この記事は2026年3月10日(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=hi/stock.adobe.com)

2026年3月10日(火)の午後14時過ぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。

現在の為替相場の傾向や相場観

本日10日(火)の日本時間早朝、トランプ米大統領が対イラン戦争が「もうすぐ終わる」と宣言し、リスクラリーのような物が始まった。

しかしながら戦争が本当に終わるかどうかについては、イラン側の反応も見なければならない。特に新しく最高指導者に選出されたモジタバ師がどう発言するのかに注目したい。もし米国が本当に戦争から手を引くのであれば、やはりトランプ米大統領はすぐにタコる(TACOる)ということが、また今回も証明されたことになるかと思っている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

為替市場はこの中東の大混乱の間に大きな動きは示さなかった。反応としては有事のドル買いにはなった。しかしながら目立った動きとは言えなかった気がする。にもかかわらず160円に近づかなかったことも象徴的だ。

ここから、次は米経済に目が行き、かつてのように簡単にリスクオン相場には戻らないと考えている。原油も安くはなるが60ドル台には戻らないだろうし、おそらく80ドルを超えるようなレベルでしばらく推移するだろう。よってインフレの影響や原油高が消費に及ぼす影響などが明確になってくるだろう。

様子を見ないとわからないが、次はドル安がやってくるのではないかと思っている。よって、戦略としては米ドル/円の戻り売りで臨みたい。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。