この記事は2026年3月9日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Grispb/stock.adobe.com)

2026年3月9日(月)の8時時点に現役トレーダーの竹内のりひろさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

竹内のりひろ
1990年、カナダ系の銀行で為替ディーラーになる。HSBCでは米ドル/円のチーフトレーダーを務めるなど20年以上にわたって為替市場の第一線で活躍。現在は個人トレーダーとして自己資金を運用するほか、情報配信を行なう

現在の為替相場の傾向や相場観

先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、上昇通貨はカナダドル(+0.56%)のみだった。円は下落通貨のほぼ中位(-1.11%)に位置する。

イランが、原油輸送の大動脈であるホルムズ海峡が事実上閉鎖したことで、供給懸念から原油先物価格が急伸している。輸出採算の改善から産油国の通貨であるカナダドルに買いが集まっている。

一方でインフレ再燃から、特に米国の金利が上昇、ドルが買い戻され、ドルはほぼ全面高となっている。

米ドル/円は一時158円台に乗せたが、介入警戒感もあり、上値は重い。

現在の為替相場の戦略やスタンス

先週の流れを受け、週明けのオセアニア市場ではドルはギャップアップ(上窓)で寄付き上げ幅を拡大している。

週末に「イラン、無条件降伏を拒否、徹底抗戦の構え」とも伝えられ、早期収束の期待は薄れ、事態の長期化が必至の様相となってきた。

経済が全般的に減速に向かうなか、物価が上昇するというスタグフレーション的な動きがどこまで進むのかが今週の焦点だろう。

資源を輸入に頼る欧州や日本にとって、原油価格の上昇は大きなダメージ。米ドル/円の買い、またはユーロ/米ドルの売りを視野に入れたい。

今週は米ドル/円で156.50~160.00円、ユーロ/米ドルで1.1400~1.1650ドル、ユーロ/円で180.00~184.00円と見ている。

▽米ドル/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

▽ユーロ/米ドルの日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

▽ユーロ/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。