この記事は2026年6月2日(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=bephoto/stock.adobe.com)

2026年6月2日(火)の午後14時過ぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。

現在の為替相場の傾向や相場観

12兆円に近い介入を行ったが再び160円に近づいている。今回の介入はあまり効かなかったというレッテルを貼られる気がする。

IMM通貨先物市場のポジションをみると、円ショートポジションが介入の前よりも増えている。介入で一旦少し減ったがそれ以上に円の先安に懸け始めたということだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

ポイントとなるのは、明日3日(水)の植田日銀総裁の講演になるが、よほど明確なタカ派姿勢を示さないことには、状況を変えることは難しいのではないだろうか。

円安の背景にあるのは、低い日本の実質金利、円安を嗜好する高市首相の方針、日本の債務に対する海外からの厳しい目だ。

介入が効かないとなると、最終的には日本は相当利上げしないと円安を修正出来ないこととなる。そのリスクはかなり高まっていると思う。

どこかで160円に乗せて、どこかでまた介入もあるのかもしれないが、円安が加速するタイミングが近づいているような気がする。

いずれ、165円、170円という方向へ行くのではないだろうか。

▽米ドル/円 日足チャート

260602shimaS
(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。