手数料

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Zaifでは、本人確認が完了していない口座に「口座管理手数料」がかかります。詳細は下記の通りです。

口座残高手数料
1万円未満100円
1万円以上10万円未満3.0%
10万円以上50万円未満7.0%
100万円以上10.0%

例えば、口座残高が30万円の場合、1ヵ月あたり2万1,000円の手数料がかかります。他の取引所では口座管理手数料を無料していることが多いため、預けているだけで手数料が発生するZaifはデメリットが大きいといえます。

しかし、口座開設時に本人確認が完了していれば、上記の手数料はかかりません

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Zaifの手数料を抑えるには?

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ここまでZaifの手数料について他社と比較してきましたが、取引内容によっては他社よりも手数料が高い項目が見受けられました。

では、Zaifでなるべく手数料を抑えて取引をするためには、どのような点に気を付ければよいのでしょうか。

販売所での取引は原則行わない

Zaifの販売所「かんたん売買」では、手数料無料で取引が行えます。しかし、実質は「スプレッド」と呼ばれるコストを負担している点に注意が必要です。

販売所での取引は、手続きの流れが分かりやすく、約定しやすいメリットがありますが、取引所形式に比べて、コストがかさんでしまう傾向があります。初心者は販売所形式で取引を行い、暗号資産取引に慣れたら取引所形式へ移行するとよいでしょう。

Makerで注文を出す

Zaifの取引所「Overbook trading」では、Makerの取引手数料がいずれの銘柄でも無料です。Takerは銘柄によって0.1~0.3%の手数料がかかるため、なるべくMakerで発注するようにしましょう。

Makarは板に並んでいない新しい注文を発注する方式であるため、ハードルが高く感じる人もいるかもしれません。また、Makerでの注文は約定しない可能性もあることから、「手っ取り早いTakerの方がいい」と感じることもあるでしょう。

しかし、コスト面を重視するのであればMakerでの注文にもチャレンジしたほうがよいでしょう。売買のスピードを重視する取引ではTakerで発注するなど、場合によって発注方法を使い分けることがおすすめです。

積立投資、レバレッジ取引には向かない

Zaifでは、現物取引の他に積立投資の「Zaifコイン積立」や信用取引のサービスも提供しています。ただし、Zaifコイン積立では手数料が割高であることや、信用取引では利益手数料がかかることから、取引コストがかさむことが想定されます。また、2022年7月18日現在、レバレッジ取引は一時停止中です。

積立投資やレバレッジ取引を行う場合は、他の取引所も併用するなど、取引に応じて取引所を使い分けるとよいでしょう。

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まとめ

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Zaifでは、取引所形式のMaker発注は手数料無料で利用できることから、他社よりも低コストで取引が行えます。

しかし、積立投資や信用取引については他社よりも割高の手数料となっているため、これらの取引には向きません。取引内容に応じて他の取引所と使い分けるなど、複数の取引所を併用するのがおすすめです。

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