取引先や海外からのお客さまなど、ビジネス相手とのアフター5は距離を縮めるよい機会である。このとき重要なポイントとなるのが場所の選択だ。落ち着いていながらもかしこまらないカジュアルさが必要で、「非日常感」も多少あった方が相手の記憶に残りやすい。
そこで、今回はオフィスや喫茶店よりも程よくカジュアルな雰囲気を楽しめる「BAR(以下バー)」をおすすめする。数多ある都内のバーの中から、ビジネス商談ができる場所を5つ紹介しよう。(メニュー料金は税込)
フリーフローで安心 新宿パークタワー『ピーク・バー』
西新宿に3棟並ぶ高層ビル「新宿パークタワー」、そのうちの1棟、41階にあるのが『ピーク・バー』だ。低めに落とされた照明と和紙で包まれた優しい光を放つランタン、眼下に広がる東京の夜景が高級感を醸し出す雰囲気抜群のバーだ。夜の早い時間に設定されているトワイライトタイムでは、一人5,000円でビールやワイン、カクテルなどのドリンクがフリーフローとなっている。特製のカナッペもついているので、仕事終わりに立ち寄るにはピッタリだ。
また、隣接の『ピーク・ラウンジ』では、一人6,500円でコース料理にフリードリンクがつく。食事からゆっくり楽しみたいときにもオススメだ。
ビーク・バー
東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー 東京41階
営業時間 17:00?23:30 (トワイライトタイムは19:30L.O.)
電話 03-5323-3461
http://restaurants.tokyo.park.hyatt.co.jp/pbr.html
虎ノ門ヒルズの最上階! 『ルーフトップバー』
虎ノ門ヒルズの52階にあるのは『ルーフトップバー』だ。51階のアンダース東京のフロントまで上がり、エレベーターを乗り換えると到着する。超高層ながらセミオープンのテラスがあり、東京タワーやお台場などの景色が一望できる。店内は「茶室をイメージしたカウンター」「炉を囲むソファー席」など、エリアによってコンセプトが異なり、連れて行く相手や用途に応じて選ぶことができる。
プレミアムティーや季節のフルーツなどをベースとしたオリジナルカクテルが豊富だが、日本酒やワインなども多数置いてある。カクテルは1,750円~、ワインのボトルは6,500円~と多少値が張るが、「特別な日」の演出には充分だ。
ルーフトップバー
東京都港区 虎ノ門1-23-1虎ノ門ヒルズアンダース東京52階
営業時間 日曜~木曜 17:00?24:00(食事のL.O.22:45) 金曜・土曜は25:00まで
電話 03-6830-7739(レストラン予約 9:00 ?21:00)
チャージ 窓側席利用の場合は2,000円
http://tokyo.andaz.hyatt.com/ja/hotel/dining/rooftop-bar.html
渋谷で優雅なひとときを 渋谷セルリアンタワー『坐忘(ZABOU)』
海外からの来客ということであれば、渋谷にある『坐忘』は外せない。外国人観光客にも人気がある渋谷駅前のスクランブル交差点から、徒歩5分ほどの好立地だ。禅の教えである「座して忘れる=(ゆったりと座って日常を忘れる)」という言葉が由来となった店名の通り、大きな窓の外一面に枯山水の庭園が広がる開放感あふれるラウンジ。昼間はアフタヌーンティーが楽しめ、夜はお酒が飲める。和と洋が見事に融合した空間となっている。
サンドイッチなど軽い食事が楽しめるハイティセット「ソワレ」は一人3,600円。17時以降限定のロールピザは2,160円。ドリンクは1,200円~。ホテルのロビーという少しカジュアルで人の行き来もある場所柄、相手を気張らせることなくフランクな会話ができるだろう。
坐忘
東京都渋谷区桜丘町26-1セルリアンタワー東急ホテル ロビーフロア
営業時間 10:00~22:00 (21:30 L.O.)
電話 03-3476-3439
https://www.ceruleantower-hotel.com/restaurant/zabou/
日帰り出張でも安心 日本橋『ザ パレスラウンジ』
地方から出てきたお客さまを飲みに連れて行く、というシーンもあるだろう。是非東京らしいところを紹介したいものだが、相手は夜の新幹線で帰る場合でも使えるのが、東京駅から徒歩圏にある『ザ パレスラウンジ』だ。暖炉と本棚が設けられたモダンで暖かみのあるラウンジ内は、まるで自宅のリビングのようにくつろぐことができる。シャンパンとタパスが一つずつの「プレシャスパレス」セットが2,600円、カクテルは1,750円~、ワインはボトル8,500円~となっている。ホテルの1階ロビーということですぐに帰りやすい点もポイントで、これから帰路につく相手は気兼ねなく話ができるだろう。
ザ パレスラウンジ
東京都千代田区丸の内1-1-1パレスホテル東京 1階
営業時間 10:00?24:00
電話 03-3211-5309
チャージ サービス料として10%
http://www.palacehoteltokyo.com/restaurant/the_palace_lounge.php
ビジネスマンの聖地・新橋ならここ! 『THE BER』
サラリーマンがあふれる街、新橋。飲食店やホテルの数が多い分、いざ大切なゲストを連れて行くとなると悩んでしまうエリアだ。そんな時は新橋駅と汐留駅の間にあるロイヤルパークホテル ザ 汐留の『THE BAR』なら間違いない。場所柄、昼間も商談の場として利用されることも多く、バーというより多様な使い方のできるラウンジの色が強い。カクテル1,728円~、ディナータイムの料理は1,080円~となっている。
天井が高いのが特徴で、汐留に並ぶビルのネオンを眺めることができる。同じ高さのビルが眼前にあり、「一望」ではないところが逆に落ち着くという声もあるようだ。
THE BAR
東京都港区 東新橋1-6-3ロイヤルパークホテル ザ 汐留24階
営業時間 月曜~土曜 17:00?25:00(L.O. 24:30) 日曜・祝日 17:00?22:00(L.O. 21:30)
電話 03-6253-1130
チャージ 一人500円
http://www.rph-the.co.jp/shiodome/restaurant/bar/
ビジネスのために事前に準備しておこう
以上、オススメのバーを紹介した。相手や話す内容によって使い分けることができるバーをいくつか準備しておくと、いざという時にスマートな対応ができるだろう。まずは、どのような店であるかチェックしてみてはいかがだろうか。(提供: 百計オンライン )
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