本記事は、本田 健氏の著書『happy moneyを引き寄せる7つの法則』(フォレスト出版)の中から一部を抜粋・編集しています。

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(画像=photobyphotoboy/stock.adobe.com)

「お金を持つ人=悪い人」という誤解

「お金持ちは、冷たい」
「お金持ちは、ずるいことをしている」
「お金持ちは、貧しい人を搾さく取しゅしている」
こうした信念を持っている人も、多くいます。
確かに、悪いお金持ちも存在します。不正な方法で財を築いた人もいます。
ですが、すべてのお金持ちが悪い人ではありません。
むしろ、多くのお金持ちは、社会に大きな貢献をしています。
雇用を生み出し、税金を納め、慈善活動をし、イノベーションを起こし、文化を支えています。
ビル・ゲイツは、マイクロソフトで財を築きましたが、その富の大半を慈善事業に捧げています。マラリアや貧困と戦うために、何兆円もの資金を提供しています。
ウォーレン・バフェットも、自分の財産の99%以上を寄付すると公言しています。

彼らは、悪い人でしょうか。
「お金持ち=悪い人」という信念は、単純化された思い込みです。
そして、この信念を持っている限り、あなたは豊かになれません。
なぜなら、潜在意識が「お金持ちになりたくない」と抵抗するからです。
「悪い人になりたくない」という思いが、豊かさをブロックするのです。

この信念を手放すためには、幸せで素敵なお金持ちの実例を集めてください。
世界的な大金持ちでなくても、ごく身近な、あなたが尊敬する人の中で、経済的に成功していて幸せな人はいませんか。
その人たちは、悪い人でしょうか。
きっと、そうではないはずです。
お金持ちにも、良い人も悪い人もいます。貧しい人にも、良い人も悪い人もいます。
お金がどれだけあるかと、人間性には、直接の因果関係はないのです。

欠乏意識を生む「頑張らないとダメ」という呪文

「苦労しなければ、お金は稼げない」
「楽して稼ぐのは、悪いことだ」
「汗水たらして働いてこそ、価値がある」

こうした信念も、多くの人が持っているのではないでしょうか。
勤勉さは、美徳ですし、努力することは、素敵なことです。
でも、「苦労しなければならない」という信念は、あなたを縛ります。
この観念を持っている人は、楽しく、軽やかに稼ぐことを、自分に許せません。
たとえ、簡単に大きな収入を得るチャンスがあっても、無意識に避けてしまいます。

「楽に稼いでいいのだろうか」という罪悪感が邪魔するのです。
そして、わざわざ困難な道を選んだり、お金に対して抵抗します。
豊かな人の多くは、「苦労して稼ぐ」という考え方を持っていません。むしろ、「どうすれば、もっと楽に、効率的に、喜びとともに稼げるか」を考えています。
お金は、苦労の量に比例しません。あなたが提供する価値に比例するのです。
一日中、重い荷物を運ぶ労働者よりも、一瞬で多くの人に価値を提供するアーティストやクリエイターのほうが、高収入であることがあります。
それは、不公平ではありません。提供している価値の違いなのです。
「頑張らないとダメ」という呪文を手放してください。
その代わりに、こう言ってください。

「私は、喜びとともに、豊かになることを許します」
「私は、楽に、軽やかに、価値を提供できます」
「私は、努力することも、楽しむことも、両方できます」

苦労は、必須条件ではありません。
喜びとともに豊かになることを、自分に許してください。

「お金を持つと嫌われる」という恐れを手放す

「お金持ちになったら、友達に嫉妬されるかもしれない」
「豊かになったら、家族に嫌われる」
「成功したら、一人ぼっちになってしまう」
こういう恐れを抱く人がいます。そして、それは、非常に強力です。
人間は、社会的な生き物です。所属と承認要求は、誰しもあります。
「嫌われる」「孤立する」と生存にかかわるので、恐れも非常に深いのです。この恐れが、無意識のうちに、豊かさをブロックすることになります。
「お金持ちになって、友達を失うくらいなら、貧しいままでいいや」
潜在意識は、そう判断してしまうのです。

実際、お金を持つことで、人間関係が変わることはよくあります。
まわりの人に、嫉妬されることもあるでしょう。
お金目当てで近づいてくる人も、結構な割合で出てきます。
親しかった友人が、あなたと距離を置くようになることもあるかもしれません。
それは悪いことでしょうか。もし、あなたの成功を妬む友人がいるなら、その人は真の友人でしょうか。
本当の友人なら、あなたの成功を祝福してくれ、一緒に喜んでくれるはずです。
そういう視点で考えると、お金は、人間関係のフィルターになります。お金を持つことで、本物の関係と、偽物の関係がはっきりするのではないでしょうか?
そして、本物の人間関係だけが残ります。
これは、ラッキーなことだと言えるかもしれません。あなたにとってベストでない人は離れていくのですから。
また、新しい人間関係も生まれます。
あなたが豊かになることで、同じレベルの人々と出会えるようになります。刺激的で、応援し合える仲間とも出会えるでしょう。
今の関係がなくなることを恐れるのではなく、こう考えてみましょう。

「私が豊かになることで、本物の人間関係だけが残る。さらに、新しいすばらしい出会いがやってくる!!」

お金を持つことで、嫌われるのではありません。
お金を持つことで、自分にふさわしい人々との関係が明確になるだけのことです。

happy moneyを引き寄せる7つの法則
本田 健(ほんだ・けん)
作家。神戸生まれ。経営コンサルタント。
日本を代表する自己啓発作家で、「お金と幸せ」「ライフワーク」「生きがい」「才能」など、人の人生を根底から豊かにするテーマを一貫して探求し続けてきている。2001年のデビュー以来、累計発行部数は世界でもうすぐ900万部を超える。
代表作『ユダヤ人大富豪の教え』『happy Money』は、日本だけでなく世界中に広がり、北米・欧州・アジア・中南米、インドなど48言語で刊行されている。特に『happy money』は「お金にありがとうと言える生き方」をテーマに、お金と心の関係をスピリチュアルと心理学の両面から解き明かし、世界中にファンがいる。これまでに、ロンドン、シンガポール、ヘルシンキ、ニューヨーク、ニューデリー、ブリスベン、上海、クアラルンプール、マニラなど、数千人規模のイベントにて英語で講演している。
2026年からは、海外に拠点を移して、世界中で、講演、セミナー、執筆を行なう。

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