本記事は、本田 健氏の著書『20代のときに知りたかったお金と幸せの話』(大和書房)の中から一部を抜粋・編集しています。
幸せな小金持ちに共通する5つの特徴
私はこれまで、たくさんの「幸せな小金持ち」に出会ってきました。
彼らには、共通する特徴があります。
特徴1:お金を愛して(楽しんで)いる
幸せな小金持ちは、お金を愛しています。楽しんでいると言ってもいいでしょう。お金を嫌ったり、怖がったりしません。お金を大切な友人のように扱います。
特徴2:お金の流れを把握している
どれだけお金が入ってきて、どれだけ出ていくか。幸せな小金持ちは、常に把握しています。また、お金の流れを観察したり、感じて、楽しむ余裕があります。
特徴3:複数の収入源を持っている
ひとつの収入源に頼りません。給料だけでなく、投資、副業など、複数の収入源を持っています。普通の人は、今勤めている会社を辞めたら、いきなり次の月から収入がなくなってしまいます。
特徴4:お金を生み出す仕組みを持っている
自分が働かなくても、お金が入ってくる仕組みを作っています。不労所得、自動化されたビジネス、投資の配当などです。従業員として一生懸命に働く生き方をしている人は、ピンとこないかもしれません。
特徴5:お金より大切なものを知っている
お金を大切にしながらも、お金がすべてではないことを知っています。家族、健康、友人、やりがい。こういう目に見えないものを大切にしながら、お金とも上手に付き合っています。
彼らの特徴は、生まれつきのものではありません。エッセンスを学び、実践することで、いつからでも、誰でも身につけることができます。
なぜ「大金持ち」ではなく「小金持ち」なのか
私が「大金持ち」ではなく「小金持ち」を勧めるのには、理由があります。
大金持ちになるには、多くの場合、大きなリスクを取る必要があります。
すべてを賭けて、勝負に出る。成功すれば億万長者、失敗すれば破産という現実があります。実際に、多くのお金持ちは、途中で何度か破産を体験しています。
そういう人生に魅力を感じる人もたくさんいます。それはそれで、面白い生き方でしょう。
でも、多くの人にとって、そのリスクは大きすぎると感じるのではないでしょうか。だから、独立とかを考えずに、企業や役所に勤める選択を多くの人がするのだと思います。
一方、小金持ちになるのに、たいして大きなリスクは必要ありません。
コツコツと、着実に、才能を磨いて、資産を築いていく。派手ではないけれど、確実に豊かになっていく道です。
そして、小金持ちになるための方法には、「再現性」があります。つまり、誰でも同じ方法で、同じ結果を出せるということです。
大金持ちになった人の話は、参考にはなりますが、そのまま真似することは難しいものです。運やタイミング、特別な才能がなければできないからです。持って生まれた強運も必要です。
でも、小金持ちになった人の方法は、誰にでも真似できます。同じことをすれば、同じように豊かになれるのです。
そういう楽しい生き方をしている人は、何十万人もいるし、いろんな方法があります。
小金持ちになるまでに、10年かかる理由
ここで、少し現実的でやや厳しめなことをお伝えします。
本当の意味で「小金持ち」になるには、10年くらいかかります。
「え、そんなに?」と思いましたか。でも、考えてみてください。
お金を稼ぐスキルを身につけるのに、数年かかります。お金を貯める習慣を定着させるのにも、数年かかるでしょう。お金を増やす投資を軌道に乗せるのにも、数年はかかります。
並行して進めても、トータルで10年くらいは必要なのです。
「もっと早く金持ちになりたい」という気持ちはわかります。
でも、焦りは禁物です。一攫千金を狙うと、たいてい失敗します。詐欺に引っかかったり、ギャンブルで全財産を失ったりするものです。
多めに見て、10年という時間を受け入れてください。
20代から始めれば、30代には小金持ちになれます。30代から始めれば、40代には小金持ちになれます。
逆に言えば、今始めなければ、10年後も今と同じ状態です。体力が落ちるのと、メンタルが強く持てなくなって、下降気味になるかもしれません。
10年は長いようで、あっという間です。今日から始めることが、最も大切なのです。それが、10年後、笑顔で豊かになれる秘訣です。
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