日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 27,006.96円 ▼250.42円
為替 1ドル=149.95円
売買高(東証プライム、以下同) 10億4,453万株
売買代金 2兆5,453億円
値上り銘柄数 497銘柄
値下り銘柄数 1,250銘柄
騰落レシオ(25日) 91.71%

市況概況

米国株安を受けて一時大幅安となるも下げ渋り

米国株が軟調となったことを受けて夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が軟調となり、本日の日本市場は売り先行となった。

寄り付きの売りが一巡となった後には買い戻しもあったが、上値は重く、上値の重さが嫌気されると手仕舞い売りに押される形で冴えない展開となった。節目と見られる27,000円を割り込んで動きで、買い戻しが入り下げ渋りとはなったものの一時大幅安となる場面もあった。

昼の時間帯は全く動きは見られず、後場も冴えない始まりとなり、前場の安値を下回る場面もあった。ただ、先物主導でまとまった買いが入る場面もあって再度27,000円台を回復、上値は重いものの27,000円台での動きとなった。さすがに27,000円を超えると買い上がる力もなかったが、何とか27,000円台を保っての引けとなった。

小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも見られたが、買い戻し一巡となった物から売られ、マザーズ指数やグロース指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いは少なかったのだが、午後にまとまった買い戻しが入る場面もあり、指数を押し上げる場面も見られた。

27,000円の攻防となったが、特に買い急ぐ材料もなく結局は冴えない展開だった。27,000円で買い急ぐというよりはいったん買い戻すという雰囲気だろう。

空売りが積み上がれば上値を試すこともあるのだろうが、特に買い上がる材料がないから空売りが増え、買い戻しが入るということになるのかどうかということだ。買い戻し一巡となったものから売り直され下値の節目と見られる26,000円あたりまでは調整があるのではないかと思う。

テクニカル分析

日経平均

25日移動平均線にサポートされた形ではあるものの、その25日移動平均線の下落は続くので上値の重い冴えない展開が続くのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。