この記事は2026年2月10日(火)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=yoshitaka/stock.adobe.com)

2026年2月10日(火)の午後12時半時点に現役トレーダーの小林芳彦さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

小林芳彦
1979年慶応義塾大学商学部卒、同4月株式会社協和銀行入行。 外国為替研修生・営業店外国為替業務経験後、1987年から本店資金為替部調査役。 インターバンク(フォワード)ディーラー・カスタマーデスクヘッドなどを歴任後、1989年10月よりクレディスイス銀行(資金為替部長)、1997年クレディスイス・ファーストボストン銀行(シニアセールス)、1998年バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス銀行(為替資金部長)、2001年バンク・オブ・アメリカ(為替資金部営業部長)で数十社の法人顧客を担当。

現在の為替相場の傾向や相場観

一昨日8日(日)の衆院選で、自民党がかなり有利だという情報は事前に出ていた。

また先週末のNYクローズが157.20円付近で、そこからの週明けの窓開けもわかっていたことだった。

週明けに跳ねたあと、マーケットがかなりロングになっていたので、どこまで買いが続くかというところだったが、ここまで早く落ちてくるとは正直思っていなかった。

やはり買われすぎだったのだろう。特に海外のファンドを中心に「円を売っておけば儲かるんでしょ?」といった安易な円ショート・ドルロングが相当あったのだと思われる。為替がもっとぶっ飛んでもいいはずなのに、ぶっ飛んでいるのは株だけだ。

また、高市首相は積極財政を掲げているが財源の問題などもあり、トラス・ショックと同じにおいがすると言われている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週の米ドル/円予想レンジは、154.50~158.85円。

選挙前の先週半ば以降から、自民党の圧勝がいわれ始めた。そのため、その辺りで仕掛けたロングが156円台、157円台となるのだが、その投げ売りが出ているという気がしている。

その投げがあってもおそらく、154円のミドルでは止まる気がしており、予想下値に設定。戦略的には戻り売り。

しかしながら明日11日(水)に米雇用統計の発表を控えるため、そこは注意したい。

▽米ドル/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。