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(写真=PIXTA)

先月下旬からスタートした3月期決算企業の第1四半期決算発表も今月中旬に終わりました。その決算を振り返ると第1四半期ということもあって企業数は限られましたが、通期の業績予想を上方修正する銘柄も幾つかみられました。

こうしたなか先日の投資のヒントではこの第1四半期決算で上方修正に踏み切った企業を東証1部上場銘柄を対象に取り上げました。

そしてこうした銘柄のなかには期初予想から最高益更新が見込まれ、今回の上方修正によってその確度が一段と高まったものもみられます。そこで今回はそうした銘柄をピックアップしてみました。

例えば2015年3月期の最高益を小幅に上回る見通しだった明治ホールディングス <2269> は通期の営業利益の見通しを従来の520億円から600億円へと上方修正したことでこれまでの最高益を大幅に上回る見込みとなっています。

上方修正で最高益更新の確度が一段と高まった主な銘柄

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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