この記事は2026年6月1日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=terat/stock.adobe.com)

2026年6月1日(月)の8時時点に現役トレーダーの竹内のりひろさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

竹内のりひろ
1990年、カナダ系の銀行で為替ディーラーになる。HSBCでは米ドル/円のチーフトレーダーを務めるなど20年以上にわたって為替市場の第一線で活躍。現在は個人トレーダーとして自己資金を運用するほか、情報配信を行なう

現在の為替相場の傾向や相場観

先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落を振り返ると、上昇通貨の最上位はNZドル(+2.38%)だった。一方で下落通貨は円(-0.05%)のみだった。

NZは金融政策を据え置いたものの、決定内容はタカ派の据え置きであり、早期の大幅利上げを織り込みNZドル急伸している。

日本の財務省が5月の為替介入の総額を発表しているが、11兆7349億円と月間では過去最高を更新した。しかし、1カ月後の効果は1円程度と早くも介入の限界を指摘する声が出始めている。

米ドル/円の週間のレンジは2週続けて1円に満たない89銭に終わり、ゆるぎない実需の円売りと介入警戒感の狭間で、値幅は縮小傾向にある。

現在の為替相場の戦略やスタンス

足元の動きは投機的な円売りというより、実需の円売りが支配している部分が極めて大きい。

12兆円に迫る円買い介入を実施しても効果は限られ、財務省としては相当危機感を強めていると思われる。介入をした程度では円を取り巻く環境は全く変わらない。

1カ月前、相場が安定しており、危機的状況でもないなかで、介入を実施した正当性を問う声が広がる。 米ドル/円は深押しは買いに転換したいと考えている。

今週は米ドル/円で157.50~160.00円、ユーロ/米ドルで1.1550~1.1700ドル、ユーロ/円で184.00~186.00円と見ている。

▽米ドル/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

▽ユーロ/米ドルの日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

▽ユーロ/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。