第5位 マカオ(中国)

ラスベガスを上回る世界一のカジノの都であるマカオは中国からの富裕層が減り、逆にエンタメが充実して家族でも楽しめる街へと急速にその性格を変貌しつつある。それにともなって新しい旅行者が多く訪れる街になってきているのだ。

第4位 ロンドン(英国)

欧州圏ではドイツについで景気に回復感のあるイギリスだが、その中心都市ロンドンは相変わらず人気の街となっている。パリとはまたまったく異なる街の趣と文化の多様さが多くの観光客をひきつける要因だろう。

第3位 バンコク(タイ)

欧州人に高い人気を維持しつづけるのがタイのバンコクだ。ドイツの主要都市などから直行便があることなどもあって、コンスタントな人気を誇っているのがバンコクだ。昔から固定的にある東南アジアの雰囲気をゆるく楽しめるところがその人気の大きな秘密となっている。

第2位 シンガポール

確実に発展する理路整然とした街であるシンガポールは安全で安心して観光を楽しめる街として引き続き高い人気を誇っている。最小限のリスクでアジアの雰囲気も楽しめる街としてすでに定番の地位を確保していることがわかる。

第1位 香港(中国)

昔ながらのアジアの時間が止まったような世界と金融市場がリードする新たな世界が渾然一体となっているのが香港の魅力だ。期待を裏切らない昔からの猥雑な世界。それととともに洗練された時間を過ごすことのできる街は、今となってはここしかないといえるほどのもので、依然アジアではもっとも高い人気を誇っていることがわかる。

以上が海外旅行都市ランキングベスト10となるが、なんとそのうちの6都市がアジアの都市となっている。まさにアジアの時代を実感させられるランキングだ。今後このベスト10に東京がランキングされる時代がやってくるかどうかが注目されるところだ。