この記事は2026年8月12日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=John Hook/stock.adobe.com)

2026年8月12日(水)の午後12時過ぎにトレイダーズ証券の井口喜雄さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。

現在の為替相場の傾向や相場観

米ドル/円は159円台に乗せ、日米協調介入による下落幅の半分程度を取り戻している。

日米協調介入に加え、日銀の利上げ観測の高まりや米雇用情勢の悪化など、ドル安・円高につながり得る材料がそろう中でも米ドル/円が崩れないのは、それだけ円の地合いが弱いということだろう。

160円が視野に入る中、ここからは当局による介入への警戒感が一段と強まりやすい。ただ、協調介入後も円買いが長続きしていないことを踏まえると、本質的な円安基調は続くとみている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

短期的には、本日12日(水)日本時間夜に発表される米CPIの結果待ちとなる。

仮にCPIが市場予想を下回り、米ドル/円が下落するのであれば、まずは買い場を探すのが第一感だろう。ただし、2024年夏には米CPIの下振れ直後に実弾介入が入り、その後の円高トレンドにつながった経緯があるだけに、今回も介入が追随する可能性は念頭に置いておきたい。

一方、CPIが市場予想を上回り、米ドル/円が再び160円突破を試す展開となった場合も、当局の対応が強く意識されやすい。

上下どちらに振れても介入リスクが高まる局面であり、まずは値動きを確認したうえで、機動的に対応したい。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。