imasia_14513711_S
(写真=PIXTA)

本日の日本経済新聞では、富士重工業 <7270> は従来未定としている2016年3月期の年間配当を前期実績より33円以上増やし100円超とする公算が大きいと伝えています。

そして今期の純利益から計算すると配当性向が従来の20%のままだと年間配当は86円程度になるものの、配当性向を25%に引き上げると年108円、30%にすると年130円程度になる計算だと報じています。

このように増配が見込まれる富士重工業の1株当たり配当のコンセンサス予想は114円で、これで計算すると配当利回りは2%台後半となります。

そこで今回は富士重工業同様に3月期決算銘柄で配当予想が未公表、コンセンサス予想の配当で計算した配当利回りが2%以上の銘柄(中間配当予想を公表しているか、あるいは前期に中間配当の実績があり、中間配当の実施が期待できるもの)をピックアップしてみました。なお、取り上げた銘柄の権利付き最終売買日は9月25日です。

hint9-9

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

【関連リンク】
収まらない市場の動揺 この先の展望は?
9月利上げは、あるのか。
9月利上げの可能性は低い
中国株 調整一巡後反発か 貿易統計や消費者物価指数などに注目
焦点は再び中国の株価や景気動向か