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(写真=PIXTA)

日本経済新聞の集計によると2015年3月期は金融危機前の最高益だった2008年3月期を上回り7年ぶりに最高益を更新したとのことです。

円安を追い風に北米などでの海外需要を取り込んだ自動車や電機が大きく利益を伸ばしたほか、構造改革の効果もあって稼ぐ力が高まっているとしています。そして今期も増益が見込まれ2期連続で最高益となる見通しだとしています。

こうしたなか先日の投資のヒントでは今期の営業利益が10年以上前の最高益を更新する見通しの銘柄を取り上げましたが、今回は2割以上の大幅増益で前期に続いて最高益を更新しそうな銘柄をピックアップしてみました。

そのなかには前期も二桁の大幅増益だったものも少なからずみられ、例えば東レ <3402> は前期に17%増益となったのに続き、今期も21%増の増益が見込まれています。また、IHI <7013> では前期の18%増益に続いて今期は42%増の大幅な増益が予想されています。

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金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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