この記事は2026年2月18日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Vladimir/stock.adobe.com)

2026年2月18日(水)の午前10時すぎに、現役トレーダーの西原宏一さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

西原宏一
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行にて為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラーなどを歴任後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。

現在の為替相場の傾向や相場観

衆議院選挙後、日経平均が暴騰したのにもかかわらず、円高にふれたことが話題になっている。この円高を引き起こしたのが債券利回り。

添付図は40年債の利回りの週足。

<40年債の利回りの週足>(出所:ブルームバーグ)

40年債の利回りの週足
(画像=羊飼いのFXブログ)

1月20日に4.231%まで急騰した40年債だが、本日18日(水)時点では3.629%と反落しており、債券価格は落ち着いている。

衆議院選挙に向けて、債券価格の暴落が円安を引き起こした材料の一つなので、債券利回りが落ち着くと(利回りは低下)当然円高になるわけだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

西原氏の米系の友人によれば、米系は週明け当初は日本株買いに伴って円売りを持ち込んだのだが、三村財務官が「高い緊張感持って注視」とのコメントを出したことからヘッジの円売りは続いていない模様。

また、事業法人担当の友人も、債券価格が落ち着いているため、ドル買いのレベルを150円へと下げているようだ。

結果、自民大勝の報道を受けての相場は、「株高、債券高、円高」。視点を変えれば、他通貨でのドル安トレンドに米ドル/円も追随といった展開。

中長期での円安トレンドは変わらないため、「高市ギャップ」の147円レベルあたりからは米ドル/円の買いを検討したいところだが、短期では米ドル/円は戻り売り戦略で臨みたい。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

*:当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。