本記事は、本田 健氏の著書『happy moneyを引き寄せる7つの法則』(フォレスト出版)の中から一部を抜粋・編集しています。

happy moneyを引き寄せる7つの法則
(画像=Limitless_Visions/stock.adobe.com)

AIが変える、お金の意味

AIが変えるのは、「仕事」ではなく「お金の意味」

私たちは今、歴史的な転換点に立っています。
人工知能(AI)の進化によって、世界は急速に変わりつつあります。
多くの人が、不安を抱いています。
「AIに仕事を奪われるのではないか」
「人間の価値がなくなるのではないか」

「お金を稼ぐことができなくなるのではないか」
確かに、AIは多くの仕事を代替するでしょう。
データ入力、簡単な翻訳、定型的な分析、ルーティンワーク。これらの多くは、AIのほうが速く、正確に、安くこなせます。
AIが変えるのは、「仕事の内容」だけではありません。「お金の意味」そのものを変えるのです。
これまでの時代、普通の人にとっては、お金は主に「労働の対価」でした。
時間を売り、肉体を使い、スキルを提供する。その対価として、お金をもらう。それが、これまでのお金との関係だったのではないでしょうか。
ですが、AIの時代には、この公式が大きく変わります。
単純な労働、反復的な作業、データ処理。これらは、AIが担うようになります。

では、人間は何で価値を生み出すのか。何でお金を稼ぐのか。
答えは、「人間にしかできないこと」です。
創造性、共感、直感、つながり、愛、信頼、感謝。
これらは、AIにはできません。
そして、これらこそが、これからの時代の「富の源泉」になるのです。
興味深いことに、7つの法則── 感謝、与える、信頼、直感、愛と調和、癒し、そして人間性── は、すべて「人間にしかできないこと」です。
世界最高の音楽やアートをつくらなくても、みんながいいなと思って、お互いをサポートするようなイメージです。それで、みんなの生活が成り立っていったとしたら、楽しい世界だと思いませんか?
AI時代にこそ、楽しくお金を流通させるhappy moneyの法則が、最も重要になるのです。

機械にはできない“感謝・愛・信頼”が最大の資産

AIは、膨大なデータを処理できる。
AIは、複雑な計算を瞬時に行なえる。
AIは、パターンを認識し、予測できる。
でも、AIにできないことがあります。

AIにできないこと

  • 本当の意味で「感謝」を感じること。
  • 心から「愛」を表現すること。
  • 深い「信頼」関係を築くこと。
  • 魂の奥底から湧き上がる「直感」を持つこと。
  • 他者の痛みに「共感」すること。
  • 創造的な「アート」を生み出すこと(模倣はできても、真の創造はできない)
  • 人生の意味や目的について、深く「哲学」すること。

これらは、すべて人間の特性です。
そして、これらこそが、AI時代における「最大の資産」になります。

例えば、カウンセリングやセラピーの仕事を考えてみてください。
AIは、データに基づいたアドバイスを提供できます。
「あなたの症状には、このような対処法があります」といったことです。
でも、AIは、クライアントの目を見て、涙を流しながら話を聞くことはできません。手を握って、「大丈夫、あなたは一人じゃない」と伝えることはできません。
この「人間の温かさ」が、真の癒しを生むのです。

人々は、この温かさに対して、喜んでお金を払います。
例えば、料理人の仕事を考えてみてください。
AIロボットは、レシピどおりに正確に料理をつくれます。味も、安定しています。
母親が子どもの好みを知り尽くした上で、愛情を込めてつくる料理と、ロボットがつくる料理。
どちらに、価値があるでしょうか。
味は同じでも、エネルギーが違うのです。
愛情を込めてつくられた料理には、「愛のエネルギー」が宿っています。そして、人々は、そのエネルギーを感じ取ります。

AI時代において、技術的なスキルだけでは、差別化できなくなります。なぜなら、AIも同じことができるからです。
ですが、感謝、愛、信頼、共感、直感。これらの「人間的な資質」は、決して代替できません。
こういう資質を持っている人こそが、AI時代に豊かになるのです。

happy moneyを引き寄せる7つの法則
本田 健(ほんだ・けん)
作家。神戸生まれ。経営コンサルタント。
日本を代表する自己啓発作家で、「お金と幸せ」「ライフワーク」「生きがい」「才能」など、人の人生を根底から豊かにするテーマを一貫して探求し続けてきている。2001年のデビュー以来、累計発行部数は世界でもうすぐ900万部を超える。
代表作『ユダヤ人大富豪の教え』『happy Money』は、日本だけでなく世界中に広がり、北米・欧州・アジア・中南米、インドなど48言語で刊行されている。特に『happy money』は「お金にありがとうと言える生き方」をテーマに、お金と心の関係をスピリチュアルと心理学の両面から解き明かし、世界中にファンがいる。これまでに、ロンドン、シンガポール、ヘルシンキ、ニューヨーク、ニューデリー、ブリスベン、上海、クアラルンプール、マニラなど、数千人規模のイベントにて英語で講演している。
2026年からは、海外に拠点を移して、世界中で、講演、セミナー、執筆を行なう。

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