本記事は、本田 健氏の著書『20代のときに知りたかったお金と幸せの話』(大和書房)の中から一部を抜粋・編集しています。

20代のときに知りたかったお金と幸せの話
(画像=k8m/stock.adobe.com)

「お金のなる木」という発想

ここで、大切な発想をお伝えします。「お金のなる木」という発想です。
お金のなる木とは、植えておけば、定期的にお金(実)がなる木のことです。
一度植えてしまえば、あまり手をかけなくても、お金が入ってくる。それが、お金のなる木です。具体的には、どんなものがあるでしょうか。

  • 株式投資(配当金がなる木)
  • 投資信託(分配金や値上がり益がなる木)
  • 債券(利子がなる木)
  • 不動産(家賃がなる木)
  • ビジネス(利益がなる木)
  • 知的財産(印税や使用料がなる木)
  • ウェブサイトやブログ(広告収入がなる木)
  • YouTube(広告収入がなる木)

こういうものは、一度仕組みを作れば、継続的にお金を生み出してくれます。
幸せな小金持ちは、複数のお金のなる木を持っています。
ひとつの木が枯れても、他の木から実が取れる。
20代のうちから、お金のなる木を植え始めてください。最初は小さな苗木でも、10年、20年と育てれば、大きな実をつけるようになります。

20代で植えるべき「お金のなる木」

20代で植えるべき、お金のなる木は何でしょうか。いくつか、お勧めを紹介します。

  1. インデックスファンド
    最も手軽に始められる、お金のなる木です。毎月一定額を積み立てるだけ。手間がかからず、長期で見れば高いリターンが期待できます。
  2. 個別株の配当投資
    配当を出している企業の株を買い、持ち続ける。配当金という「実」が、毎年なります。
  3. 自分のスキルを活かした副業
    プログラミング、デザイン、ライティングなど、スキルを活かして収入を得る。最初は時間を使いますが、徐々に単価を上げていけば、効率の良い木になります。
  4. コンテンツ制作
    ブログ、YouTube、ポッドキャストなど。一度作ったコンテンツが、継続的に収入を生む可能性があります。
  5. 小さなビジネス
    リスクの低い小さなビジネスを始める。成功すれば、大きなお金のなる木になります。

大切なのは、20代のうちに「植え始める」ことです。
木が育つには時間がかかります。
30代、40代になってから植えても、実がなるのはさらに先になります。今日、最初の種をいてください。
複利の魔法を最大限に活かすお金のなる木を育てるうえで、最も重要な概念があります。
それは、「複利」です。複利とは、利子に利子がつくことです。

100万円を年利5%で運用すると、1年後は105万円。2年後は105万円の5%がついて、110万2,500円。3年後は、115万7,625円。時間が経つほど、増え方が加速していきます。これが、複利の魔法です。
アインシュタインは、「複利は人類最大の発明だ」と言ったとされています。
複利を最大限に活かすには、2つのことが重要です。

1つ目:早く始める
複利は、時間が長いほど威力を発揮します。
20代から始めれば、30年、40年という時間を味方につけられる。30代から始めると、この時間が10年短くなります。

2つ目:途中でやめない
複利の効果は、後になるほど大きくなります。
10年目より20年目、20年目より30年目のほうが、増え方が大きい。途中でやめてしまうと、最も効果が大きい時期を逃してしまいます。

20代の今から始めて、途中でやめない。これだけで、複利の魔法を最大限に活かせます。

20代のときに知りたかったお金と幸せの話
本田 健(ほんだ・けん)
神戸生まれ。作家としてデビューして20年以上になる。代表作は『ユダヤ人大富豪の教え』『20代にしておきたい17のこと』など、累計発行部数は、世界でもうすぐ900万部に迫る。2019年、初の英語での書き下ろしの著作『happy money』を米国・英国・豪州で同時刊行。これまでに34言語50か国以上の国で発売されている。2024年5月には、2冊目の英語の著作『TRUE WEALTH』を刊行。現在は、世界を何周もしながら、英語で講演、執筆活動を行っている。

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