外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年2月18日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉

目次

▼17日(火)の為替相場
(1):RBA議事録公表
(2):英失業率悪化
(3):独ZEW 予想に反して低下
(4):米・イラン「指針となる原則に関して大筋で合意」
(5):日本による対米投融資 第1号案件

▼17日(火)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:方向感を探る動きは続く/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

17日(火)の為替相場

外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

期間:17日(火)午前7時10分~18日(水)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):RBA議事録公表

豪中銀(RBA)は今月3日の理事会の議事録を公表。約2年ぶりの利上げに踏み切った理由について「前回会合以降のデータにより、政策対応(利上げ)なしではインフレが過度に長期にわたり目標を持続的に上回るという懸念が強まった」と説明した。一方で、今後については「参加者は現在の不確実性により、政策金利の特定の経路について高い確信を持つことは不可能との見方で一致した」として追加利上げを示唆しなかった。

(2):英失業率悪化

英1月失業率は4.4%、同失業保険申請件数は2.86万件(前回4.3%、0.27万件)だった。英10-12月の国際労働機関(ILO)基準失業率は5.2%に悪化(前回、予想ともに5.1%)し、同週平均賃金(除賞与)は前年比+4.2%と予想通りながらも、2021年11月-2022年1月以来の低い伸びとなった。

(3):独ZEW 予想に反して低下

独2月ZEW景気期待指数は58.3と市場予想(65.2)に反して前月(59.6)から低下した。ZEW(欧州経済センター)は「ドイツ経済は回復局面に入ったが、依然として脆弱だ」「特に産業部門や民間投資に大きな構造的課題が残っている」との見解を示した。

(4):米・イラン「指針となる原則に関して大筋で合意」

米国とイランの核問題を巡る2回目の間接協議を終えて、イランのアラグチ外相は「指針となる原則に関して大筋で合意し、合意文書の草案の作成に進む」と述べた。一方で「すぐに合意に達する訳ではない。草案の作成は困難な作業になる」とも語り、依然として双方に隔たりがあることも示唆した。これを受け、米国とイランの緊張激化を巡る過度な懸念が緩和。核合意に至ればイラン産原油が市場に放出される可能性が高まることから原油先物が下落した。

(5):日本による対米投融資 第1号案件

トランプ米大統領は、日本による5500億ドル(約84兆円)の対米投融資の第1号案件をSNSで表明。「われわれの日本との巨大な貿易合意が始動した」「これらのプロジェクトは規模が極めて大きく、ある特別な言葉なしには実現できなかった。その言葉は関税だ」などと書き込んだ。ラトニック米商務長官の声明によると、最も重要な投資案件はオハイオ州の天然ガス施設で、2件目のプロジェクトは米メキシコ湾の大水深原油輸出施設となる。また、ジョージア州に設置される合成工業用ダイヤモンドの製造施設への投資の見通しが示された。