良品計画
(写真=リフォーム産業新聞/有楽町店にあるショールーム)

「無印良品」ブランドを展開する良品計画(東京都豊島区)はマンションリノベーション事業を本格化する。9月4日にリニューアルされた「無印良品・有楽町店」内に初のリノベーション相談窓口を開設した。これまで企業からの設計を請け負うことはあったが、直接エンドユーザーから設計・施工を請け負うのは初となる。

今回有楽町店で開始するリノベーションサービスの名称は「ムジインフィルゼロ」。これはマンションを一度スケルトン状態にし、床、壁、断熱、内窓を一新するもの。その部屋にオリジナルのキッチンとバス、洗面化粧台、トイレなどの設備を入れる。価格は70平米で600万円。

さらに、ムジインフィルゼロで出来上がった空間に、建具や収納などの無印良品の商品約7,000アイテムをコーディネートする「ムジインフィルプラス」というサービスも提案する。無印良品のアドバイザーが、ユーザーのライフスタイルに合わせてプランする。

可動式の建具や収納などをリノベーションとセットで導入するケースが多くなると見込む。インフィルプラスの平均販売価格は150万円前後になる見通し。

相談窓口はリニューアルされた有楽町店の3階にオープン。建築士の資格を持った設計担当者などが対応する。コーナーではスケルトン状態から完工までの映像を紹介。さらにリノベ後をイメージしたリビングダイニング空間も用意している。

サービスは良品計画グループで住宅事業を手がけるMUJI HOUSEと連携して行う。

提供エリアは東京都23区内のマンションで、新耐震基準を満たした物件となる。半年間はプレオープンという形で受注数も限定し、その後エリアや受注数を拡大する考え。「まずは月2~3棟からスタートし、来年からは本格的に進めていきたい」(MUJI HOUSE・田鎖郁男専務取締役)

良品計画はこれまで中古マンションの再販会社などとコラボし、内装の設計を行うなど、BtoBのビジネスを手がけてきたが、今回のようなエンドユーザーに直接サービスを提供するケースは初となる。(提供: リフォーム産業新聞 9月15日掲載)

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