本記事は、きたの先生(喜多野 修次)氏の著書『97%は無意識 すべてがうまくいく脳の使い方』(総合法令出版)の中から一部を抜粋・編集しています。

97%は無意識 すべてがうまくいく脳の使い方
(画像=Saklarboy/stock.adobe.com)

成功に努力が不要な理由

成功する人は無意識に突き動かされる

「努力は不要」と書きました。
これを聞いて驚かれた方もいるかもしれませんが、これは決して何もしなくていいという意味ではありません。
正確には「苦しい努力は不要」ということです。

セルフイメージが書き換わっていれば、それを達成するために必要な情報はすべて潜在意識が拾ってきてくれます。
セルフイメージが書き換わると、見える世界やキャッチする情報、人間関係や連絡が来る人など、あらゆることが変わり始めます。

クリエイターのなかには「ひらめいた」「降りてきた」と、まるでアイデアが突然やってきたかのように表現する人がいますが、これは何もないところからいきなり生まれたのではありません。
セルフイメージが書き換わっていることで日ごろから必要な情報に意識が向いているため、直感やアイデアを思いつきやすい状態になっているのです。

勝手にやりたくて仕方なくなる

「潜在意識を書き換えたら何もしなくていいんですか?」と質問を受けることがあります。
答えとしては、過度な努力は不要ですが、行動は必要です。
たとえば、年収1,000万円のセルフイメージがあったとしても、「朝起きて通帳を開いたら1,000万円が印字されていました」なんてことはありません。
潜在意識がすでに知っている達成ルートがあれば、行動すべきタイミングになると、それを勝手にやりたくて仕方なくなり、モチベーションが自然と湧いてきます。
そうして無意識に突き動かされる形で行動を起こすため、感覚としては「気がついたら夢が叶っていた」というのが近いでしょう。

あまり大きな声では言えませんが、義務教育では「やりたくないことでも我慢してやり抜く力」を身につけさせるような仕組みがあります。
それは、社会や企業にとって「言われたことをちゃんとこなす人」を育てるのに都合がいい面もあるのです。
そのため、学校教育では、タスク処理能力や情報処理能力の高い人材育成のために、「努力が大切」というメッセージが強調されます。
しかし、「やらされる努力」や行動では、生産性は上がりません。
もしすべての人が本当にやりたいことに情熱を持って取り組んだら、おそらく今よりもはるかに多くの才能が発揮され、社会全体が大きく変わるはずです。
本当に望む未来を実現するためには、これまでのように義務感でがんばるのではなく、自分が心から「やりたい」ことを選び、それに向かって行動しましょう。

子どものころ、好きなゲームをしているときに「努力している」と感じたことがありますか?
きっとないはずです。
セルフイメージが書き換わった状態とは、まさにこの感覚です。
夢中になって取り組んでいるとき、それは努力ではなく楽しみと呼びます。

あなたの人生が、まるでお気に入りのゲームをプレイしているかのように楽しくなる。
それが、成功への道です。

成功する人の「RAS機能」

何をしてもうまくいく人には、ある共通点があります。
それが、「RAS機能」です。
脳科学ではRAS(Reticular Activating System:網様体賦活系もうようたいふかつけいと呼ばれます。
わかりやすく言うと、必要な情報と不要な情報を取捨選択する仕組みです。

RASには、2つの情報に焦点を当てる特徴があります。

① 自分が重要だと認識している情報
② 自己に関連性があると感じる情報
これらの条件を満たすと、RASを通じて意識に上がってくるのです。

たとえば、今から10秒間目を閉じて、「黒いもの」をイメージしてください。

……。

さて、目を開けると、それまで意識していなかった黒いものが目につくようになっているのではないでしょうか?

同じように、理想のライフスタイル、やってみたい仕事、出会いたい人など、日頃から意識しているものほど自然と見つけられるようになっていきます。

興味深いことに、RASは良い情報と悪い情報を区別しません。
「失敗したくない」と意識していれば失敗につながる情報を、「成功したい」と意識していれば成功につながる情報を集めてきます。

つまり、何に意識を向けるかによって現実は変わってしまうのです。
まさに、意識は現実を創造する最強のツールだといえます。

97%は無意識 すべてがうまくいく脳の使い方
きたの先生(喜多野 修次)
15歳のとき、実家の書斎で偶然手に取った「引き寄せの法則」に関する一冊をきっかけに、無意識の奥深さに魅了される。
それ以来、「人はなぜ変わろうとしても変われないのか?」という問いを軸に、心理学・認知科学・コーチングなどを幅広く学び、何百冊にもおよぶ書籍と数千万円規模の自己投資を通じて探求を重ねてきた。
自らを実験台にさまざまな手法を実践・検証し、無意識の働きを日常に活かす独自のメソッドを体系化。
その講座は「無理なく変われる」「スッと腑に落ちる」と多くの受講者から高い評価を受けており、
現在は講座や執筆活動を通して、「思考より先に、無意識が人生をつくっている」という仕組みを広く伝えている。

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