日経平均 | 27,257.38円 △101.24円 |
為替 | 1ドル=149.36円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 9億5,704万株 |
売買代金 | 2兆3,727億円 |
値上り銘柄数 | 1,148銘柄 |
値下り銘柄数 | 607銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 91.71% |
市況概況
米国株高を受けて買い先行も上値の重い展開
米国株が引き続き堅調となったことで買い先行となった。夜間取引やシカゴ市場の先物の上値も重かったこともあり、寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押されるものも見られた。それでも大きく売られるということでもなく、値持ちの良さから買い戻しで指数を押し上げるという状況が続いた。
昼の時間帯は手仕舞い売りに押され、後場に入ると方向感は見られず上値の重さが気になる展開で上げ幅を縮小となった。売り急ぐということもなく値持ちは良かったのだが、方向感は見られず引けを意識する時間帯からは手仕舞い売りも嵩んで上げ幅を縮小、後場の安値圏での引けとなった。全体として上値が重い、最後まで買い切れないという状況で堅調ながらも冴えない展開だった。
小型銘柄は前日の大幅高の反動もあり手仕舞い売りに押されるものが目立った。マザーズ指数やグロース指数は軟調だった。先物はまとまった買いが散発的に見られて指数を押し上げる場面もあったが、断続的に買い上がるということでもなく先物先行での指数押し上げということでもなかった。
さすがに27,000円を超えると売られるという感じで上値が重くなった。特に買い急がなければならないような変化が見られたということでもなく、決算期待という面が強いような感じだ。
ここから芳しくない決算発表などが見られると一気に売られることもあるだろう。一方で好調な決算が相次ぎ楽観的な見方が出ている状況下でインフレが終息するということでもないと下値模索が続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や基準線を抜けたものの75日移動平均線や雲を意識して上値も重くなった。25日移動平均線や基準線のサポートを確認するか75日移動平均線や雲を抜けるかということになる。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。