日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 26,775.79円 ▼314.97円
為替 1ドル=148.72円
売買高(東証プライム、以下同) 10億5,721万株
売買代金 2兆4,239億円
値上り銘柄数 384銘柄
値下り銘柄数 1,391銘柄
騰落レシオ(25日) 93.47%

市況概況

先週末の大幅高の反動や米国株安を受けて売り先行で大幅下落

週末の米国株が大きく下落したことから、週明けの日本市場も売り先行となった。売り気配から始まる銘柄が散見されるなど大きく売られるものが多く、指数は大幅安となった。

寄り付きの売り買いが一巡となった後も手仕舞い売りや戻りの鈍さを嫌気した売りに押されて下げ幅を拡大、大きな下落となった。それでも夜間取引の終値水準よりも下げ渋りとなっており、売り急ぐ動きも限られた。

昼の時間帯は買い戻しも見られ、戻り歩調となったが後場が始まると方向感に乏しく、大幅安水準で小動きとなった。

案外値持ちが良いことから買い戻しなども見られ、指数は下げ渋りとなったが、同時に買い気にも乏しく戻りも限られるという状況だった。まだまだ世界同時株安が止まらないということで買い難いのだろう。

小型銘柄は案外値持ちが良いものが多かった。マザーズ指数やグロース指数は下げ渋り感もあり小幅安にとどまった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの大きく指数を動かすこともなく、持高調整の売り買いで上がれば売られ、下がれば買われるというような状況だった。

急反発の反動ということで大きな下落となったが、下げ渋り感も出ている。先週末のような急騰を見ると今のうちに買い戻しておくということなのだろう。ただ、市場環境は全く変わっておらず、買えない状況だと思うのでまだまだ上がれば売られるということなのだと思う。

買い戻し一巡となったものから再度売り直されるというものが多くなると思うし、市場全体も保ち合い相場が続くと思う。決算発表を前に割安感が強い銘柄の見直し買いが期待される。

テクニカル分析

日経平均

先週末の急騰後の下髭の長い十字足ということで底堅いという見方もできるが、孕み足でもあり、下値模索が続くということもありそうだ。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。