この記事は2026年8月4日(火)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Dilok/stock.adobe.com)

2026年8月4日(火)の午後12時半時ごろに現役トレーダーの小林芳彦さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

小林芳彦
1979年慶応義塾大学商学部卒、同4月株式会社協和銀行入行。 外国為替研修生・営業店外国為替業務経験後、1987年から本店資金為替部調査役。 インターバンク(フォワード)ディーラー・カスタマーデスクヘッドなどを歴任後、1989年10月よりクレディスイス銀行(資金為替部長)、1997年クレディスイス・ファーストボストン銀行(シニアセールス)、1998年バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス銀行(為替資金部長)、2001年バンク・オブ・アメリカ(為替資金部営業部長)で数十社の法人顧客を担当。

現在の為替相場の傾向や相場観

先週7月31日(金)に介入が入った。しかしながら米ドル/円のサポートである155円割れとはならず、155.22円付近で下げ止まった。次のチャートポイントとしては152円だろう。また155円は割れたとしても一旦止まりそうだ。

本来、介入を実施したのであれば、サポートである155円を割るところまでやってほしかったのだがそうは行かなかったようだ。もし155円割れまで持って行くことが出来ていたら152円台や153円台が見えていたかもしれない。

また、介入の意図としては円安の是正なのではないのだろうかと疑問を感じる。つまり、介入の実施はしたものの、中途半端な結果に終わったのではないかと感じている。

ベッセント米財務長官も対ユーロで円買い介入をしたようだが、これはおそらくドルで介入をしてしまうとドルの暴落リスクがあることと、米債の利回りが上がることを避けたかったのだろう。

介入の背景は当然、日銀に対する利上げのプレッシャーだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週の米ドル/円予想レンジは、153.25~160.50円。予想上値はオーバーシュートした場合の設定で、予想下値は155円割れとなった場合の想定。

戦略的には158円台後半か159円台前半で売りから入り、155円付近では割るかどうかを見つつ割れた場合は152円台で利食うイメージ、一方上で買っても155円を割りに行かない場合、ショートカバーが入りやすいので早めに決済したい。

▽米ドル/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。