SBI証券の一般NISAでは、「国内株式」「9ヵ国の外国株式」「投資信託」を取り扱っています。それぞれのラインアップの充実度は主要ネット証券トップクラスで、幅広いニーズに対応できる点が魅力です。
国内株式は、国内4市場に上場する銘柄の現物取引のほか、単元未満株取引やIPO(新規公開株)にも対応しています。外国株式の取扱国数(9ヵ国)、米国株の取扱銘柄数(5,801銘柄)、投資信託の取扱銘柄数(2,585銘柄、一般NISA対象銘柄)、IPO取扱数(2021年実績122社)は主要ネット証券最多です(IPOを除き、2022年12月9日現在)。
SBI証券の一般NISA取扱商品の概要 |
国内株 |
現物取引 |
東証 |
○ |
名証 |
○ |
札証 |
○ |
福証 |
○ |
国内ETF・ETN |
○ |
国内REIT(J-REIT) |
○ |
IPO・PO・立会外分売 |
○ |
単元未満株 |
○ (S株) |
外国株式 |
海外株式 |
米国
中国(香港)
韓国
ロシア(※1)
ベトナム
インドネシア
シンガポール
タイ
マレーシア
|
海外ETF |
○ 米国、中国(香港)、韓国、シンガポール |
投資信託(一般NISA対象銘柄) |
2,585本 |
※1:2022年11月30日現在、受注停止中(買付、売却とも)
国内株式 | SBI証券なら国内4市場に上場する銘柄の現物取引ができる
SBI証券の一般NISAは、国内4市場に上場する銘柄の現物取引のほか、単元未満株取引やIPO(新規公開株)にも対応しています。一般NISAでこれらを取引したい人はSBI証券が候補になるでしょう。
国内株式対象取引
- 国内株式現物取引(東証、名証、札証、福証上場銘柄)
- 国内ETF(上場投資信託)
- 国内ETN(上場投資証券)
- 国内不動産投資信託(J-REIT)
- IPO(新規公開株)
- PO(公募増資・売出)
- 立会外分売
- 単元未満株(S株)
なお、競合する楽天証券の一般NISAでは、福証、札証単独上場銘柄、IPO、ETN、単元未満株は取り扱っていません(福証、札証単独上場銘柄、単元未満株は一般NISA以外での取り扱いもありません)。
外国株式 | SBI証券なら主要ネット証券で最多の9ヵ国に投資可能
SBI証券の一般NISAでは、主要ネット証券で最多の9ヵ国の外国株式を取引できます(2022年12月9日現在、ロシア株は受注停止中)。また、米国株の取扱銘柄数は5,801銘柄で主要ネット証券最多です。一般NISAで米国株に投資したい人、米国株以外の外国株式にも投資したい人はSBI証券が候補になるでしょう。
韓国株、ベトナム株、ロシア株を取引できるのは、主要ネット証券の中でSBI証券だけです。
米国株の取扱銘柄数は、競合する楽天証券が4,673銘柄、マネックス証券が4,882銘柄であり、SBI証券に優位性があります。
主要ネット証券の米国株取扱銘柄数の比較 |
証券会社 |
取扱銘柄数(ADR、ETFを含む) |
SBI証券 |
5,801銘柄 |
楽天証券 |
4,673銘柄 |
マネックス証券 |
4,882銘柄 |
auカブコム証券 |
1,800銘柄 |
松井証券 |
1,629銘柄 |
一方で中国株の取扱銘柄数は、SBI証券が1,357銘柄であるのに対し、楽天証券は1,645銘柄、マネックス証券は2,596銘柄。中国株では楽天証券やマネックス証券に優位性があります。楽天証券は上海市場に上場する銘柄(上海A株)も取り扱っているため、上海株に強みがあります。香港株に強いのはマネックス証券で、香港市場に上場するほぼすべての銘柄をカバーしています。
主要ネット証券の中国株取扱銘柄数の比較 |
証券会社 |
取扱銘柄数(ADR、ETFを含む) |
香港株 |
上海A株 |
SBI証券 |
1,357銘柄 |
取扱なし |
楽天証券 |
1,268銘柄 |
377銘柄 |
マネックス証券 |
2,596銘柄 |
取扱なし |
※auカブコム証券、松井証券は中国株の取り扱いなし
投資信託 | SBI証券は取扱本数が多い
SBI証券の一般NISAでは、主要ネット証券最多の2,585本の投資信託を取り扱っています(2022年11月30日現在)。さまざまな商品の中から自分にあったファンドを選んで投資したい人にはSBI証券が候補になるでしょう。
SBI証券の投資信託取扱銘柄数は、楽天証券(2,557本)とほぼ同じ、マネックス証券(1,260本)やauカブコム証券(1,596本)、松井証券(1,645本)を大きく上回ります。
主要ネット証券の投資信託銘柄数の比較(一般NISA、つみたてNISA対象商品) |
証券会社 |
一般NISA対象銘柄数 |
つみたてNISA対象銘柄数 |
SBI証券 |
2,585本 |
185本 |
楽天証券 |
2,557本 |
183本 |
マネックス証券 |
1,260本 |
157本 |
auカブコム証券 |
1,596本 |
180本 |
松井証券 |
1,645本 |
178本 |
単元未満株 | SBI証券ならS株にも投資できる
SBI証券の一般NISAは、東証上場銘柄の単元未満株取引(SBI証券での名称は「S株」)に対応しています(東証上場銘柄以外は売りのみ)。NISAの非課税投資枠をうまく活用して国内株式へ投資したい人には、SBI証券が候補になるでしょう。
単元未満株取引とは
- 1単元(取引所での最低取引単位、国内上場株式は通常100株)に満たない株数で行う株取引。
単元未満株取引を使うと、1単元の最低投資金額が一般NISAの非課税投資枠(120万円)を超える銘柄や最低投資金額が大きく投資しにくい銘柄に投資したり、少額ずつ複数の銘柄に分散投資したりしやすくなります。
主要ネット証券で単元未満株取引に対応しているのは、SBI証券のほか、マネックス証券(「ワン株」)とauカブコム証券(「プチ株®︎」)です。
このうちマネックス証券は、名証上場銘柄も単元未満株取引で購入できる点、売却時の最低手数料が税込52円(SBI証券は税込55円)である点でSBI証券よりも優位性があります。
主要ネット証券の単元未満株取引サービスの比較 |
証券会社 |
対象銘柄 |
手数料(税込) |
東証 |
名証 |
福証 |
札証 |
買付 |
売却 |
SBI証券 |
○ |
売のみ |
売のみ |
売のみ |
0円 |
約定代金の0.55% 最低手数料55円 |
マネックス証券 |
○ |
○ |
売のみ |
売のみ |
0円 |
約定代金の0.55% 最低手数料52円 |
auカブコム証券 |
○ |
○ |
売のみ |
売のみ |
約定代金の0.55% 最低手数料52円 |
松井証券 |
売のみ |
売のみ |
売のみ |
売のみ |
- |
約定代金の0.55% 最低手数料なし |
楽天証券 |
取扱なし(買取請求のみ) |
- |
IPO | SBI証券の取扱実績数は業界最多
SBI証券のIPO取扱実績数は業界最多(2021年実績)であり、一般NISAでも購入できます。取扱銘柄数が多いほど選択肢は広がるため、一般NISAでIPO投資にチャレンジしたい人はSBI証券が候補になるでしょう。
IPO(新規公開株)とは
- 企業が新たに証券取引所に株式を上場し、一般投資家向けに株式を売り出すこと。IPOを売出価格で購入するには、上場(公開)前に購入を申し込み、割り当てを受ける必要があります。
SBI証券は2021年のIPO全125社のうち122社を取り扱い、IPOへの関与率は実に97.6%。取扱銘柄数で2位のSMBC日興証券(81社)をはじめ、競合の楽天証券(74社)やマネックス証券(66社)など、他社に大差をつけています(楽天証券の一般NISAではIPOの取扱なし)。
SBI証券はIPOの引受や販売で中心的な役割を果たす「主幹事」案件が多いのも特徴です。主幹事案件では割り当てられる株数が多く、当選確率も高くなります。2021年には18社のIPOで主幹事を務め、野村證券(27社)、みずほ証券(27社)、SMBC日興証券(25社)に次ぐ業界第4位です(※各社の数字は、国内引受シェアが最大の主幹事案件数)。
他のネット証券が「主幹事会社」となることはほとんどなく、ネット証券でIPOを狙うならSBI証券は押さえておきたい証券会社といえるでしょう。
SBI証券にはIPOへ応募を続けることで当選確率がアップする独自の「IPOチャレンジポイント」サービスもあります。このサービスは、IPOの抽選に外れた場合にポイントが付与され、次回以降のIPO申し込みでたまったポイントを使うと、当選確率がアップする仕組みです(個人への配分株数全体の30%について、ポイント使用数の多い人から順に配分)。