つみたてNISAおすすめ証券会社ランキング つみたてNISAおすすめ証券会社ランキング

Point①
取扱商品の本数

Point②
最低積立金額

Point③
買付手数料

つみたてNISA(積立NISA)口座を選ぶ3つのポイント

そこでこの記事では、「取扱商品の本数」「最低積立金額」「買付手数料」のポイントに着目して、つみたてNISAに対応している全136の金融機関のなかから厳選した10社をランキング形式で紹介していこう。
※2020年8月21日更新

つみたてNISAで金融機関を選ぶ
3つのポイント

Point①
取扱商品の本数

Point②
最低積立金額

Point③
商品の買付手数料

20年間非課税で積立投資のできるつみたてNISAは、1人1口座しか作れない。だからこそ、つみたてNISAを始めるなら一番使い勝手の良い金融機関で口座開設するのが賢い選択だ。
つみたてNISAを開設できる全136の金融機関から厳選した10社から、おすすめのつみたてNISA口座ランキングを作成した。
※2020年8月21日更新

買付手数料 商品本数
無料 162
最低積立金額 積立頻度
100円 毎月/毎週/
毎日

おすすめポイント

SBI証券の
おすすめポイント

SBI証券ではつみたてNISAの対象銘柄は170本と、金融機関においても業界最多水準を誇るほどだ。
さらに、つみたてNISAの買付、売却手数料はともに無料である。最低投資金額は「100円」からと、手軽に始められることも嬉しいポイントだろう。

SBI証券では「Tポイント」を利用して、最低100円分から投資信託に投資が可能だ。また、投資信託の月間平均保有額によって、年率0.1~0.2%のTポイントが付与される「投信マイレージ」も魅力。投資信託だけでなく、国内株式の取引手数料における1.1%相当のポイントも還元されるため、国内株式をSBI証券で取引している方はそのままつみたてNISAに投資する方がよいだろう。

SBI証券のつみたてNISAでは、積立するタイミングを「毎日」「毎週」「毎月」の3コースから選択可能だ。「毎日」「毎週」で買付を行うと、「毎月」投資するよりもさらに細かく時間を分散させられる。そのため、分散投資を重視している方はぜひ活用してほしい。


最大10万7,500円
キャッシュバック!
口座を新規開設した方を対象

買付手数料 商品本数
無料 158
最低積立金額 積立頻度
100円 毎月/毎日

おすすめポイント

楽天証券の
おすすめポイント

楽天証券のつみたてNISA対象銘柄は170本。SBI証券と並んで業界最多の取扱本数である。さらに、投資金額を「100円」の少額から設定が可能。また、つみたてNISAの購入・売却手数料は無料であるため、つみたてNISAを始めてみたい方でも手軽にスタートできるだろう。

楽天証券ではお得なポイントプログラムを実施中だ。投資信託の決済方法で「楽天クレジットカード決済」を選択すると、決済額100円につき1ポイントが付与される。さらに楽天銀行と楽天証券を連携すると、投資信託残高10万円ごとに4ポイントが付与されるのだ。また、楽天証券で貯まったポイントは楽天市場の買い物で利用できたり、JMBマイルに交換してJALの特典航空券とも引き換え可能である。

ほとんどの証券会社ではつみたてNISAの投資タイミングを「毎月」でしか設定できない。だが、楽天証券では毎月だけでなく「毎日」も選択可能。そのため、より分散投資したい方にはおすすめできる証券会社だ。


楽天ポイント
IDeCo口座開設でもれなく200ポイント+抽選で最大で10,000ポイント
※新規で現物株式を取引された方を対象

買付手数料 商品本数
無料 150
最低積立金額 積立頻度
100円 毎月

おすすめポイント

マネックス証券の
おすすめポイント

マネックス証券のつみたてNISA対象銘柄は151本である。楽天証券、SBI証券よりかは少ないが、それでも業界最多水準で、充実したラインナップを誇る。さらに、マネックス証券ではつみたてNISAの銘柄を保有しているだけで、「マネックスポイント」が付与される。貯まったマネックスポイントは、Amazonギフト券やdポイントなどさまざまな特典と交換可能だ。

マネックス証券のつみたてNISAにおける最低積立金額は「100円」から設定可能。また、投資家が指定した銀行などの金融機関からマネックス証券の証券口座に毎月自動で入金可能。普段から利用している口座をつみたてNISAに利用できて、入金手数料も無料だ。

マネックス証券でつみたてNISAの銘柄を買付、換金する際の手数料は無料だ。さらに、証券総合取引口座を開設すると「MONEX VISION」も無料で利用できることも魅力の1つ。「MONEX VISION」では、現在保有している銘柄を分析・診断が行われて、目標のリターンに向けた最適なアドバイスを受けられるのだ。


買付手数料 商品本数
無料 152
最低積立金額 積立頻度
100円 毎月

おすすめポイント

松井証券の
おすすめポイント

松井証券のつみたてNISAで買付できる銘柄は161本。「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」など、低コストで人気が高いファンドに投資可能だ。さらに、松井証券で取り扱う銘柄は手数料無料の商品のみである。

松井証券でつみたてNISAを始めたい場合、毎月「100円」からスタートできる。いきなり、3万円を投資することに抵抗がある方は少額から始められるため安心だ。ただし、「毎週」「毎日」の買付ができないことに注意したい。

松井証券では3つのロボアドバイザーが用意されている。その中の「投信提案ロボ」では新しく投資信託を購入したいと検討している方に向けて、おすすめの商品を紹介してくれるのだ。使い方も簡単な質問に答えるだけなので、つみたてNISAの銘柄選びに悩んだ方はぜひ利用してほしい。


買付手数料 商品本数
無料 150
最低積立金額 積立頻度
100円 毎月

おすすめポイント

au カブコム証券の
おすすめポイント

auカブコム証券のつみたてNISA対象銘柄は155本。実質的なコストになる信託報酬が低く、購入時手数料が無料の商品がそろえられている。さらに、「FUND DRESS」のサービスでは直感で好きな色のドレスを選ぶと、色彩心理に基づいて自身に適したファンドを紹介してくれるのだ。auカブコム証券では、これからつみたてNISAに投資したい初心者の方をサポートしてくれるサービスが用意されている。

auカブコム証券では最低「100円」からつみたてNISAに投資可能だ。つみたてNISAを新しく始める場合の申込みは、すべてオンラインで完結できる。さらに、つみたてNISAを買い付ける資金は銀行口座から自動引落、または、auカブコム証券の証券口座から自動引落の設定が可能だ。一度設定すると、その後は自動で毎月つみたてNISAに投資が行われる。

auカブコム証券でNISA口座を開設すると、現物株式の取引手数料が最大で5%割引になる「NISA割」が適用される。つみたてNISA以外の商品に投資したい方でも、お得に取引できることも嬉しいポイントだろう。


買付手数料 商品本数
無料 147
最低積立金額 積立頻度
1,000円 毎月

おすすめポイント

SMBC日興証券の
おすすめポイント

SMBC日興証券のつみたてNISA取扱銘柄数は147本。「ひふみプラス」「たわらノーロード先進国株式」などのファンドに投資可能だ。購入・売却時の手数料は無料で、最低積立金額は1,000円から。スマートフォンの専用サイトから毎月のつみたてNISAにおける投資状況も手軽に確認できる。

SMBC日興証券では「投信つみたてプラン」における毎月の引き落とし金額1万円ごとを1口として、最大5万円がプレゼントされるキャンペーンを2021年3月31日まで実施している。また、つみたてNISAの口座を開設しているだけで、抽選口数が2倍に。キャンペーン対象銘柄をつみたてNISAに設定していると、さらに2倍になり、引き落とし金額が3万円であれば、最大12口まで抽選口数がアップする。

投資信託の積立サービスである「投信つみたてプラン」では、特典として初回引き落としが完了すると、dポイントが500ポイント付与されるキャンペーンを実施中だ。その後の引き落とし毎でも3ポイントがプラスされる。「お金の常識をカエル!FROGGY MAGAZINE」を申し込んだ方にもdポイントが50ポイント付与されるため、ぜひ活用してほしい。


最大10万円プレゼント
※2020年10月31日まで

買付手数料 商品本数
無料 7
最低積立金額 積立頻度
1,000円 毎月

おすすめポイント

野村證券の
おすすめポイント

野村證券のつみたてNISA対象商品は7本。他の証券会社と比べると少ないが、基準をクリアしたファンドであるため多くの銘柄から選ばなくてよいことがメリットだろう。さらに、野村證券のコールセンターは土日でも対応。オペレーター全員が投資に関する専門資格を取得しているため、初心者でも安心して質問できるだろう。

野村證券のつみたてNISAにおける最低投資金額は1,000円。他の証券会社では100円から可能だが、野村證券でのみ取引可能な「野村スリーゼロ先進国株式投信」に投資できることが魅力である。信託報酬が0円で業界最安を実現しており、購入時手数料、信託財産留保額も無料だ。オンラインで申込みも完結できるため、どのファンドを選べばよいか迷っている方は参考にしてほしい。

野村證券ではNISAの制度や活用法などのセミナーを定期的に開催している。無料で参加できるため、近くに店舗がある方は活用するとよいだろう。


買付手数料 商品本数
無料 20
最低積立金額 積立頻度
100円 毎月/毎週/毎日/隔月/3ヶ月毎/4ヶ月毎/6ヶ月毎

おすすめポイント

大和証券の
おすすめポイント

大和証券のつみたてNISA対象銘柄は25本。他の金融機関と比較すると少ないが、買付するタイミングを「毎営業日」「毎週」「毎月」だけでなく、「隔月」「3カ月毎」「4カ月毎」「6カ月毎」と設定できる選択肢が多いことが魅力だ。同じ銘柄でも買付するタイミングを複数設定できるため、投資資金に応じた取引が可能になる。

大和証券では「100円」の少額から、つみたてNISAに投資できる。さらに、つみたてNISAで取引できるETFをすべて取り扱っており、ETFに投資したい方は大和証券がおすすめだ。

つみたてNISAは最長20年間の投資になるため、不安な方も多いだろう。大和証券ではネット証券にはない対面での問い合わせも可能だ。投資初心者向けのメディア「SODATTE」や動画コンテンツ、店舗でのセミナーなど、これからつみたてNISAを始めてみたい方をサポートする体制が整っていることが大きなメリットと言える。


買付手数料 商品本数
無料 3
最低積立金額 積立頻度
100円 毎月/毎週/毎日/隔月/3ヶ月毎/4ヶ月毎/6ヶ月毎

おすすめポイント

みずほ証券の
おすすめポイント

みずほ証券のつみたてNISA対象銘柄は「たわらノーロード 日経255」「野村つみたて外国株投信」「たわらノーロード バランス(8資産均等型)」の3本のみ。他の証券会社と比べると本数は少ないが、どのファンドも低コストで運用可能だ。さらに、投資対象地域や資産クラス、インデックスがそれぞれ異なるため、この3本を組み合わせると全世界に投資できることも魅力だろう。

みずほ証券ではみずほ銀行の口座を開設していると、「みずほマイレージクラブ提携サービス」を利用できる。国内上場の株式、上場投資信託などの対象商品における委託手数料から3%が割引されるのだ。

みずほ証券におけるつみたてNISAの最低投資金額は1,000円だ。また、毎月の投資額、銘柄、引き落とし預貯金口座を設定すると、最適なプランで自動的に積立投資が開始される「みずほdeつみたて バランスくん」も活用してほしい。特に、これまで投資をしたことがない方におすすめのサービスだ。


買付手数料 商品本数
無料 1
最低積立金額 積立頻度
10,000円 毎月

おすすめポイント

SBIネオトレード証券の
おすすめポイント

SBIネオトレード証券のつみたてNISA取扱銘柄は「ひふみプラス」のみ。取引手数料は無料。インデックス型の投資信託ではないが、純資産額50億円以上、信託開始5年以上経過、信託期間のうち3分の2以上で資金流入超過などの条件をクリアしている。そのため、他の証券会社におけるつみたてNISAの取扱数が多くて、選ぶのに迷う方はSBIネオトレード証券のひふみプラスでつみたてNISAをスタートするのもよいだろう。

SBIネオトレード証券では、つみたてNISAの購入日を月ごとに変更できるため、ボーナス月のみ給料が振り込まれた日の翌日に引き落としを設定することも可能だ。自身の投資資金に合わせた計画を立てやすいはずだ。最低投資金額は100円からという点も嬉しいポイントだ。

SBIネオトレード証券の取引ツール「livestar R2」はNISAに対応していることが特徴だ。他の証券会社における取引ツールではNISAに対応していないものも多い。投資初心者でもわかりやすい操作性を備えており、さらに詳細なテクニカル分析や複数の画面を連携させることも可能で、上級者も満足できる内容だ。


つみたてNISA Q&A

Q

つみたてNISAは何が非課税になるの?

A

つみたてNISAで購入した金融商品によって得た利益に対する税金が非課税になります。株式や投資信託の売買による利益だけでなく、配当や分配金が得られた場合についても非課税になります。

Q

一般NISAとつみたてNISAって何が違うの?

A

一般NISAとつみたてNISAの違いは「投資対象」と「投資上限額」です。一般NISAは個別企業の株式にも投資できますが、つみたてNISAでは「投資信託」と「ETF」のみが投資対象です。
また、一般NISA口座は年間120万円までで5年間使用できるため、最大で600万円まで投資できますが、つみたてNISAは年間40万円までで20年間使用できるので、最大で800万円までの投資が可能です。

Q

「つみたてNISA」で損をしない投資はできますか?

A

「つみたてNISA」には元本を保証する商品はないため、必ず損をしないということはありません。ですが、「つみたてNISA」は20年間非課税で投資できるので、長期間の運用や小額でのつみたてを続けることで、損をするリスクを減らすことができます。

Q

投資信託・上場投資信託(ETF)って何?

A

投資信託とは、「投資家から集めたお金を専門家が運用して、利益を投資家の投資額に応じて分配する金融商品」です。 ETFは、証券取引所に上場した投資信託のことで、株式と同じように売買することができます。
つみたてNISAでは、この投資信託とETFの2つの低リスク商品が投資の対象になります。

Q

ネット証券でつみたてNISAを始めるのに必要な書類は?

A

マイナンバーと本人確認書類の二つが必要です。マイナンバーは、個人番号カードや個人番号通知カード、マイナンバー記載の住民票などのコピーを証券会社に提出することになります。

Q

「iDeCo」と「つみたてNISA」どっちがお得なのかわからない

A

「つみたてNISA」も「iDeCo」も運用によって出た利益が全額非課税という点は共通です。
「iDeCo」の場合はそれに加えて、掛金が全額所得控除であったり、お金を引き出すときに「公的年金等控除」「退職所得控除」が使えるため節税のメリットが大きいと言えます。
一方で、「iDeCo」は60歳まで積立資金を一切引き出すことができないのに対し、つみたてNISAなら必要な時に売却して引き出すことができます。個人の資産状況や目的に応じて選ぶようにしましょう。

Q

現在「iDeCo」を利用中です。「iDeCo」の掛金を減額して「つみたてNISA」も始めたほうがいいでしょうか?

A

「iDeCo」と「つみたてNISA」を併用することで、老後資金を作りながら万が一のときに「つみたてNISA」を利用してお金を引き出す事ができるようになります。
投資の目的と資金の利用時期(60歳までに資金が必要になるのか)を考えた上で検討しましょう。

Q

つみたてNISAの口座開設の費用と口座維持手数料はいくらかかりますか?

A

本記事で紹介しているネット証券会社のつみたてNISAでは、基本的に口座開設費、口座維持手数料はかかりません。

Q

ネット証券のつみたてNISA口座開設までどれくらいの日数がかかりますか?

A

最短で翌日~1週間程度で口座開設が完了します。
ただし、最短での口座開設、取引スタートができるのはマイナンバー書類や本人確認書類をWebアップロードした場合に限ります。書面での郵送の場合、必要書類のやり取りで1週間以上余分にかかってしまうこともあるので注意が必要です。

Q

異なる複数の証券会社でつみたてNISAの口座を作ることはできますか?

A

つみたてNISAの口座は一人1つしか作れません。ただし、つみたてNISAの口座を他の証券会社に移行することは可能です。