成長の著しさや潜在成長力のある新興国の一つとして注目されるインド。同国への投資信託マネーの流入が続いている。世界的な金融緩和が続く中、資金流入するファンドが目立っている。三井住友アセットマネジメントが最近の動きをレポートしている。

同社によれば2014年6月から、15年5月までインド株ファンドへの資金流入が続いており、同月で12カ月連続の資金流入となっており、同調査はEPFRグローバルによる世界の「投信マネー」を基にしたものだとのこと。

同期間のインド株ファンドへの資金流入量をみると、14年6月には7億100万米ドルの流入超過。その後、横ばいで推移した後に、昨年11月に15億7300万米ドルに急拡大し、2015年1月には84億6800万米ドルにまで資金流入量も急上昇した経緯がある。

ただ、15年1月の資金流入が現状ではピークとなっており、15年2月以降は、28億5500万米ドル、3月には26億4500万米ドルに流入量は縮小。15年の3、4月はさらにその半分程度に資金流入は減少した。

さらに、5月の資金流入は3億5600万ドルとなり、流入幅は縮小を続けている様子を示している。今後の資金流入が続くか、追いかける必要がありそうだ。(ZUU online 編集部)

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