この記事は2026年5月27日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Welcome To Banglades/stock.adobe.com)

2026年5月27日(水)の午後14時すぎにトレイダーズ証券の井口喜雄さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。

現在の為替相場の傾向や相場観

米ドル/円は、膠着感の強い展開が続いている。介入警戒から上値を積極的に買いにくい一方、日米金利差などファンダメンタルズ面では円売り圧力が根強く、下がれば買いが入りやすい構図だ。

また、先週新たにFRB議長にウォーシュ氏が任命されたが、現時点ではトランプ米大統領からの強い利下げ圧力は見られていない。就任時の発言でもインフレ抑制に重点を置く姿勢が示されており、ややタカ派的な印象を受けた。

マーケットでは、FRBの政策金利について年内1回の利上げが織り込まれている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は159円を中心に膠着状態が続いており、明確な方向感が出ないうちは、レンジ相場と割り切って立ち回る必要がある。

どちらか一方向にスタンスを取るのであれば、ファンダメンタルズ面ではなお上昇余地が残されているため、押し目買いのほうが合理的だろう。

158円台から積み上がっているショートポジションを巻き込む展開となれば、高値更新も期待される。

ただし、160円が視野に入ってくれば介入警戒感も強まりやすいため、基本的には短期売買に徹する必要がある。

いずれにせよ、狭いレンジが続いている局面は大きな値動きの前触れとなることも多く、上下どちらかへのブレイクに備えておきたい。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。