旧村上系、三井住友建設株の保有20%超える
旧村上ファンド系の投資会社でも、いくつか動きがあった。シティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)による大平洋金属株の保有比率が10%を超えたほか、平和不動産株でも9%台に達した。両社の株はいずれも今年になって新規保有が判明した銘柄だ。また、三井住友建設株については南青山不動産(同)の保有比率が初めてを20%超に達している。
ストラテジックキャピタル(東京都渋谷区)は国内ファンドとして物言う株主の代表的存在だが、11月に限れば、新規保有や追加取得にかかわる大量保有報告書の提出はなかった。
◎11月:アクティビストによる主な保有状況(直近に提出の大量保有報告書に基づく。赤字は新規保有。※保有比率が低下)
文:M&A Online