江崎グリコ <2206> グリコピア・イースト

楽しみながらお菓子の世界を体験することのできる、工場とミュージアムが融合した新しい感覚で話題を呼んでいる工場見学だ。

「ポッキーストリート」や「プリッツストリート」では、原料の混合から仕上げ・包装まで、最新鋭の機械で、おなじみのポッキーやプリッツがどのようにできるかを見学できる。また、正解率とスピードを競うクイズチャレンジツアーに参加できる「スタジアムホール」というコーナーもある。

「ミニファクトリー」は、ここだけは別途参加料が必要になるのだが、「ジャイアントポッキー」にデコレーションするのも楽しい企画だ。完成品は見学の記念や大切な人へのプレゼントに、お土産として持ち帰ることができる。

アクセスはJR北本駅からタクシーで約10分 だが、北本駅東口から循環バスを利用するのも便利だ。ツアーは1日4回。毎週金曜は休館日になっている。

バンダイ <バンダイナムコHD <7832> BANDAI HOBBY CENTER

静岡県静岡市にオープンしたホビー事業部の新たな生産拠点が「BANDAI HOBBY CENTER」だ。いわゆる「ガンプラ」が、世界最高の技術が集結されたもとに生産されている唯一の工場として、圧倒的な人気を集めている。

建物に入ると、歴代ガンダムのモデルがずらりと並んで見学者を出迎えてくれる。90分間のツアーでは、次世代のガンプラを考案している「ガンプラの頭脳」の3階フロアを訪問し、試作パーツを作る光造形室や成型工場を見学することができる。

申し込みの受付はサイトの見学受付フォームからのみで、電話などでの受付は一切できない。第184回の見学日は2016年11月25日の金曜日で、10月23日の日曜日には受付が締め切らえる。なんといっても応募倍率が30倍という超人気ぶりなのだが、まずは挑戦してみる価値がありそうだ。

日清食品 <日清食品HD 2897> カップヌードルミュージアム

2011年にオープンしたこのミュージアムでは、世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」や、「カップヌードル」などについての知識を学びながら、様々な体験を楽しむことができる。「チキンラーメン」を手作りできる工房では、小麦粉をこね、のばし、蒸したあとに味付けをし、「瞬間油熱乾燥法」で乾燥するまでの工程を楽しめる。

「マイカップヌードルファクトリー」では、自分でデザインしたカップに、4種類の中から好みのスープと、12種類の具材の中から4つのトッピングを選び、オリジナルの「カップヌードル」を作ることができる。また、自分自身が「麺」になって「カップヌードル」の生産工程を体感できるというアスレチック施設があったりもする。

アクセスはみなとみらい線の「みなとみらい駅」または「馬車道駅」から徒歩8分。入館料は大人500円、高校生以下無料で、様々な特典の付いた年間パスポートというのもある。アトラクションによっては有料だったり予約が要ったり、さらには年齢や身長の制限があったりもするので、あらかじめネットで確認しておく必要があるだろう。火曜日は休館日で、祝日の場合には翌日が休館日になっている。 (ZUU online 編集部)