この記事は2026年1月30日にSBI証券で公開された「【2025年12月】株主優待 新設・拡充まとめ|注目銘柄と優待内容をチェック」を一部編集し、転載したものです。
目次
株主優待新設・拡充銘柄で2026年のスタートダッシュ!
2026年が始まって1ヵ月が経とうとしています。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今月分より【特別編】からグレードアップし、「日本株投資戦略」内にて月1回、定期的に更新させていただくこととなりました!
皆さまのお役に立てる情報が提供できるよう、より一層精進してまいります。
よろしくお願いいたします!
株主優待とは
株主優待とは、企業から株主へ、割引券や商品券、食料品、オリジナルグッズなど、その企業に関連する商品やサービス等を提供する制度です。
株主優待の権利を得るためには、「権利確定日」に株主になっている必要があります。
「権利確定日」に株主となるためには「権利付最終売買日」(権利確定日の2営業日前)までに株式を購入する必要があります。
権利付最終売買日や権利確定日について、詳しくはこちら
新設・拡充とは
株主優待の「新設」とは、これまで優待制度を導入していなかった企業が、新しく株主優待を始めることです。
一方で、「拡充」とは既存の優待制度をより充実させることを指します。例えば、優待内容を豪華にしたり、対象となる株数を広げたり、対象株数を引き下げて利用しやすくするケースもあります。
株主優待では、保有株式数に応じてもらえるものが変わったり、もらえる数量が変わることがあります。
一般的に、株主優待制度の新設や拡充は、企業の利益が安定しているときに行われるとされ、「業績が良いからこそできる株主還元」と考えることもできます。
日本企業が株主優待制度の新設や拡充を行う背景には、個人投資家の長期保有を促す狙いがあるといわれます。
12月に株主優待の新設・拡充が公表された銘柄を早速チェック
以下【銘柄表】は、2025年12月に株主優待制度の新設と拡充の発表を行った主な銘柄の表です。
名称の横に★が付いた銘柄は、今期会社計画の各利益項目(営業利益、経常利益、純利益)で黒字を確保している銘柄です。
★が付いた銘柄かつ、今回は取引所または日証金、当社による信用規制・注意喚起銘柄に指定されていない銘柄の中から、3銘柄ピックアップして詳しく解説します!
銘柄をピックアップしてご紹介
ミガロホールディングス(5535)【今回限りの実施】
顔認証プラットフォームサービス「FreeiD(フリード)」をはじめ、不動産の開発販売事業やシステム開発事業を手がけるミガロホールディングスは、記念株主優待の実施を2025年12月15日に発表しました。
記念株主優待では、500株以上を保有する株主に対し、デジタルギフト10,000円相当が贈呈されます!
2026年3月末時点の株主名簿に記載された株主が今回の優待の対象となります。 つまり、3月の権利付最終売買日である2026年3月27日までに500株以上を保有する必要があります。
本株主優待は今回限りの実施である点には、注意が必要です。
今回の記念株主優待は2026年3月期の業績達成度合いに応じて企画されています。
同社は12月15日に、2026年3月期の通期連結業績予想の修正を発表しており、柱であるDX推進事業における収益性の向上により、自社グループにおける売上高および営業利益が過去最高を更新する見通しであるとのことです。
ブルボン(2208)【拡充】
「ルマンド」や「アルフォート」などの商品を手がける菓子メーカー大手ブルボンは、2025年12月25日に株主優待の拡充を発表しました。
その内容は、対象株数区分の見直しと長期保有特典の新設です!
以前は3区分だった対象株数は、今回の拡充により「100株以上」「200株以上」「500株以上」「1,000株以上」「5,000株以上」の5区分に増えました。
また、3年以上継続して株式を保有する株主については、100株以上から同社ECサイトで利用可能なクーポンが付与されるようになりました。
クーポンの利用に関しては、同社ECサイトの会員登録が必須であるほか、有効期限などの制限があるとのことです。
詳細については、同社Webサイト等をご確認ください。
今回の株主優待制度の変更は、2026年9月末時点で株主名簿に記載された株主から適用されます。
優待を受けるためには、2026年9月の権利付最終売買日2026年9月28日までに100株以上を保有する必要があります。
同社は2025年10月31日に2025年4~9月期の連結決算を発表しています。
売上高は前年同期比3.2%増の約529億円となったものの、純利益は同34.5%減の約11億円となりました。
ロングセラー商品などの支持により売上高は前年同期を上回りましたが、チョコレートなどの原材料価格の上昇に伴い、利益は前年同期を下回ったとのことです。
2026年3月期の連結業績予想は、売上高1,180億円(前期比+4%)、営業利益60億円(同-19.7%)、経常利益62億円(同-18.3%)、純利益43億円(同-22.7%)となっています。
三陽商会(8011)【拡充】
「マッキントッシュロンドン」や「ブルーレーベル」といったブランドをもち、企画・生産から小売までを一貫して手がける総合アパレルメーカーの三陽商会は、株式分割(2026年9月1日を効力発生日として1株→3株)および株主優待制度の拡充を2025年12月26日に発表しました。
その内容は、対象株数区分および長期保有特典の新設、ならびに優待品の追加です!
変更前は100株以上(株式分割前)で株主優待セールの案内が受けられるのみでした。
今回の変更により、「600株以上」「1,000株以上」「3,000株以上」の区分が新設されました(いずれも株式分割後の株式数)。
また、「1年以上」「3年以上」の長期保有特典の新設に加え、600株以上では自社商品の購入に利用できるSANYO MEMBERSHIP(SMS)ポイントももらえるようになりました。
SMSポイントは、全国の対象店舗と自社ECサイトにて1ポイント=1円で利用することができます。
株主優待セールに関しては、前回は東京のみで開催されました。
今回発表された株主優待制度の拡充においては、セールの開催地についての明確な言及はありませんでした。
これまでの実績を踏まえると、今後実施される株主優待セールについても東京のみでの開催となる可能性が高い点には注意が必要です。
今回の株主優待制度の変更は、2026年8月末時点で株主名簿に記載された株主から適用されます。
優待を受けるためには、2026年8月の権利付最終売買日2026年8月27日までに100株以上(株式分割後は300株換算)を保有する必要があります。
同社は2025年12月26日に、2025年3~11月の連結決算を発表しています。
営業利益は前年同期比70%減の4億1,500万円、純利益は同67.8%減の3億8,500万円となりました。
インバウンド需要の落ち込みや消費者の節約志向の高まりから、売上高の減少および粗利率が低下したとのことです。
2026年2月期の連結業績予想は、売上高599億円(前期比-1%)、営業利益23億円(同-15.3%)、経常利益23億6,000万円(同-16.5%)、純利益41億円(同+2.3%)となっています。
※優待獲得に必要な最低投資金額は2026年1月28日終値と優待を獲得するための最低購入株数をかけた金額です。
※掲載している画像はイメージ写真であり、実際の株主優待とは異なります。





