この記事は2026年3月5日(木)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Grispb/stock.adobe.com)

2026年3月5日(木)の午前10時時点に外為どっとコム総合研究所の神田卓也さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券を経て、1991年メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月外為どっとコム総合研究所入社。

現在の為替相場の傾向や相場観

昨日4日(水)の米ドル/円は、イランが停戦の条件をめぐり水面下で米国に接触したとの報道をきっかけに「有事のドル買い」の一部を手仕舞う動きが出たと見られ、一時157円台を割り込んだ。

本日5日(木)日本時間朝も156.70円台に下落しており、ドル売りが先行している。

もっとも、イラン側が停戦協議の報道を全面的に否定したことや、イランの報復攻撃がNATO加盟国であるトルコにまで及んだことを考えると、中東情勢をめぐる緊張がこのままほぐれるとは考えにくい。

足元のドルの反落については、あくまでも「有事のドル買い」の小休止と見ておくべきだろう。

現在の為替相場の戦略やスタンス

本日5日(木)の米ドル/円は、仮に手仕舞い売りが続いても156円台前半では押し目買いが入りそうだ。一方、中東情勢の悪化が伝われば、再び158円台をうかがう展開になるだろう。

いずれにしても、昨日4日(水)の米2月ADP全国雇用者数や米2月ISM非製造業景況指数にドルがほぼ反応しなかったことからも、為替市場の関心は中東情勢に集中していると考えられる。

いつ、どのようなニュースが飛び込んでくるかわからない中で米ドル/円は手探りの取引が続きそうだ。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。