(写真=PIXTA)
コラビット(神奈川県横浜市)は8月5日、国内のあらゆる地域の中古住宅の価格相場が分かる「HowMa(ハウマ)」を開始した。「あの辺の家ハウマッチ」のキャッチコピーがついた検索窓に、不動産相場が知りたいエリアの住所を入力すると、そのエリアにある家の予想価格が表示される。エリアは全国。戸建てもマンションも対応。
エリアごとの相場価格を数値や色によって表示
例えば、東京都港区六本木と入力すれば、マンションが1.1億円~1.3億円、戸建てが1.6億円~2億円という「推定相場」が表示される。表示された推定相場をクリックすると、その地域で実際に売っている物件情報が見られる。価格は同社の推定相場「ハウマっ値」と比べて、実売価格が安いのか高いのかをパーセンテージで表示する。
相場情報はオンライン上に公開されている不動産価格に関するデータを数百万集積して割り出している。
ターゲットユーザーは家の売買を検討しているユーザーで、実際に販売中の物件情報と相場を見比べながら賢く家を探すことができる。
岡﨑駿介COOは「家を買いたい人も、売りたい人も関心があるのはやはり価格。不動産相場が簡単に調べられるようになれば、より売買しやすくなるのではと思いHow Maを立ち上げました。不動産取引のハードルをもっと低くしていけたらと思います」と話す。
今後は不動産会社が無料で物件紹介できる機能を実装する計画。また、個人も自宅を売りに出すことができる仕様にする考え。将来的には600万戸の売却予定住宅の掲載を見込む。(提供: リフォーム産業新聞 9月1日掲載)
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