彼氏も彼女もプチ投資家! このように何かしらお互いに投資を楽しんでいるカップル、実は世の中に意外といるのでは? もとはどちらかが投資をしていて、パートナーの成功を目にしているうちに、自分もちょっとやってみようかな……と手を出し始める。そんなパターンも多いかもしれません。
「投資」は、扱う金融商品が何であれ、性格がよく表れるもの。カップルで投資を行って、「見えていなかったお互いの理解につながりました」ということもあれば、その反対もあることでしょう。
そのような、投資カップルならではのラブラブなとき・そうでないときのあるあるエピソードを挙げてみました。アナタの「あるよねー」はありますか?
投資カップルの “ラブラブなとき”シーン10
- どんなときでも投資話でいつも盛り上がれる。
- ケンカしても投資は別物。投資の話が仲直りのきっかけになる。
- お互いの投資テクニックを教え合える。
- 一人では踏ん切りがつかない「損切り」も、「そろそろ損切りしなよ~」「そうだね~」などとお互いを穏やかに促せる(ただしラブラブ期間でないと逆効果になることも……)。
- 儲かったら何をしたいか、“投資ドリーム”を一緒に見ることができる。
- 「へそくり」ができる。
- 含み損があっても相手を納得させやすい(「『株主優待』や『配当』がすごくいいんだ!」などの言い訳を分かってもらえる……気がする)。
- 株主優待をカップルで楽しめる=2人で楽しめる株主優待がある銘柄への投資理由になる。
- 投資に役立つかも情報を共有できる。
- パートナーの含み損を(勝手に)損切りしてあげられる(一概に正しいかどうかは言えません。するときは自己責任で!)。
投資カップルの“冷えきったとき”シーン10
- 相手が失敗した投資の話を振って機嫌を損ねてしまう。
- 「損切りできない」「極端な逆張りをする」など、自分では理解できない投資のやり方に、パートナーの好ましくない性格の一端を見てしまう。
- パートナーの「含み益」が「含み損」に変わったことが分かってしまい、期待が大きいほどがっかり感も大きくなる。
- 大きな含み損を抱えているパートナーの言い訳(「この銘柄が好きだから」「この株は損をしてもずっと持っているんだ」など)を聞かされる。
- アドバイスのつもりの「損切りしたら?」で、パートナーの機嫌を損ねてしまう。
- 親切心のつもりの「損切りしてあげようか?」でも、パートナーの機嫌をさらに損ねてしまう。
- パートナーがトータルでかなり大きな含み損を抱えていることを知り、頭に血が上る。
- 含み損を抱えるパートナーが株価を気にするたびに、神頼みしたい気分になる。
- 自分が含み損を抱えているときは、パートナーに悟られるのを避けるあまり、言動がおかしくなる場合もある(女性はウソをつくときに相手の目を見るとか……)。
- 含み損になったとき、「含み益があるうちに欲張らず利益確定しておけば、パートナーにごちそうしてあげられたのに!」などと自己嫌悪に陥る。
カップルのどちらも投資をしている場合、投資の話には触れさえしないパターンもあるかもしれません。お互いが「相手のやり方に口出しをしない」ことを前程にしているなら、それもアリでしょう。しかし、お互いどちらも上手に利益を出していけるのならば、楽しみは倍になるかもしれません。
趣味を共有できるカップルは長続きしやすいものです。万が一、2人の恋愛感情がどこかにお出かけしてしまっても、投資の話だけはいつまでも盛り上がれる。そんな関係も「いとをかし」ではないでしょうか。
沼佐 睦美
札幌生まれ札幌育ちのライター。日本の短大卒業後、アメリカの4年制大学に編入・卒業。アメリカで約5年間過ごす。以前は株中心、現在はFX中心に楽しんでいます。新しもの好き、期間限定アイテムに飛びつく習性あり。
(提供: DAILY ANDS )
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