東京商工リサーチの2014年「社長の住む街」調査(町村ベース)によると、全国267万社の中で社長が最も多く住むのは東京都の港区赤坂であり、前年同様の結果となった。トップ10はすべて東京都内の街が独占し、都心の人気エリアへの回帰という流れが鮮明になった。今回は、トップ10の街をランキング形式で紹介しよう。
10位 東京都港区三田 1,474人
日本屈指のターミナルである新宿駅は、各方面へのアクセスの中心として利便性が高い。前回14位から、大躍進となる6ランクアップだ。
7位 東京都江東区大島 1,525人
9位の亀戸に続き、江東区内から2つ目のランク入り。その亀戸の北部に面し、日本ヒューレット・パッカードが本社を構える。交通は都営地下鉄新宿線の西大島駅、大島駅、東大島駅が縦断しており、東京都心部への交通アクセスもよく、大型マンションの建設が相次いでいる。
6位 東京都港区高輪 1,623人
2014年は他のトップ10の街がそのランキングをアップさせている、もしくは同位に留まる中、高輪は前回3位から唯一のランクダウン。上場企業の社長に限った別の調査では、かつてトップに輝いた実績もある。